整理収納コンサルタントの春名陽子です。冷蔵庫の中が雑然として取り出しにくい、気づいたら賞味期限切れ…こんな経験をしている方は多いのではないでしょうか。冷蔵庫をスッキリ保つ事が出来れば、フードロス削減、さらに節約にも、といい事だらけ。そこで今回は、冷蔵庫をスッキリ保つための整理収納術についてご紹介します。

定位置決め

冷蔵庫は、季節や価格によって買う食材が異なるため定位置が決めづらいですが、【カテゴリー】を意識して収納すると探す時間やフードロスを減らす事が出来ます。

上段・中段・下段の使い分け

庫内管理をしやすくするために意識したいのが、上段・中段・下段の使い分けです。

上段は取り出しにくいデメリットがあるため長期保存に適した食材や粉物を。

中段は目に入りやすい場所なので常備している食材を。

下段は冷気が溜まる場所なので傷みやすい食材を。

我が家ではこのように、段ごとにおおまかな定位置を決めています。

食材と食費のムダがなくなる!プロがやってる「スッキリ冷蔵庫を保つ収納ワザ」5選
(画像=『michill』より引用)

モノの出し入れにかかる時間を最小限にする事で、冷気の逃げも最小限にとどめる事が出来るため電気代の節約にも繋がります。

手前と奥の使い方

奥までモノをいれるとついつい存在を忘れてしまいますよね。

我が家では、奥は管理が行き届かないので無理に使わないと割り切っています。

食材と食費のムダがなくなる!プロがやってる「スッキリ冷蔵庫を保つ収納ワザ」5選
(画像=『michill』より引用)

モノの量によって奥を活かしたい時は【奥並べ】という手法を取り入れています。

同じ種類のモノを縦一列に並べる事で、奥のモノまでしっかりと管理する事が出来ます。

見える化

冷蔵庫収納で大切なのが【見える化】です。

見える事で中身が瞬時に判別でき、食べ忘れが格段に減ります。

朝食セットなどひとまとめにしたい場合や、収納ケースを取り入れた方が管理しやすい場合は、透明や半透明やメッシュ等中身がわかりやすいケースがおすすめです。

また、深過ぎるケースは中身の判別が難しくなるため、中身の見える高さが適しているといえます。

食材と食費のムダがなくなる!プロがやってる「スッキリ冷蔵庫を保つ収納ワザ」5選
(画像=『michill』より引用)

また、タッパー等の保存容器も【透明】にする事で食べ忘れを防ぐ事が出来ます。

我が家では【透明かつ四角】の保存容器を選ぶようにし、庫内に無駄な空間がうまれないようにしています。