3.犬のシャンプーの頻度はどれくらいが適切?

シャンプーは月1~2回が適切です。皮脂や汚れを放置するとニオイの原因になるばかりか、皮膚病を引き起こす原因に。

また、シャンプーのしすぎも避けましょう。シャンプーをしすぎると乾燥し、肌荒れを起こしてしまいます。皮膚トラブルを患っている場合はシャンプー剤の選択も含めて、かかりつけの獣医師にご相談ください。

4.犬のシャンプーが必要な理由

犬のシャンプーを上手にする方法や頻度をトリマーが伝授!シャンプーは必要?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

ニオイや衛生面はもちろん皮膚病を発症させないためにも、シャンプーは必要です。
古い皮脂や汚れを放置するとニオイの原因になってしまうだけでなく、皮膚病を引き起こす原因に。そして、お散歩中についたノミやダニも皮膚病の原因になります。

自宅でシャンプーをすることが難しい場合もトリミングサロンや動物病院を上手く利用して必ずシャンプーはしてあげましょう。適切なケアで愛犬を清潔にしてあげましょう。シャンプーやドライヤーをする際は体をくまなく触ったり観察することができるので、病気の早期発見や体調の変化に気付くきっかけになる場合もあります。

5.犬のシャンプーをしすぎるのはNGな理由は?

犬のシャンプーを上手にする方法や頻度をトリマーが伝授!シャンプーは必要?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

健康な犬の皮膚には、細菌や真菌の侵入を防ぐバリア機能があります。
シャンプーをしすぎるとこのバリア機能が低下。皮膚はカサカサと乾燥し、細菌や日光などの外的刺激を受けやすくなります。かゆみや炎症を起こしやすくなり、皮膚病になることも。肌が敏感になっている時は、シャンプー剤を使わずにぬるま湯で洗ってあげましょう。低刺激のシャンプーもおすすめです。

シャンプーやドライヤーの後は皮膚が乾燥するので、保湿をしてあげることも大切です。かゆみが強い・炎症が見られる場合は、早めにかかりつけの獣医師にご相談ください。

6.まとめ

シャンプーをする時は、お風呂場や脱衣所の温度も気になります。
犬は体温調節が苦手な動物ですから、濡れたままの状態では体温が奪われてしまいます。シャンプー剤の中には5分置いてから流すタイプもありますが、寒い季節にお風呂場で待たせるのは危険。浴室暖房や小型の電気ストーブで、事前に暖めておくと安心です。

また、逆に浴室の温度が上がりすぎないようにも注意が必要。
つい、シャンプーに夢中になってしまいがちですが、愛犬の様子をしっかり観察し負担を軽減できるようにしましょう。シャンプーが苦手な犬は少なくありません。無理をしていきなりシャンプーをせずに、足先などから少しずつ慣らしてあげることも必要です。

終わった後には褒めたり、大好きなごほうびをあげたりして、シャンプーを苦手と思わないようにしていきましょう。


提供・犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)

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