千葉県千葉市の住宅街の一角にある、小さなベーカリー「プレセンテ」。一度プレセンテのパンを口にした人は、その味を求めて遠方からも足を運びます。中には月に1度、横浜から2時間かけてプレセンテに通うお客さんも。ところが、お店の周辺はただの住宅街。観光スポットは皆無。なのに、なぜわざわざ多くの人がここに足を運ぶのでしょうか?本記事では、西千葉にある焼きたてパンの店「プレセンテ」の魅力をお伝えします。

プレセンテってどんなお店?

「プレセンテ」は、焼きたてパンの店。平成元年1月に開業しました。約30年間続く、老舗のパン屋さんです。

お店では、毎朝4時前から仕込みを始めています。毎日焼きたてのパンとその甘い香りで、来店するお客様をお迎えします。

約30年間愛され続ける西千葉のベーカリー「プレセンテ」の魅力とは?
(画像=Adjoa トリップノートより引用)

場所

お店は、千葉大学西千葉キャンパスの裏に位置します。最寄りのJR西千葉駅からは、大学のキャンパス内を通り抜けてここに辿りつきます。住宅街にあるので、たくさんの地元住民が通っています。しかし、常連客は地元住民ばかりではありません。

その場所は、ただの住宅街で、近くにおでかけスポットがあるわけでもありません。しかも、最寄駅からはちょっと距離があります。にも関わらず、遠方からもはるばるお客様がこのお店に通うことも珍しくありません。かくいう筆者も、足繁くプレセンテに通うファンの1人です。

では、一体何がそんなに魅力なのでしょうか?

プレセンテの魅力とは?

最大の魅力は、飽きの来ないパンの味。パンの生地にバターを多めに練り込むと、はじめて食べたときの感動が大きい代わりに、飽きが来るのも早いそうです。プレセンテのパンは必要以上にはバターを使わない、いつまで経っても飽きの来ない味。だから約30年もの永い間、地元住民に愛され続けているのです。

そして、パンの種類が豊富なことも魅力。しかも、老若男女を問わず楽しむことのできるパンばかり。季節限定商品も多く、来店のたびに新しいパンに出会うことができます。

約30年間愛され続ける西千葉のベーカリー「プレセンテ」の魅力とは?
(画像=Adjoa トリップノートより引用)

都心部にあるようなオシャレなベーカリーとはちょっと違うけど、だからこそ幅広い世代に永く愛されているのです。

どんなパンがあるの?

人気No.1「ひびわれボール」

1日に50個を売り上げる、人気No.1のひびわれボール(税込118円)。見た目はメロンパンのようにも見えますが、そうでありません。「ひびわれ」になっている上部はビスケット生地。そしてボールの中には白あんが入っています。「ひびわれ」部分のサクッとした食感、「ボール」部分のフワッとした食感。一度食べたら、この美味しさは忘れられません。

約30年間愛され続ける西千葉のベーカリー「プレセンテ」の魅力とは?
(画像=Adjoa トリップノートより引用)

その他菓子パン

しょっぱい系、甘い系ともに種類が豊富なのも、プレセンテの特徴。

約30年間愛され続ける西千葉のベーカリー「プレセンテ」の魅力とは?
(画像=Adjoa トリップノートより引用)
約30年間愛され続ける西千葉のベーカリー「プレセンテ」の魅力とは?
(画像=Adjoa トリップノートより引用)

1番品数の多い時間帯で、50種類ほどの菓子パンが並んでいます。

約30年間愛され続ける西千葉のベーカリー「プレセンテ」の魅力とは?
(画像=Adjoa トリップノートより引用)

お店の定番商品である「セサミサワーチーズ」(税込1個75円、3個183円)も人気。こちらは同じく1個75円で販売されているセサミこしあん、つぶつぶレモンクリーム(季節によって変わる)と組み合わせて、買うことができます。

約30年間愛され続ける西千葉のベーカリー「プレセンテ」の魅力とは?
(画像=Adjoa トリップノートより引用)

春は桜、夏はとうもろこし、秋は栗、冬はクリスマスツリーをイメージしたパン…、というように季節限定の商品も多いです。夏季の現在は、パンではありませんが「杏仁マンゴープリン」(税込216円)が人気です。こちらもお店で手作りしています。

約30年間愛され続ける西千葉のベーカリー「プレセンテ」の魅力とは?
(画像=Adjoa トリップノートより引用)

気になるものは、その場で買っておくことをお勧めします。次に来店するときにはもう出会えないかもしれません。