「恩を仇で返す人の末路はロクなものではない」と言われています。周りの人を大切にしないことで、自分にどんなデメリットが生じるか、考えてから行動する必要があるでしょう。この記事では、恩を仇で返す人の末路や特徴、行動を詳しく解説します。

恩を仇で返す行動7つのパターン

恩を仇で返す人の末路は最悪?気をつけたい7つの行動パターンも紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

まずは、どんな行動が「恩を仇で返す」ことになるのか、紹介します。
例えわざとやっている行動でなくても、人によっては不快な思いをしている可能性があります。

まずは自分の行動を振り返り、当てはまる項目がないか確認していきましょう。

1.助けてくれた人の悪口や噂話を言う

過去に自分を助けてくれた人の悪口や噂話を平気で口にして、嫌な評判を広めてしまうことは、恩を仇で返す行動です。

例え自分の本意ではない助け方をされたとしても、不快感を率直に示し、相手の気持ちを軽んじることは問題です。
また、自ら助けを依頼したわけではないからと開き直ることも、悪印象を与えてしまいます。

相手が誰であっても悪口や噂話を言うことは避けたいですが、特に恩のある人のマイナスな話題を出すことは避けておきましょう。

2.助けてもらってばかりで、人を助けようとしない

上司・同僚・後輩に助けてもらうばかりで、自分から積極的に人を助けないことも、よくありません。

「仕事を手伝って」と言われて思わず嫌な顔をしたり、「相談に乗ってほしい」と言われても適当にあしらったりしていないか、自分の身の振り方を思い返してみましょう。

気をつけていても、ちょっとした瞬間の表情や態度で、本心が見え隠れしてしまうことは多いものです。
困っている人にはなるべく手を差し伸べ、自分にできる範囲で全面的に協力する姿勢が大切です。

3.人からのサポートを受けて当然だという姿勢

人からサポートを受けることが当然であると考え、感謝の気持ちを忘れてしまうことも問題です。

例えば、上司や先輩など上の立場の人に助けてもらったときであっても、「それも仕事のうちでしょう」と考えることはやめましょう。

同様に、店員やサービスマンに手を貸してもらったときも、当たり前だと受け取らずに感謝することが大切です。
「ありがとうございます」の一言だけでお互い気持ちよくなるため、積極的に取り入れていきましょう。

4.過去の恩があっても簡単に切り捨てる

自分にとって都合の悪い出来事が起きたとき、過去の恩があっても簡単に切り捨ててしまう人とは、誰も付き合いたくありません。

恩を仇で返す行動の代表格であり、ときには大きな批判を買ってしまいます。
「恩知らずな人」という評判が広まってしまい、かえって自分の居場所をなくしかねません。

また、一度切れてしまった縁を修復することは非常に難しく、そのまま一生関わらないまま終わってしまう可能性もあるでしょう。

本当にその行動が自分にとっても相手にとってもメリットがあるものなのか、よく検討してから行動に移すことが大切です。

5.人の成果を横取りする

人の成果を自分のものであるかのように表現したり、人の努力をなかったものにしたりすることもNGです。
自己承認欲求だけが高い人とみなされ、周りからの信頼を失ってしまうでしょう。

また、嘘をついて自分を高く見せても、いずれバレたときのダメージが大きいものです。
自分をあまり高く見せようとしすぎず、等身大の範囲内で努力していくことをおすすめします。

6.平気で嘘をついて人を騙す

嘘が得意で、かつ嘘をつくことに罪悪感がない場合、発言や行動を信じてもらえません。
当然ながら騙された人はいい気分がしないため、嫌われてしまうことも増えていきます。

また、調子のいい人と思われ、深い付き合いを築こうとする人はいなくなってしまうでしょう。
気づいたらひとりぼっちになってしまうこともあるため、特に注意したい行動です。

7.約束を守らない

過去に受けた恩を忘れ、約束を守らずいつも相手を待たせてしまう場合も、人として信用されません。

買い物に出掛ける待ち合わせ時間の約束から、仕事における書類提出期限や納期の約束まで、ありとあらゆる行動は約束が元に成り立っていることを意識してみましょう。

相手がしっかり約束を果たす人なのに、自分ばかり約束を破ってばかりでは、恩を仇で返す人と思われてしまいます。