怪しい施工員の男性が一人

嫌な感じはしましたが、移動するのも不自然で、他に場所もなかったため、仕方なくそのまま過ごすことに。 すると、何か光るものが視界に入りました。驚きながらも、目だけを例の施工員に向けると、なんと、こちらにスマホのカメラを向け、何回も写真を取っていたのです。 光っていたのは、カメラのフラッシュでした。 私の視線に気付いたのか、施工員はスッとスマホをおろし、何事もなかったかのように他の施工員と話を始めました。 かなり動揺しましたが、ひとまず前任者にメモで「あの人に写真を撮られた」ということを伝えました。

前任者は私を奥の席に移動させ、自分が盾になるように座ってくれました。 施工員達が休憩を終え、事務所を出たことを確認すると、前任者は「私がいながら、守れなくて本当にごめんね。もっとちゃんと話しておくべきだったね。」と、何度も謝ってくれました。 話を聞くと、例の施工員は不特定多数の女性を盗撮し、事務所のプリンターで印刷しているのだそう。中には、女子高生の下着もあったとか。 私は、仕事が終わってすぐ警察に向かいました。しかし、私が撮られたのは、仕事をしている上半身の写真で、下着やお手洗い、入浴などのものではないため、捜査対象にはならないとのことで、記録として残してもらうことしかできませんでした。

社長にも報告しましたが信じてもらえず、結局泣き寝入りのような形になってしまいました。 自分がまさか盗撮の被害に遭うとは思っておらず、大変ショックで今でもどうにか解決できないかと考えています。

(30代・女性)

今回は、危険を感じたエピソードについてまとめました。 あなたの周りに危険な人はいないか考えてみてくださいね。

文・fuelle編集部