※この記事には「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4に関するネタバレがあります。




5月27日(金)より、ついに配信が開始された、ネットフリックス(Netflix)の人気シリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4のVol.1。新たな敵の出現に、主要キャラクターたちは翻弄されているが、製作総指揮者で監督のショーン・レヴィによれば、シーズン4の第4話の撮影はかなり大変だったという。

シーズン4の第4話「親愛なるビリー」では、セイディー・シンク演じるマックス・メイフィールドが、ホーキンスに突如あらわれた未知の生物ヴェクナの次のターゲットであることが判明。自身の死が近いことを悟ったマックスはシーズン3で命を落とした義兄ビリー(演:デイカー・モンゴメリー)の墓前で手紙を読んだ後、幻想にひとり包まれ、亡きビリーと対面をはたすことになる。

ショーン・レヴィは、デイカーが本シリーズにビリー役で再び出演したことについて、「デイカーは親友で、ビリーのビデオオーディションで最初のセリフを発して以来、大ファンなんだ。ビリーが復活すると(脚本を読んで)知ったときは、うれしくて仕方なかったよ」と、米EW誌に発言。しかし、デイカーを出演させることは容易ではなかったという。

それは、新型コロナウイルスが原因だ。コロナの感染拡大により、ショーンたちは制作に関するすべての計画を断念。また「何度も何度もスケジュールが変更され、ロックダウンやプロトコルの更新があったし、さらなるロックダウンや厳しい国境制限があった」ため、オーストラリア出身のデイカーは、祖国を離れることができなかったという。