疲れやストレスが溜まり、「今日は仕事を休んでしまいたい!」と思ったことのある人は多いでしょう。しかし、実際に仕事を休むには大きな勇気がいるものです。今回は、すぐに仕事を休む人の特徴を紹介します。周りからの信頼を失う怖さや、どう改善すればいいかにも触れていきます。
すぐに仕事を休む人の特徴5選
さっそく、すぐに仕事を休む人の特徴をチェックしていきましょう。
例え今仕事を休みがちでなくとも、自分に当てはまる項目があれば注意が必要です。
1.疲れやすい
元々疲れやすい体質の場合、仕事で体力を削られすぎてしまいます。
頑張ろうと思っても集中できなかったり、朝起きられず遅刻したり、業務に影響が出ることも多くなるでしょう。
日々「つらい」「休みたい」と思い続けることが増え、気持ちが続かなくて急に仕事を休んでしまいかねません。
ストレッチやヨガなど手軽にできる運動を取り入れて体力づくりをしたり、栄養バランスに気をつけた食事をしたりして、体の調子を整えていきましょう。
2.睡眠時間が定まらない
睡眠時間が定まらないと、体に疲れが残りやすくなります。
人付き合いが多くて夜遅くまで出歩いていたり、つい趣味に夢中になって夜更かししていたりすると、翌日すっきり起きられません。
寝坊してそのまま仕事を休むなど、突発的な欠勤も増えてしまいます。
反対に、シフト制のような不定期な仕事であったとしても、1日あたり7~8時間しっかり寝ていれば問題ありません。
自分の睡眠習慣を見直し、心と体が疲れているときこそ長めに寝れるよう工夫していきましょう。
3.職場での人間関係にストレスがある
職場での人間関係にストレスがある場合、「行きたくない」という気持ちが勝ってしまいます。
仕事が忙しいだけで休もうとする人は少ないものの、いじめ・陰口・パワハラ・セクハラなど人間関係でのトラブルが重なると、心に大きな負荷がかかってしまうでしょう。
仕事を休むことで周りに迷惑がかかると分かっていても、つい自分を優先してしまいたくなる瞬間が訪れます。
快適に働くためには快適な人間関係こそが、欠かせないと分かります。
4.「どうにかなるだろう」と楽観視している
仕事を休んでも「どうにかなるだろう」という気持ちがはたらき、深刻に受け止めていない場合は要注意です。
確かに、絶対に自分でなければいけない仕事がない日であれば、休んでも問題ないと考えてしまうかもしれません。
しかし、その日のルーティンワークを誰かが肩代わりしたり、速やかな仕事ができず停滞したり、少なからず周りへの影響は出るものです。
「どうにかなるだろう」と軽い気持ちで仕事を休み、結果として周りからの信頼を損なう可能性も出てきます。
少なくとも自分に任された仕事だけはきちんと進められるよう、責任感を持つことが大切です。
5.周りからのサポートがあって当然だと思っている
周りからのサポートがあって当然だという、自己中心的な考え方が根本にあると、すぐに仕事を休みやすくなります。
「困ったときはお互い様」という言葉がある通り、誰かが困っているときはお互い助け合うことが大切です。
しかし、それに甘えて周りに頼る回数が増えすぎると、チームメンバーとして対等な働きをすることはできないでしょう。
いわゆる「お荷物」として見られることが増え、周りから冷たい視線を向けられる可能性も出てきます。
仕事を休むことで本当にメリットがあるのか、冷静に判断していく必要があります。
すぐに仕事を休むことで生じる怖さ
次は、すぐに仕事を休むことで生じる怖さを確認していきましょう。
休みたいと思ったときに以下の項目を思い出せれば、自分にブレーキをかけられるかもしれません。
上司や同僚から信頼されなくなる
すぐに仕事を休んでしまうと、上司や同僚からの信頼をなくし、チームメンバーとして認めてもらえなくなります。
「どうせすぐに休んでしまうから」というレッテルを貼られ、社内での立ち位置も危うくなっていくでしょう。
場合によっては嫌われてしまうこともあり、冷遇されるリスクが増していきます。
相手も自分自身も嫌な思いをする可能性があるため、仕方のない理由がない限り、仕事を休むことはデメリットでしかないと分かります。
重要な仕事を任されなくなる
すぐに仕事を休む人に、重要な仕事を任せることはできません。
そのため、単純なルーティンワークしか任されなくなり、仕事のやりがいを失ってしまいます。
やりたい仕事や興味のあるプロジェクトがあって立候補しても、意見が通ることは少ないです。
加えて、勤続年数が長くなっても業務スキルが身につかず、今後の昇進・昇給や転職時に不利なことも増えるでしょう。
なんのために仕事をしているか分からなくなってしまうため、特に注意したいポイントです。
人事評価や賞与査定に影響する
欠勤・早退・遅刻の多さは、人事評価や賞与査定に影響します。
また、すぐに仕事を休む人をマネージャーとして成長させることはできず、いつまでも部下や後輩の教育係になれません。
当然、出世や昇進の機会は遠のいていくでしょう。
年収が大きく下がることもあり、生活に影響して困ってしまうことも増えていきます。
仕事で高い評価を得られれば金額面にも反映されるため、自分を守るためにもきちんとした勤務態度を貫くことが肝心です。