シングルマザーは子供の教育費や生活費など常にお金の悩みが消えないものです。ただ、正社員として頑張って働いていてもなかなか貯金ができないのが現状でありそれを打破するための方法があまりありません。そこで今回はシングルマザーがコツコツ貯金をする方法をご紹介します。
シングルマザーがコツコツ貯金をするには?
シングルマザーになったばかりの人で貯金がたくさんある人は少ないでしょう。
現状、シングルマザーになる人は貯金があまりなく生活に困窮している人が多い統計が出ています。
ただ、シングルマザーでもコツコツ貯金をすることは可能です。
では、シングルマザーがきちんと貯金をしていくためにどうすればいいのでしょうか。
口座を使い分ける
代表的な方法が、口座を使い分ける方法です。
普通、利用している銀行口座は1~2つが平均かと思われますが、コツコツ貯金をしたい場合は最低でも3つの口座を使い分けるようにしましょう。
口座の内訳は以下の通りです。
・何があっても引き出さない口座
・日常的に利用する口座
・万が一の時に利用する口座
1つ目の何があっても引き出さない口座には毎月収入の1~2割ほどの振り込むようにしてください。
この口座にコツコツ貯金をしていきますので、何があっても引き出すことのないようにしましょう。
2つ目の日常的に利用する口座には今使っている銀行口座が複数ある場合に集約をしておきましょう。
日々の支払いや買い物などは全てこの口座から引き出すようにしてください。
また、水道光熱費などの定期的な支払いについてもこの口座から引き落としがかかるように変更しておきましょう。
3つ目の万が一の時に利用する口座については、イレギュラーな出来事が起きた時に引き出してもOKな口座です。
例えば、子どもが急病に見舞われたりした際に利用する口座になります。
シングルマザーがコツコツ貯金を成功させる節約術とは?
さて、コツコツ貯金をするためには日々の節約が欠かせません。
シングルマザーがコツコツ貯金を成功させるためにすべき節約術は以下の通りです。
【節約術1】家計簿をつける
まずは、家計簿をつけましょう。
一般的な家庭でも家計簿をつけているところが多いと思いますが、それほど家計簿をつけることは重要です。
何にどれくらいのお金が出ていっているのかを把握することで、節約できる箇所を洗い出すことができます。
また、無駄な買い物にどれだけお金を使っているのかも視覚的に把握することができますので家計簿をつける習慣は今から身につけておく必要があります。
最近では家計簿アプリが次々と登場してきており、紙の家計簿でちまちま管理する必要がなくなっています。
【節約術2】通信費を節約する
次は、通信費を節約しましょう。
普段使っているスマホ費用が月間1万円を超えるようであれば、格安SIMに乗り換えた方がお得です。
最近の格安SIMは大手三大キャリアと同じくらいの速度で通信ができますし、遜色がありません。
月間2,000~4,000円ほどで利用できてしまいますので乗り換えをおすすめします。
【節約術3】場合によってはクレカやキャッシュレスを利用する
場合によってはクレカやキャッシュレスを利用することもおすすめです。
クレジットカードは来月のお金を使い込んでいるわけですのでネガティブなイメージしかない方も多いと思います。
ただ、還元率の高いクレジットカードを計画的に利用することで現金決済よりもお得に買い物ができてしまうのです。
もちろん、家計簿をつけて計画的に利用しないと家計を圧迫する要因の1つになりかねませんので衝動買いの癖がある方はおすすめできません。
また、キャッシュレス決済もポイントや還元がありますのでおすすめです。
PayPayやLINEPayなどはポイント還元率がUPしている時期でもありますので、積極的に利用しましょう。
シングルマザーがコツコツ貯金をするおすすめの方法は?
節約を重ねることで月々に利用できるお金が増えていきます。
これらを貯金に回すことでコツコツ貯金ができるようになっていきますが、どのようにして貯金を進めていけばいいのでしょうか。
①毎月決まった額を積み立てる
一般的な方法が、毎月決まった額を積み立てる方法です。
毎月決まった金額を銀行口座から自動的に引き落としてもらい、定期預金などに預け入れる方法があります。
手動で引き出して入金してもいいのですがついつい忘れてしまったりする可能性があるので、自動的に引き落としされるように設定しておくべきでしょう。
多くの銀行が行なっているサービスとして「積立サービス」がありますので、そちらに申し込むだけで貯金が始まります。
少しでも貯金で得をしたい方は、金利が高い銀行を選んでおきましょう。
②学資保険を利用する
次は、学資保険を利用する方法です。
学資保険とは、毎月一定額を積み立てていき、子どもが進学するタイミングで積み立てた分のお金を受け取ることができる保険のことを指します。
コツコツ貯金とは少し話がずれるかもしれませんが、学資保険を行うことで子どもの将来性を担保しつつ貯金を行うことが可能です。
学資保険は返戻率が高いタイプの保険を選ぶことをおすすめします。
返戻率が高い学資保険は以下のようなものがあります。
・ソニー生命学資保険
・明治安田生命 つみたて学資
・フコク生命 みらいのつばさ
これらの学資保険は返礼率が高いことで知られていますのでぜひ比較検討してみてください。
また学資保険は年末調整・確定申告の際に税控除を受けることができるので非常にお得です。
③iDeCoを利用する
次は、iDeCoを利用する方法です。
iDeCoとは運用益に税金がかからず、所得控除により保育料や授業料が減免される制度のことを言います。
TVでも多く取り上げられているのでiDeCoについて知っている人は多いのではないでしょうか。
iDeCoは掛け金が所得控除の対象となりますので、運用益は課税対象ではありません。
株や仮想通貨で利益を出した場合は課税対象となりますが、iDeCoにはそれがないのでコツコツ貯金をしたい方はおすすめの積立制度です。
そして、年金を受け取る際にiDeCoを利用している場合は税制面で優遇されるようになっています。
受け取ることができる年金額が上がりますのでiDeCoを利用しない理由はないでしょう。
コツコツ貯金ができるだけでなく老後の資金形成にも役立ちますのでiDeCoは利用しておくべき制度です。
まとめ
何かとお金の悩みが尽きないことも多いシングルマザー。
シングルマザーとして子どもの成長をSTOPさせることだけは避けておくため、日々の節約などには精を出す必要があります。
知っているか知らないかで年間数万円~数十万円の損をしていることもありますので、コツコツ貯金をしたい場合は色々と調べてみることをおすすめします。
シングルマザー仲間がいる場合は、シングルマザーがどのようにして節約をしているのか、コツコツ貯金をしているのかの情報交換をしてみるといいでしょう。
提供・しゅふJOBナビ
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