エコ、環境配慮…スタバの企業姿勢を、「緑」で体現
リサイクル素材で作られたコースター。資源節約を推進するためにグリーンなタンブラーも登場
このフェアは、ビジュアル的に緑の商品を売るだけではないことがわかりました。6月は「HAPPY MY CUP(ハッピーマイカップ)」と題し、タンブラーやリユーザブルカップでドリンクを注文すると、資源節約のお礼として55円オフになるというキャンペーンを実施しています。
また、環境配慮の一環としてプラントベース(植物性食材を使った)商品を続々投入。植物性という側面からもグリーン推進を実践していることがわかりました。
スタバは「リソースポジティブカンパニー」というコンセプトを明確にした企業姿勢を表明しています。スターバックスでの体験を楽しみながら、さりげなく地球のことを想える(=グリーン)ような提案が随所に満ち溢れているので、店舗ごとの取り組みを探してみるのも面白そうです。さてさて、緑フードの実食に戻りましょう。
抹茶へのこだわりも、グリーンだった
グリーンなフードたち。中でも「抹茶」を使ったスイーツが豊富
メニューに使われている「抹茶」は、スタバのコーヒー豆かすをリサイクルした「たい肥」を使用して栽培されています。
この抹茶と、プラントベースフードである「アーモンドミルク」を使って作られたケーキ「アーモンドミルクの抹茶ムース」(485円)は、今の時代に寄り添うコンセプトでありながら味への妥協はなく、抹茶の香りや口どけ感は記憶に残るほど個性的なおいしさです。
アーモンドミルクの抹茶ムース 485円
そしてカロリーも360kcalと、ケーキの中では控えめでヘルシーな存在。環境への配慮も実体験しながら健康面でもケアすることができて、まさにいいとこ尽くしだなあと思いました。
スタバのグリーンに対する取り組みは一過性のものではなく、経営基盤の中で積み上げられたものですから、この機会を良いきっかけにして、楽しくおいしい学びにしてみるのも良いのではないでしょうか。
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<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ> スギアカツキ 食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
提供・女子SPA!
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