湖越しの富士山を眺めながらドライブできる山中湖や、観光客にも人気の富士スバルライン五合目、道中の見どころも豊富なビーナスラインなど、日帰りで行ける甲信越のおすすめドライブスポット・コースをご紹介します。
1.山中湖(山梨)
富士五湖の中で最も広い面積を誇り、日本で三番目の高さに位置する湖。湖畔からは富士山を眺められ、特に毎年10月中旬から2月末の日没時に見られる「ダイヤモンド富士」の景色が人気です。
湖周辺にはところどころに駐車場があるので、ドライブ途中に車を停めて、ぜひ湖越しの富士山の景色を楽しみましょう。また近くには「忍野八海」や「山中湖花の都公園」などの見どころもあります。
2.諏訪湖(長野)
周囲15.9km、最大水深7.2mの長野県最大の湖。湖の周囲を1周ぐるっとドライブでき、車でのお出かけにぴったりなスポットです。湖周辺には温泉や美術館などの観光施設も充実しています。
また毎年8月15日には、4万発以上の花火が湖面を彩る日本でも屈指の花火大会「諏訪湖祭湖上花火大会」が開催されています。
3.富士見平展望台(山梨)
中央道の小淵沢インターから八ヶ岳高原ラインを経由して、山梨県道618号観音平下久保線をずーっと登っていった先にある絶景スポットです。
甲府盆地方面の展望が大変素晴らしいこちらの富士見平からは、その名の通り、圧倒的な存在感で正面にそびえる雄大な富士山の景色を楽しむことができます。
また、正面から南西の方角に目を遣ると、こちらも雄大な南アルプスの山並みが!甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳、鋸岳などの3,000m級の山々を贅沢に眺めることができる、おすすめのドライブスポットです。
4.富士スバルライン五合目(山梨)
富士登山道「吉田ルート」のスタート地点で、登山者だけでなく、観光客にも人気のドライブスポット。富士スバルラインはマイカー規制期間や悪天候時などを除き、1年中通行できます。
富士山めろんぱんや富士山印鑑など、富士山グッズを販売する「五合園レストハウス」や、噴火カレーが名物の「富士山みはらし」、記念押印が人気の「富士山五合目簡易郵便局」と、富士山づくし!
5.ビーナスライン(長野)
茅野市街から美ヶ原高原につづく約80kmの爽快なドライブルート。長野県でも人気のドライブルートで、途中には見所もたくさんあります。
農業用の貯水池として作られた周囲約1kmの人造湖「蓼科湖」、ビーナスラインのほぼ中間地点にあたる周囲約4kmの人造湖「白樺湖」、そしてゴールとなる「美ヶ原高原」をはじめとする数々の高原など、美しい自然が楽しめます。
6.本栖湖(山梨)
富士五湖の一つで、3番目に大きい湖。水深はもっとも深く最大121.6mにも及びます。湖を囲むように本栖湖畔線が通っており、ドライブで1周することができます。
実は千円札の裏側に描かれている富士山の風景は、この本栖湖湖畔の中ノ倉峠展望地から撮られた写真が元になっています。車を降りて30分ほどの登山が必要になりますが、健脚の方はぜひ中ノ倉峠展望地を訪れ、千円札と照らし合わせてみて下さいね。