転職を考える理由は人それぞれ。「キャリアアップのため」と言いたいところではあるけれど、本当は「今の仕事が辛いから」なんて頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。今回はそんな働く女性が仕事を辞めたいと思う“本音”について見ていきましょう。
働く女性の本音:労働時間・働き方への不満
「労働時間が長い」、「深夜残業が当たり前」、「安定した休みがない」、「定時では帰りづらい雰囲気がある」。入社当時は目の前のことをこなすのに一生懸命で気づかなかったことが、時が経つことにつれて辛くなってくるパターンです。若いときは体力勝負で挑むことができたことも、年を重ねていくことで「この先もこの仕事を続けていられるのか?」といった疑問を感じるようになります。
最近は特に、SNSなどを通して他人の”充実感”を目の当たりにすることも多く、仕事終わりや休日に理想のライフスタイルが生まれ、転職をしたいと考えるようになった働く女性も多いように思えます。
また、好きな業種と休みの希望が一致しないことも職場への不満としては多いでしょう。「接客業が好きだけれど、土日の休みが欲しい」と自分の理想の働き方と働くことの条件が一致していなかったり、「ネイルがしたいのにネイルが不可な職場」だったりと、働く環境への不満も多いように思えます。プライベートを重視する人は、友達との予定が合わなくなってしまうことがかなりのネックになることも。
働く女性の本音:給与が低い
生きていくためにはお金は欠かせません。なので、「何のために働くの?」と聞かれた時に「お金のため」なのはあながち間違ってはいません。残業代を貰わないとやっていけない環境だったり、どんなに評価されたとしても給与が上がらないと嘆く人も多くいます。やはり何か成果を出すのであれば、それなりのお金を貰わないとモチベーションも上がりません。
しかし「給与が低かったので」と伝えるのは、給与面だけに固執していると判断される恐れがありますので説明には注意が必要です。
働く女性の本音:業界が自分に合っていなかった
「営業は好きだけど、配属された部署が違うところで思っていた商材と違った」と、自分の就いている業種は好きだけれど、業界をチェンジしたいという理由もあります。自分が好きだと思える業種なのであれば、さまざまな業界へ飛び込んで、経験を積み重ねていくことは大変良いことです。前向きな思考でジョブチェンジを考え、今までのスキルが実際に活かされる場所がみつかるのであれば、どんどん挑戦していきたいところ。
仕事に「やりがい」や「スキルアップ」などを求めるタイプの人は、自分のスキルを発揮できる場を積極的に探しに行きたいものです。