兵庫県で支援制度のあるおすすめ自治体3選

兵庫県で田舎暮らし!おすすめの自治体や支援制度について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

兵庫県では各自治体ごとに移住支援制度を実施しています。兵庫県全域では、「お試し移住制度」を行う自治体が多く存在します。実際に暮らすことで、そのエリアの良い面、悪い面を感じ取れるため、移住前にはぜひ利用してほしい制度です。お試し移住を実施している自治体は、神戸市、宝塚市、川西市、高砂市、加西市、姫路市、神河町、相生市、たつの市、赤穂市、豊岡市、洲本市、淡路市です。検討中のエリアがある場合は、各自治体のホームぺージで詳細をご確認ください。

それではここからは、編集部おすすめの自治体を3つご紹介していきます。兵庫県で、快適な田舎暮らしを送りたい方は、ぜひ参考にされてください。

神河町

神河町は、兵庫県の中央部にあるまちです。澄み渡った空気と美味しい水が魅力的で、大阪・神戸などにも1時間半でアクセスできる利便性の高いまちです。地域一帯の医療を担っている「公立神崎総合病院」があり、医療や保健、福祉も充実しています。また、「かみかわちょう子育て応援アプリ」をリリースするなど、子育て世帯も住みやすい環境となっています。そんな神河町では、若者世帯を対象とした支援が多くあります。

たとえば、「若者世帯家賃低廉化事業」では、定額所得者である若者世帯が安心して賃貸住宅に住めるサポートを行っています。対象者は、新婚世帯や夫婦の満年齢の合計が80歳未満の方です。

また、新婚世帯や子育て世帯を対象に、家賃を最大2万円まで補助する制度「若者世帯向け家賃補助事業」も実施しています。

神河町では、若い世代で経済的に余裕がなく移住に踏み込めないといった方の背中を押してくれる支援が揃っています。これから子育てしていく環境としてもぴったりなまちです。

宍粟市

宍粟市(しそう市)は、兵庫県の中西部に位置するまちです。兵庫県内で2番目に大きな面積を有しており、琵琶湖とほとんど同じ広さと言われています。西日本有数の紅葉スポットでもある「もみじ山」をはじめ、川や滝などもあり、大自然に囲まれた田舎暮らしが実現するまちです。日本酒の発祥地としても知られる宍粟市には、酒や味噌といった発酵食品の文化が根付いています。そんな宍粟市では、田舎暮らしならではの支援が充実しています。

宍粟市が実施する支援で特徴的なのは「新規就農・定住促進事業奨励金」です。これは、「農業がしたい」と検討中の方を対象とした制度で、農機具の購入費やリース料、農業用施設の設置費用を助成するものです。対象となる経費の10分の10以内で上限100万円までとされています。

ほかにも、農ある暮らしをはじめたい方を対象に、「農地制度の紹介」を行っています。新たに就農する場合にかかる農地法の規制を緩和し、農地を取得しやすい環境をサポートしてくれます。宍粟市の空き家バンクの登録物件とセットで適用されます。

兵庫県の田舎で、新たに農業を始めたい方にぴったりな移住先ではないでしょうか。

尼崎市

上記のおすすめの田舎でもご紹介した尼崎市は移住支援制度も充実しています。尼崎市で、「カフェやサロンを開きたい」「新しい事業を始めたい」といった方に魅力的な支援があります。市場や商店街の空き店舗を活用して、新たに開業する方に向けた「空き店舗活用支援事業」です。商業者には、1年目50万円、2年目25万円の補助金が支給、創業者には1年目75万円、2年目50万円、3年目25万円が支給されます。

「尼崎市で新しくスタートしたい!」「尼崎市を盛り上げたい!」と検討中の方は、ぜひ利用してください。

まとめ

「田舎暮らし」といえば移住希望地として名前が多く上がるほど人気の兵庫県。どのエリアに住んでも、田舎と都市部のバランスがほどよく調和されているため、都心部からの移住でも馴染みやすいのではないでしょうか。ただ、移住前には実際に訪れるなどして、自分の目でそのエリアについて知ることも重要です。兵庫県には魅力的な支援制度もたくさんあるので、事前調査をしっかり行ったうえで活用してくださいね。素敵な兵庫暮らしを応援します。


提供・移住支援.com

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