関東有数の牧場として知られるマザー牧場。実はこの土地は、東京タワー建設のために用意した候補地だったのだとか。貧しい農家だった創業者は亡き母に捧げるという意味をこめて「マザー牧場」という名前で開園したのだそうです。今ではこの広大な牧場は「花と緑と動物、そして人間のふれあい」というテーマのもと多くの人たちを楽しませてくれる一大観光牧場。ただし……牧場といっても侮るなかれ!その楽しさは一日中たっぷり使って堪能するべきほどの魅力が満載です!

マザー牧場でぜったい体験してほしい3つのテーマ!

大人も子どもも楽しめる!壮大なスケールを体感できるマザー牧場
(画像=トラベルライター トリップノートより引用)

[1]ファームツアー

まずはずせないのは、なんと言っても「ファームツアー」。広大な園内をトラクターバスに乗って一時間かけて巡るツアー。ただこのツアーは一時間に2本くらいしか走ってないので予約が必要。入園してすぐのところに予約ブースがあるので早めに予約を入れておきましょう。

ツアーでは、ガイドのお姉さんのお話を聞きながら厩舎を回ったり、バスから降りて羊やヤギやアルパカなどと触れ合うこともできます。日本に3頭しかいない珍しい牛がいたり、お姉さんのお話もとっても興味深くタメになりますが、エサをほしがってついてくる動物たちのかわいいこと!

大人も子どもも楽しめる!壮大なスケールを体感できるマザー牧場
(画像=トラベルライター トリップノートより引用)
大人も子どもも楽しめる!壮大なスケールを体感できるマザー牧場
(画像=トラベルライター トリップノートより引用)

そしてそのツアーの中で注目すべきは牧羊犬!とっても賢い牧羊犬は、のんびり放牧されている羊の群れを、上手に誘導し柵の中へ入れたり、にらみを利かせて羊たちの行くべき方向へ誘導したりと、それはそれは感心するほど賢く、必見です。

[2]乳搾り体験

大人も子どもも楽しめる!壮大なスケールを体感できるマザー牧場
(画像=トラベルライター トリップノートより引用)

牧場といえば乳搾り!これもなかなか普段では体験のできないことです。いまどき手絞りでミルクをとるって見かけないですよね?

この乳搾りも一日4回程度しかやっていないので、時間をうまく調整して「うしの牧場」の方へ行ってみましょう。最初は牛の大きさにびっくりしますが、結構小さい子から大人まで並んでもやっています。

牧場内の売店では、このお乳から作ったソフトクリームやラスクなどを販売しています。どれもクセがなく食べやすいのが特徴です。特にサックサクのラスクはおみやげ人気ランキング第1位の人気商品です。

ちなみにスカイレストランの一階にあるフードスタンドでは「ミルクラーメン」なるものがあります。

えぇっ!!と思った方もいるでしょうが、カルボナーラのさっぱり版とでもいうのでしょうか。スキー場で食べたくなるカレーライス。マザー牧場で食べたくなるミルクラーメン。これ、意外とイケます。

大人も子どもも楽しめる!壮大なスケールを体感できるマザー牧場
(画像=トラベルライター トリップノートより引用)

[3]季節の花

マザー牧場といえば菜の花のイメージがありますが、6月~10月ころまでは桃色吐息という何とも古風な名前の花が一面に咲き誇るのです。ペチュニアというピンクの花ですが、近くで見てもとっても可愛らしい。それが牧場のなだらかな斜面いっぱいに咲くのですから圧巻です。周りの山々の緑とのコントラストがまた美しいのです。

こんな広大な景色の中で、カップルやファミリーも癒され、とても心地よい休日が過ごせそう。

大人も子どもも楽しめる!壮大なスケールを体感できるマザー牧場
(画像=トラベルライター トリップノートより引用)