和製版アマルフィとも言われる「雑賀崎」や、リフレクション絶景が人気の「旧竹林院」、額縁庭園が見どころの「宝泉院」など、まだあまり知名度の高くない、関西のおすすめ穴場観光スポットをご紹介します。

1.雑賀崎(和歌山)

関西のおすすめ穴場観光スポット33選!
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

世界一美しいとされるイタリアの海岸・アマルフィ。1度は行ってみたいアマルフィですが、その和製版ともいわれるのが漁師町「雑賀崎」です。

関西のおすすめ穴場観光スポット33選!
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

「絶景の宝庫 和歌の浦」を構成する景勝地として、2017年4月には文化庁から日本遺産にも登録されています。

2.旧竹林院(滋賀)

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延暦寺の門前町として栄えた坂本に、今も数多く残る里坊のひとつ。里坊とは延暦寺の僧侶の隠居所で、旧竹林院は、八王子山を借景にした3,300㎡の回遊式庭園の美しさで知られています。

関西のおすすめ穴場観光スポット33選!
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この庭園は国の名勝にも指定されており、紅葉の時期のライトアップも必見。庭園を眺めながらお菓子付きのお抹茶もいただけるので、時間のゆるす限りのんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

また春には青もみじ、秋には紅葉が黒いテーブルにリフレクションする絶景が見られることでも人気です。

3.宝泉院(京都)

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

京都駅から北に約1時間、のどかな山里の大原には、天台宗が栄えた大原の中心的道場である勝林院があります。宝泉院はその中の僧が住居とする僧坊として、平安時代末期に建立されました。三千院に次ぐ大原の観光名所です。

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

宝泉院には、盤桓園、鶴亀庭園、宝楽園の3つの庭園があります。その中でも一番の見所は盤桓園(ばんかんえん)です。客殿から柱を額縁に見立てて眺めるため、額縁庭園とも呼ばれています。客殿に一歩足を踏み入れると、視界いっぱいに広がる風景や樹齢700年の五葉松に驚かされます。

また拝観料の800円には、お抹茶と和菓子が含まれているので、素敵なお庭を眺めながらゆっくりお茶をいただくという贅沢なひとときが過ごせます。

4.京都府立植物園(京都)

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「京都府立植物園」は、京都市左京区にある植物園です。開園は大正13年(1924年)と大変古く、当初は「大典記念京都植物園」という名称でした。第2次大戦中と戦後しばらくは、植物園として機能しない時期もありましたが、昭和36年4月、憩いと教養の場として内容を一新し、再び一般に公開されました。

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

園内には、バラ園、竹笹園、しゃくやく園や、国内最大級の観覧温室もあり、年間を通じて多くの来園者を集めています。森林浴気分で森の中を歩いたり、季節の花を鑑賞することで、気分もリフレッシュ♪すべて回ると結構歩くので、途中園内のカフェで休憩するのもおすすめです。

5.正寿院(京都)

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

約800年前に創建された正寿院は、高野山真言宗に属するお寺です。本堂には、50年に1度だけのご開扉と言われている秘仏「十一面観音」が祀られています。

2015年に完成した客殿には、災いを除いて福を招くとされる「猪目(いのめ)」のハート形に抜かれた窓があり、幸福を招くフォトスポットとして人気を集めています。

関西のおすすめ穴場観光スポット33選!
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

その他にもカラフルな花天井画や地蔵堂の色とりどりの組み紐、そして夏の風鈴祭りなど可愛いポイントがいっぱい!ご利益は無病息災、開運招福などだそう。

6.白崎海洋公園(和歌山)

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白い岩と青い海&空のコントラストがなんとも美しい白崎海洋公園。海辺に連なる石灰岩は約2億5000万年前にできたと言われていて、その長い歴史にも驚かされます。

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

人気TV番組で「日本のエーゲ海」と紹介されてから、絶景ファンの間でも人気が急上昇!平成の名勝「平成百景」にも選ばれている夕日の名所でもあります。

7.伊弉諾神宮(兵庫)

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

『古事記』『日本書記』の冒頭で登場する日本を創造した神、伊弉諾尊(いざなみのみこと)が余生を過ごした場所であり、遠い遠い昔から現存する日本最古の神社。

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

御神木の「夫婦大楠」は、元は2本だった楠が成長するにつれ1本になったことから、夫婦円満や安産子授、縁結びなどのご利益があると言われています。

また境内にある「陽の道しるべ」の石碑を見てみると、伊弉諾神宮を中心とした太陽の運行ライン上に、神話の舞台や大社のある場所が重なっていることがわかり、神秘的なエネルギーを感じます。

8.桂離宮(京都)

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

皇居の関連施設で、17世紀の初めに八条宮初代・智仁親王が造営に着手し、その後の2代・智忠親王の代にほぼ完成した別邸。繊細でありながら大胆な池泉回遊式の庭園は、日本庭園として最高傑作と言われています。

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

この桂離宮は、月を愛でるため、舟遊びを楽しむために造られたもの。昔の高貴な方々は、この桂離宮で舟をゆっくり漕ぎながら月夜を楽しんでいたのかと思うと、なんとも羨ましい限りですね。

桂離宮の見学は申し込み制となり、事前にネットで予約を行うことも可能です。

9.岡寺(奈良)

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

663年創建で、西国三十三所 第七番札所でもあるお寺。「岡寺」の名で知られるこちらのお寺の正式名称は「龍蓋寺(りゅうがいじ)」といい、創建者の義淵(ぎえん)僧正が、寺の近くに天災をもたらしていた龍を法力によって池に封じ込め大きな石で蓋をした、という伝説からこの名が付けられています。

また、こちらの本尊・如意輪観音像は日本最大かつ最古の塑像(土でできた仏像)。インド、中国、日本3国の土を使って弘法大師が造ったと言われています。その大きさは座高約4.85m。土で造られているためか、その大きさにも関わらず威圧感よりも柔和な印象を受けます。

関西のおすすめ穴場観光スポット33選!
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

花の名所として知られており、境内には約3,000株もの石楠花(しゃくなげ)が植えられ、毎年4月の中旬からゴールデンウィークにかけて咲き誇ります。石楠花と同時に牡丹の花も春の境内をいろどり、GW期間中には、仁王門を入ってすぐの池や手水舎や鉢にダリアを浮かべるフォトジェニックなイベントも開催します。

また秋になると紅葉を楽しむことができます。

10.随心院(京都)

関西のおすすめ穴場観光スポット33選!
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

百人一首でおなじみ、絶世の美女といわれる歌人・小野小町ゆかりのお寺。小野小町が余生を過ごしたと伝わる場所で、境内のあちこちに小野小町ゆかりのスポットが点在します。

歌人をお祀りしているだけに、恋文上達・縁結びにご利益があるとか。縁側のある美しいお庭・梅園もある随心院に来たら、ぜひ「蓮弁祈願(れんべんきがん)」を。蓮の花をかたどった紙に願いごとを書いて、水の入った壺に浮かべる祈願です。紙が水に溶けると願いが叶うそう。ぜひお試しあれ!

関西のおすすめ穴場観光スポット33選!
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

そしてインスタ映えするとして人気があるのが襖絵「極彩色梅匂小町絵図」です。4面をとおして小野小町の一生を描いており、この印象的なピンク色は、梅園の梅の色と同じなのだそう。

11.黒滝(兵庫)

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

”三木のナイアガラ”と呼ばれる、緑豊かな丘陵を流れる美嚢川の滝。幅30mとかなり横長に広がる珍しい滝で落差は4m。雄滝と雌滝の2段になって流れています。

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厳しい冷え込みがつづくと滝の水が凍り、無数のつららが吊り下がる幻想的な光景を見ることができます。