なぜイヤイヤ期に「イヤ」と言うの?

では、なぜイヤイヤ期に「イヤ」ばかり言うのでしょうか。「イヤ」としか言わないのでパパやママは困りますね・・・。

イヤイヤ期はいつからいつまで?原因と対処法11選を解説します!
(画像=『Lovely』より引用)

やはり1番はまだまだ言葉が未発達なので自分の気持ちをうまく伝えられないからです。また年齢が上がってくるとお着替えやお片付けなどできるようになってほしいからしつけをしますが、まだまだ甘えたい気持ちもあって反発したり、単純にやりたくない時やいちいち言われるのが嫌なのもあります。「今やろうと思ってたのに!!」と宿題をなかなかやらない小学生の気持ちですね。だいぶできることが増えてくると子どもは自信をもってすこし難しいことにもチャレンジしようとします。そこでパパやママが「まだ無理よ」と言うと「できるのに!!」と言う気持ちが湧いてきて「イヤ」となりやすいです。眠い!お腹すいた!体調不良などの不快な症状が現れると感情のコントロールが未熟なので何に対しても「イヤ」となってしまいます。ぐんと成長する時期なので心と体の発のバランスが取れないことへのイライラが「イヤ」という言葉になって現れるのですね。

イヤイヤ期はいつからいつまで?原因と対処法11選を解説します!
(画像=『Lovely』より引用)

いつからいつまで続くの?イヤイヤ期(1歳)

先程もお伝えしましたが実は反抗期は生後6か月から始まっています。それが1歳になり自分で身動きがとれ言葉が出てくると「イヤ」と言ったり気に入らないと部屋の隅っこに行ってすねてみたり、走ってどこかへ行ったりといった行動になります。

イヤイヤ期対処法①

乳児の頃はママにべったりだった赤ちゃん。まさに一心同体だった赤ちゃんとママですが、1歳になってくるとママと自分は違う人間なんだと気づいてきます。ママの傍でしか遊ばなかった子がお友達と遊んだり、食事のお世話をしてもらっていたのが自分で食べるようになったりママから自立していきます。その過程で出来ないことやダメな事に対してママが口出しするのが自分自身で決めたいという思いが出てくるのが1歳頃の子どもには許せないのです。それがイヤイヤ期と言われる「第一次反抗期」の始まりです。とはいえ1歳ならまだ抱っこしてその場を離れたりと気をそらすことが出来ますし、言葉を覚えたばかりの子どもが「イヤ」と言うのもなんだか可愛くてパパやママも気持ちに余裕があります。1歳のイヤイヤ期はまだまだ可愛いものですが、こういった気持ちの葛藤があることを理解してあげることで2歳のイヤイヤ期を気持ちに余裕を持って迎えられると思います。

いつからいつまで続くの?イヤイヤ期(2歳)

1歳頃のイヤイヤ期とは違い魔の2歳児のイヤイヤ期はひどいです。1歳のイヤイヤ期が可愛く懐かしく思うほどです。もう1日に何回「イヤ」と言うのか・・・何をするのも「イヤ」から始まり泣き叫びジタバタ。もう、パパやママもぐったりしてきますね。2歳児はトイレトレーニングが始まったりする中でのイヤイヤイ期ですからね。パパやママもイライラがピークに達してひどい言葉もついつい出てしまいます。子育ての中で1番大変な時期です。

イヤイヤ期対処法②

2歳児は、脳の欲求をコントロールする分野(前頭前野)がまだ未発達で、思い通りにならないことが起こるとそのことがストレスになってしまうのです。2歳のイヤイヤ期がひどいのは欲求不満へのストレスを発散させるためです。2歳で自分の欲求をすべて吐き出して、色々な事を学びます。イヤイヤ期は自分の気持ちや行動をコントロールできるようになるために、子どもにとってはとっても重要な成長過程です。ここは、パパやママも成長するための試練だと思って頑張りましょう!