保護犬たちが里親さんと出会うまで
鳥取県の保健所から動物病院へ
動物病院にて必要な医療をうけます。
ワクチン接種、病気の診断治療、去勢・不妊手術、マイクロチップ挿入(迷子対策)を受けます。
病気を持つ保護犬が多く、高度なケアが必要とされます。
アミティエにて人間や犬同士で
仲良く暮らせるように社会化。
怖がりな子が多く、動物への理解が深いスタッフやボランティアがゆっくりと愛情をもって社会化をします。
里親講習会
里親希望者は申請書を提出。
予備審査後、「犬猫を飼うには」「飼い方」「病気」「しつけ」「法律的なこと」を学びます。
一時預かり(トライアル)
2週間(長くても1ヶ月)を目途に犬との相性などをご家庭でご確認いただきます。
誓約書をご記入後、正式に譲渡。
譲渡後も、家族写真を添えて近況をご報告いただきます。
里親さんインタビュー
ゴンの笑顔が私の幸せ。飼い主としてしっかりと守ってあげたいです。
「この子を幸せにしたい」
一目見てそう思いました。
子供の頃から動物が好きだった清水さん。偶然、迷子犬を一時保護した時に『犬と暮らす楽しさ』を思い出し、飼い主が見つかりにくい子の里親になろうとアミティエへ。ゴンさんを見てすぐに「この子だ!」と直感したそうです。
「いい顔だったんです。しかも当時のゴンは噛みグセや引っ張りグセがあり、散歩も難しい状態。この子は私が身を引いたら、里親が見つからないだろうと考え、決心しました。」 アミティエのスタッフさんから本当に大丈夫ですか?と言われても清水さんの気持ちは変わりませんでした。
大変なこともありますが、ゴンが何よりも大切です。
3ヶ月間アミティエに通い、ゴンさんが興奮した時の対応方法を学びながら信頼関係を築きました。なかなか慣れてくれず不安もありましたが、今では動物病院の先生も驚くほど強い絆で結ばれています。 「動物は愛情で満たされると人に優しくなるそうです。実際にだいぶ優しくなりました。引っ張られることもありますが、私の言葉を理解してまっすぐ歩いてくれるんですよ。」
そんな清水さんも譲渡の誓約書を書く時は緊張されたそうです。「里親になるなら、命を育てる責任を持ち、『一生幸せにしよう』という決心は大切ですよね。事故がないように、ゴンや自分、犬が苦手な人も含めた周りの人を守ることも飼い主の役目だと思います。」
取材中もゴンさんはアミティエのドッグランで転がって大はしゃぎ。「ゴンはアミティエが大好き。明日遊びに行くよ、と言うと笑顔になるんです。寝顔もかわいいし、ゴンと過ごす時間は全て幸せです。」清水さんに駆け寄るゴンさんからも喜びが溢れていました。
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