四国の松島と称される景勝地・水床湾や、『もののけ姫』の世界観を感じられる河内神社、インスタ映えするお寺として話題の圓満寺など、まだあまり知られていない、四国のおすすめ穴場観光スポットをご紹介します。

1.水床湾(徳島)

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

四国の松島と称されることもある景勝地「水床湾」。透明度の高い青い海に、サビ島やカゴリ島など大小様々な島が散在しており、まるで絵画のような景色を眺めることができます。

竹ヶ島海中公園に指定されており、海中観光船「ブルーマリン号」に乗船すれば、船底の展望窓からカラフルな熱帯魚やサンゴ礁などの姿を見ることができます。

2.河内神社(高知)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

びっしりと鳥居、御神殿、地面一面にまで生えた苔が、山深い場所である事を表していて、まるで『もののけ姫』の世界へ入り込んだような神社。自然のパワーで願いを叶えてくれそうです。

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(画像=tripnote.jp 夫婦杉、トリップノートより引用)

樹齢700年を超えた夫婦杉は、「河内神社」の御神木として崇拝されています。

3.恵比寿洞(徳島)

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

恵比寿洞は、大浜海岸北側にある洞窟です。海岸に打ち寄せる波の浸食によって作り出されたもので、その大きさは幅32メートル、高さ31メートルもあります。

恵比寿洞には遊歩道が整備されており、景色を眺めながら散策が楽しめます。

4.円満寺(愛媛)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

インスタ映えするお寺としてSNSを賑わせている「圓満寺」。弘仁3年(812年)の建立と言われる阿弥陀如来が本尊のお寺です。仏殿に鎮座する一寸十ニ尺(3.67m)の大きな地蔵尊は、鮮やかな彩色で、インパクト大!

そして女性に大人気なのが「お結び玉祈願」です。道後温泉の湯玉をモチーフにしたカラフルなお結び玉が奉納されており、フォトジェニックだとして写真撮影をする女性が多く見られます。

5.豊稔池堰堤(香川)

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

阿讃山脈を分け入る柞田川上流に「豊稔池ダム」はあります。雨風にさらされた石積の堰堤は、まるで中世ヨーロッパの古城の様!美しさと風格を兼ね備えたダムです。

ダム好きなら一度は訪れてみたい!と言われるダムですが、最近ではその風格あるたたずまいから、フォトジェニックな写真が撮影できると幅広い層の方に人気です。堤長145.5m、堤高30.4mのコンクリート造溜池堰堤で、外面の一部を石積みで仕上げています。

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(画像=tripnote.jp photo by Kingdom YJCさん、トリップノートより引用)

5連のアーチと6個の扶壁(バットレス)からなるマルチプルアーチ式で、宮城県の「大倉ダム」も同じ様式で造られていますが、石積と5連のアーチとなると、日本で唯一、この豊稔池ダムだけになります。

6.あすたむらんど徳島(徳島)

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

「あすたむらんど」とは、明日(あす)に多くの夢(たむ)がある場所(らんど)。

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

敷地内には「子ども科学館」や、約50分間の投影を行う「プラネタリウム」、小舟に乗って旅をするウォーターライド「吉野川めぐり」、工作教室を開催する「体験工房」、約30種類の遊具がある「冒険の国」、花の咲く草原と風車の景色が広がる「風車の丘」、そしてレストランや売店などがある「くつろぎ館」があります。

とくに「風車の丘」は、インスタ映えすると人気のエリアで、「バス・セーヌ エコミュゼ」の石造りの風車をイメージして建てられた風車と、ネモフィラや水仙など季節の花が咲く風景はとても絵になります。

7.新町川水際公園(徳島)

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(画像=PIXTA ひょうたん島クルーズ、トリップノートより引用)

新町川水際公園では、夜になるとLEDのイルミネーションが美しく輝くため、ちょっとした観光スポットにもなっています。

また、こちらからは、遊覧船「ひょうたん島クルーズ」も運航されています。ひょうたん島と呼ばれる中州を一周するので、船から徳島の市街地を眺められます。所要時間は約30分、料金も300円~とお手頃なので、気軽に乗ってみて。

8.薬王山 国分寺(徳島)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

「国分寺」は聖武天皇の勅願で、全国に置かれた国分寺・国分尼寺のうちの一つ。四国八十八カ所霊場の第15番札所にあたります。

創建当時は、広大な寺領を持って隆盛を極めましたが、戦国時代に焼失してしまいました。現在でも境内にはいくつかの遺跡が残っており、往時の栄華を想像することができます。

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(画像=funfun-tokushima.jp 提供:徳島市、トリップノートより引用)

境内での見どころは、国指定の名勝庭園。本堂東側にある「枯池式庭園」と、四周に石組を配した「築山式枯山水庭園」の2つの庭で構成されています。江戸時代後期に大改修されたとされる豪快な石組造形は、日本屈指の庭園の一つとして人気を集めています。

9.鳴門市ドイツ館(徳島)

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

俘虜となったドイツ兵についてや、ドイツ人と地元の人との交流について紹介されている展示施設です。収容所というと厳しく制約されるイメージがありますが、比較的自由が許されており、地元の人との交流も盛んだったようです。

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

当時ここに収容されていたドイツ人がひらいたコンサートにおいて、アジアで初めてベートーヴェンの『第九交響曲』が演奏されたんだそう。その歴史にちなんで、敷地内にベートーヴェンの像が建てられています。

館内には第九シアターがあり、当時の演奏の様子などを知ることができます。実際に使用された楽器の展示もありますが、楽器の調達が難しかったため、木材を使って自ら弦楽器を作ってしまう収容者もいたんだそうです。

そのほかドイツ人収容者の残した絵画、手紙など、当時の収容所での暮らしぶりを垣間見える資料が展示されています。

10.鳴無神社(高知)

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(画像=tripnote.jp photo by なーなえさん、トリップノートより引用)

寛文3年(1663年)、第2代土佐藩主・山内忠義(やまうちただよし)が再建した「鳴無神社(おとなしじんじゃ)」は、縁結びのパワースポットとして有名です。神社の本殿・幣殿・拝殿の3棟が国の重要文化財に指定されています。

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

神社の参道は海に続いており、広島にある世界遺産・宮島に似ていることから“土佐の宮島’’とも呼ばれています。参道が海に続いているのは、その昔、道路がなく参拝するために船で向こう岸から訪れていたためだとか。

この神社の特徴は、なんといってもおみくじ。通常のおみくじは引いた後括りつけるかと思いますが、この神社では、神社前の海に流します。このおみくじは、水に溶ける紙でできているので、地球にも優しいのです。

11.鳴門スカイライン(徳島)

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

鳴門市瀬戸町から鳴門大橋の手前までを結ぶ、総延長11kmの自動車専用道です。

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(画像=tripnote.jp photo by おはぎちゃんさん、トリップノートより引用)

鳴門の海を眺められる絶景ドライブコースで、特に見応えがあるのは四方見橋付近。橋を渡った先には展望台も設けられており、島に囲まれたウチノ海に、たくさんの魚釣り用のイカダが浮かぶ独特の景観を楽しめます。