4.犬に「待て」を覚えさせる際のコツと注意点
「待て」のトレーニングをするうえでは、犬を混乱させないこと、かつストレスを抱えることなく、飼い主さんとともに楽しみながら進めていくことが大切です。
そのために覚えておきたいコツや注意点を確認しましょう。
焦らず欲張らず
はじめのうちはなかなか集中できなかったり、上手に待つことができずに失敗してしまうかもしれません。そんなときも決して焦らずに、その日にできる範囲のペースで進めてあげましょう。
いきなり秒数や距離を延ばすようなことは、愛犬のストレスや混乱を招き逆効果です。
使う言葉は1つに決める
「待て」と同じ意味で「ステイ」など他の言葉を使うこともできますが、トレーニングをスタートする時点で必ず1つの言葉に決めておき、家族全員で統一させてください。
同じ「待て」でも、相手によって違う言葉で求められると犬は混乱してしまいます。
たっぷり褒める
褒めるべきタイミングでは、しっかりと撫でてあげながら大きな声で褒めましょう。十分に褒めてあげることは、犬にとっては立派なごほうび。上達に向けた大切なキーポイントとなります。
5.まとめ
犬の「待て」は、衝動的な行動による事故やトラブルから愛犬を守る、とても大切なしつけ。
また、しっかりと身に付けることによって、穏やかな気持ちを育むことへもつながります。
すぐに習得できるものではありませんが、決して焦らずゆっくりと。
今日は○秒にチャレンジ!今日は○歩の距離で上手にできたね!と、飼い主さんも一緒に楽しみながらトレーニングしてみてください。
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