帯広のソウルフードの1つであるインデアンカレーを提供する「カレーショップ インデアン」。特別に豪華でもなく、特別に辛いわけでもない、本当に馴染みやすい、家庭的な味のカレーが売りのお店です。今回は帯広市民を中心に人気のある「カレーショップ インデアン」についてご紹介します。
カレーショップ インデアンとは?
昭和43年(1968年)にオープンしたカレーショップ インデアン。
現在では帯広を中心に十勝に10店舗、釧路に2店舗展開され、「インデアンカレー」の愛称で知れ渡っています。
インデアンカレーは、「帯広で2番目においしいお店」と謳っており、一番おいしい料理は妻や母の料理としています。
どこか温かい気持ちになるそんなお店の想いは、家庭的なカレーの味にも出ており、地元民の生活にすっかり溶け込んだ人気のお店です。
インデアンのカレーについて
カレールーは全部で3つ!
インデアンカレーのルーは全部で3種類。「ベーシックルー」、「インデアンルー」、「野菜ルー」とあり、ベースになるスパイス類を配合する段階から、それぞれ違う行程がふまれています。
ベーシックルー : ビーフのエキスが溶け込んだルーに玉ねぎを加え、旨味と甘味を引きだしたシンプルなカレーで、どんな具材にも合います。
インデアンルー : 牛肉がふんだんに使用されており、数十種類ものスパイスを熟成させたカレーです。辛さもそこまで辛くなく、子供も大人も食べやすい十勝の定番の味です。
野菜ルー : 大きくカットされたじゃがいもや人参、玉ねぎが入っており、野菜のうまみが溶け込んでいるカレーです。
それぞれ辛さを選ぶことができ、普通・中辛・辛口・大辛・極辛の順で、お好みに合わせて調整できます。
基本のカレーメニューは全部で7つ!
基本のカレーメニューは全部で7種類あり、それぞれ具材に合ったカレールーが使われています。
- インデアン(インデアンルー) 453円
- 野菜(野菜ルー) 453円
- ハンバーグ(インデアンルー) 637円
- エビ(ベーシックルー) 637円
- チキン(ベーシックルー) 637円
- カツ(ベーシックルー) 691円
- シーフード(ベーシックルー) 766円
基本はこの7つのメニューですが、カツ・ハンバーグ・チキン・エビ・チーズなどをお好みでトッピング(別途料金)することができ、オリジナルのカレーも楽しめます。
日頃から食べたくなる!インデアンカレーの美味しさ
では、さっそくインデアンのカレーを食べてみましょう!
インデアンのカレーは店内で食べていくこともできますし、テイクアウトすることもできます。
ルーだけを持ち帰ることもでき、タッパーやお鍋を持参すると容器代(54円)がかからず、お得にお買い上げできます。
今回はテイクアウトで頂いた、お店で一番人気のインデアンルーにカツをトッピングした「インデアンカツ」についてご紹介します。
数十種類ものスパイスを熟成させて作られているインデアンルーは、3種類のカレールーの中で、一番本格的な味を楽しめるカレーです。
冒頭でもご紹介しましたが、インデアンカレーのカレーはどれも、どこか懐かしく感じられるような家庭的な味が特徴です。もちろんインデアンルーも、昔から食べてきたかのようなどこか安心感を覚える味がするのですが、そのなかにスパイシーさがしっかりとあり、本格的な味を楽しめます。
トッピングしたカツは1つ1つが大きく、厚みもあり、食べごたえ十分で、カレーにもよくマッチしています。