北海道には、各エリアごとに魅力的な水族館がたくさんあります。今回は、札幌をはじめ、人気観光地周辺の水族館をご紹介。札幌の都会でペンギンやアザラシ、クリオネを鑑賞できる「サンピアザ水族館」やイルカショーが楽しめる「登別マリンパークニクス」など、特にオススメの5つの水族館を厳選しました。
おたる水族館
北海道観光で絶対外せない観光地・小樽。そんな小樽市街地から車で約15分の大自然の中にある「おたる水族館」。「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」内にあり、海を仕切っただけの豪快なプールでアザラシやトドなど、250種5,000点のさまざまな海洋生物が飼育されています。
世界的に飼育・展示している水族館が少なく非常に珍しい「ネズミイルカ」。複数での飼育・展示を行っているのはなんと日本で「おたる水族館」だけ!訪れた際はぜひ注目してみてくださいね。
また、可愛く愛くるしい姿を見せてくれるアザラシが、4種類50頭以上飼育・展示されているのも特徴です。この飼育・展示数は日本一の数を誇ります。ホッケやコマイなどを購入し、直接餌をあげられるのも楽しみの一つ。
ほかにも巨大な海獣類・トドはもちろん、イトウやオヒョウといった国内、世界最大級の「でかい!」魚たちが多く飼育されています。なかでも、脚を広げると3~5メートル、体重20キロの「ミズダコ」は迫力満点です。
おたる水族館の人気コーナー「日本一冷たいタッチプール」も見どころ。水温約3℃のプールに実際に手を入れ、生き物に触ることで、冷たい海でたくましく生き抜く凄さを身をもって実感することができます。
4月~10月頃には、期間限定で水族館に隣接された遊園地「祝津マリンランド」が開園。札幌市JRタワーを見渡せる眺め抜群の観覧車やゴーカート、メリーゴーランドなどがあり、子供連れでのおでかけにおすすめです。
スポット詳細
名称:おたる水族館
住所:北海道小樽市祝津3-303
アクセス:
【公共交通機関】 北海道中央バス JR小樽駅前発→水族館行 約25分
【自動車利用】 札幌自動車道「小樽IC」から約20分
営業時間:
【通常営業】9:00~17:00
【夜間営業】9:00~20:00
【冬期営業】10:00~16:00
※営業時間は時期によって異なるので詳しくは公式サイトにてご確認ください。
※入館は閉館時間の30分前まで
定休日:時期により異なる
料金:大人1,400円 / 小人(中学生)530円 / 幼児(3歳以上)210円
登別マリンパークニクス
デンマークに実在する「イーエスコー城」をモデルにした外観が特徴の水族館「登別マリンパークニクス」。約400種20,000点の生き物が展示されているお城の中の水族館です。
館内には、ナポレオンフィッシュなど色鮮やかな南の海の魚を眺めることのできる高さ8mの水槽「クリスタルタワー」、巨大なサメやエイが頭上を泳ぐ「アクアトンネル」、光と音楽の演出が施された北海道最大級のクラゲ水槽などが設置され、見どころ満載です。
2017年4月に新登場した、人が入れる「金魚万華鏡」では、色鮮やかな金魚が舞い泳ぐ幻想的な空間を楽しむことができます。
登別マリンパークニクスでは、さまざまなイベントが開催されているのも特徴。特に2種類のイルカ「バンドウイルカ」と「カマイルカ」が織りなすイルカショーは大人気!実際にイルカにサインを出す「トレーナー体験」やタッチができる企画など様々なイベントが開催されています。
ほかにも「銀河水槽」で開催される、光と音とイワシの競演「イワシのパフォーマンス」もオススメ。キラキラ輝く一万匹のイワシが、さまざまな色のライトに照らされ、オリジナルの楽曲とともに癒しの時間を演出します。
ニクス広場では「ペンギンパレード」が一年を通して毎日開催され、よちよち歩くかわいいペンギンを間近で見ることができます。
また、アザラシが空を飛んでいるかのように泳ぐ「アザラシのリングプール」も見どころです。
【最大450円割引】登別マリンパークニクス クーポン(入園+1,000円分利用券)
大人(中学生以上)
3,450円→3,000円(税込)
小人(4歳〜)
2,250円→2,000円
【最大250円割引】登別マリンパークニクス 入園券
大人(中学生以上)
2,450円→2,200円(税込)
小人(4歳〜)
1,250円→1,150円
スポット詳細
名称:登別マリンパークニクス
住所:北海道登別市登別東町1-22
アクセス:
【公共交通機関】JR登別駅より徒歩 約5分
【自動車利用】
・札幌から道央自動車道(高速)約90分 登別東インター下車 5分
・新千歳空港から道央自動車道 約60分 登別東インター下車 5分
・登別温泉より 約15分
営業時間:9:00~17:00
※入館は閉館時間の30分前まで
定休日:時期により異なる
料金:大人(中学生以上) 2,450円 / 小人(4歳~小学生) 1,250円 / 乳幼児(3歳以下)無料
サンピアザ水族館
JR新札幌駅から徒歩3分、大型ショッピングセンターに隣接した札幌で唯一の水族館「サンピアザ水族館」。年中無休ですべて屋内施設になっているため、時期や天候関係なく観覧することができます。
館内には、海水魚や淡水魚のほかにペンギン、アザラシ、カワウソなど、約200種10,000点の生き物が展示されています。”流氷の天使”と称されるクリオネなど、珍しい生き物を鑑賞できるのも特徴です。
かわいいコツメカワウソと握手ができるふれあい体験など、定期的に異なるイベントが開催されているので、札幌観光のすきま時間に訪れてみてはいかがでしょうか。
スポット詳細
名称:サンピアザ水族館
住所:北海道札幌市厚別区厚別中央2-5-7-5
アクセス:
【公共交通機関】 地下鉄 新さっぽろ駅3番出口から徒歩約5分 JR新札幌駅から徒歩約3分
【自動車利用】 道央自動車道大谷地IC又は 札幌南ICから約8~10分
営業時間:4月~9月10:00-18:30 / 10月~3月10:00-18:00 ※入館は閉館時間の30分前まで
定休日:年中無休
料金:大人(高校生以上) 900円 / 高齢者(65歳以上) 720円 / 小人(3歳以上中学生まで) 400円
北の大地の水族館
日本で唯一の水族館プロデューサー中村元氏がプロデュースした斬新な展示が話題の「北の大地の水族館」。北海道はもちろん、世界中の熱帯淡水魚があわせて50種3,000匹以上展示されています。
北の大地の水族館の見どころは、日本最大の淡水魚であるイトウ。なかでも最大級の1メートル以上のサイズに育ったイトウが20匹も飼育・展示されています。この飼育数は日本一です。
世界初の川が凍る水槽では、例年1~2月頃に凍った川の下を泳ぐ魚たちの様子を見ることができます。
水槽の中に滝を作り激流を生み出している「滝つぼ水槽」は日本初の試み。オショロコマ、ヤマメ、アメマスといった北海道に生息するサケマスの力強い泳ぎを見ることができます。
魚が早く大きく成長する「魔法の温泉水」で育てられた世界中の淡水魚のコーナーもおすすめの一つです。
北の大地の水族館は、道東と道北をつなぐ中継点にあり、敷地内には「おんねゆ温泉」もあるため、道内観光する際はぜひ立ち寄ってみてください。
スポット詳細
名称:北の大地の水族館
住所:北海道北見市留辺蘂町松山1-4
アクセス:
【公共交通機関】 JR留辺蘂駅から道の駅おんねゆ温泉行バスで約20分
【自動車利用】 旭川市街から国道39号線で約2時間半
営業時間:4月1日~10月31日 8:30-17:00 / 11月1日~3月31日 9:00-16:30
定休日:4月8日~14日、12月26日~1月1日
料金:大人 670円 / 中学生 440円 / 小学生 300円
オホーツク流氷館
流氷の天使「クリオネ」鑑賞を堪能したい!という方に特にオススメなのが、網走市の観光スポット「オホーツク流氷館」。北海道最大級のプロジェクションマッピングや総インチ数400インチの大迫力5面シアターで流氷の映像などを楽しむこともできます。
クリオネの飼育展示コーナーでは、餌を食べる際に見ることのできるバッカルコーン
や6本の触手を間近で観察することができます。クリオネの他にも「ナメダンゴ」や「フウセンウオ」などオホーツク海の不思議で珍しい生き物も見どころです!
館内で一番人気の「流氷体感テラス」では、マイナス15℃の室内で、本物の流氷にさわれ、濡れたタオルを凍らせる「しばれ実験」ができます。北海道ならではの雰囲気を肌で感じられること間違いなし!
オホーツク流氷館は、国の文化財「名勝」に指定されている「天都山」の山頂にあり、「天の都にいるような心地にさせるほど美しい」と絶賛される展望台からの景色は最高です。網走湖、能取湖、濤沸湖、知床半島などの壮大な景色を360度見渡すことができます。
スポット詳細
名称:オホーツク流氷館
住所:北海道網走市天都山244-3
アクセス:
【公共交通機関】 網走バス「市内観光施設めぐり」 JR網走駅→天都山 下車すぐ
【自動車利用】 女満別空港から約20分
営業時間:
【夏季営業】8:30 ~ 18:00
【冬期営業】9:00 ~ 16:30
※営業時間は時期によって異なるので詳しくは公式サイトにてご確認ください。
※入館は閉館時間の30分前まで
定休日:なし
料金:大人 750円 / 高校生 640円 / 小中学生 540円
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