エルプロジェクトは、離れて暮らす祖父母と孫家族を対象にした新サービス「家族つながる、絵本のギフト MATES」の販売を、6月1日(水)から同社ウェブサイトにて開始している。

家族のコミュニケーションを増やすギフトサービス

「家族つながる、絵本のギフト MATES」は、“祖父母と、離れて暮らす孫家族”を対象にしている。祖父母から孫家族に定期的に贈られる「絵本のギフト」と、孫家族から祖父母へ手紙などのリアクションを届けることにより、家族のコミュニケーションを増やし、より身近に子どもの成長を見守ることができる、新しいタイプのギフトサービスだ。

核家族化で祖父母との関わりが希薄に

同サービスのきっかけは、エルプロジェクト代表者の中山謙次郎氏がアフリカにて仕事をしていた際、現地の子どもたちと関わる中で、日本との教育の違いや生活の違いを実感したことだったという。

核家族での生活が当たり前の日本と違い、大きな家族で暮らしているアフリカでは、誰か一人に子育ての負担がかかることなく、家族皆で子どもたちの面倒をみる。

子どもたちは人生の一番はじめに「家族」という小さな社会を経験し、その小さな社会の中で人格をはぐくんでいくが、核家族が普通になってしまった日本では、子どもたちは祖父母との関わりすらほとんど持てずに生活していることも多い。