東アフリカ最大級のスラム街、キベラ。
妊産婦の死亡率が日本のおよそ68倍にも上るこの地では、女性や子どもたちが我々の想像を上回る過酷な環境で生活をしています。

今回は、そんなアフリカのスラム街を支援すべく誕生したエシカルアパレルブランド『SHIFT 80』を紹介します。

『SHIFT 80』Africa×Japanのエシカルファッションブランドからおすすめを厳選
(画像=shift80.jp P・Hより引用)

アフリカのスラム街キベラと『SHIFT 80』について

ケニアの首都、ナイロビの南部に位置し、推定人口100万人が生活するキベラ地区。

ナイロビの人口の過半数を占めるこの地区は、世界でも有数の巨大スラム街です。

『SHIFT 80』Africa×Japanのエシカルファッションブランドからおすすめを厳選
(画像=shift80.jp P・Hより引用)

貧困、劣悪な衛生環境、強盗・殺人・レイプなどの犯罪の多さ、妊産婦や乳児死亡率の高さなど、深刻な問題を抱えるキベラでは、若い女性や子どもが生活のために性産業で働くことは珍しくなく、生理用品を購入するために売春をする少女が数多く存在します。

『SHIFT 80』Africa×Japanのエシカルファッションブランドからおすすめを厳選
(画像=stock.adobe.com P・Hより引用)

貧窮のため児童労働をせざるを得ない状況で、教育を受けられない孤児やストリートチルドレンが多く、中には親から虐待を受ける子どもたちも。

『SHIFT 80』は、そんなキベラの女性や子どもたちをサポートするためにスタートしたエシカルファッションブランドです。

『SHIFT 80』Africa×Japanのエシカルファッションブランドからおすすめを厳選
(画像=shift80.jp P・Hより引用)

ブランド理念として”あなたと世界をシフトする”を掲げる『SHIFT 80』では、売上のうち、分配可能な利益の80%をキベラにシェア。

購入商品のタグについているQRコードを読み込むと、購入者自らが寄付先を投票でき、その結果に応じて配分されるシステムになっています。

『SHIFT 80』Africa×Japanのエシカルファッションブランドからおすすめを厳選
(画像=shift80.jp P・Hより引用)

さらに、自然環境に配慮したものづくりを目指す『SHIFT 80』では、従来の”大量生産→大量廃棄”ではなく、受注生産方式を取り入れた適正量の生産を行うほか、アイテムの回収や再利用プログラムの実施、廃棄素材・循環素材・低負担素材の使用など、さまざまな取り組みに挑戦しています。

『SHIFT 80』Africa×Japanのエシカルファッションブランドからおすすめを厳選
(画像=shift80.jp P・Hより引用)

『SHIFT 80』おすすめアイテム3選

バブルワックス ロングドレスシャツ

『SHIFT 80』Africa×Japanのエシカルファッションブランドからおすすめを厳選
(画像=shift80.jp P・Hより引用)

カラー :PINK-PATTERN / BLUE-PATTERN
販売価格:27,500円(税込)

1846年オランダ創業のテキスタイルメーカー「VLISCO」社のアフリカンファブリックを使用したロングシャツワンピース。

生地は高級綿100%で作られており、柔らかく丈夫でありながらも軽やかな着心地が特徴です。

バブルプリントのパターンはワックスで覆われた布を砕き、染料に浸すことで生まれるため、同じ模様は二つとないのだとか。

『SHIFT 80』Africa×Japanのエシカルファッションブランドからおすすめを厳選
(画像=shift80.jp P・Hより引用)

一枚でさらっと着ても、ボタンをあけて羽織ってもキマる「バブルワックス ロングドレスシャツ」は、レギンスやパンツと合わせたレイヤードコーデにもおすすめ。 着回し抜群なのでデイリー使いにも◎。オールシーズン活躍してくれる一着です。