値下げの本気度は?

ドン・キホーテ
ドン・キホーテではじまっている値下げ価格「マジ価格」とはいったい……?
 食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、食トレンド、スーパーマーケットやスタバ、ダイエットフード、食育などの情報を“食の専門家”として日々発信しています。

 景気回復の兆しが見えない状況で、今春も食料品の値上げが止まりません。4月にはハムやソーセージなどの畜産製品や冷凍食品を中心に2806品目の値上げ。今後も原材料高や円安を理由とした値上げラッシュが秋以降も続くと予想されています(帝国データバンクの調査より)。

 あー、正直うんざりな状況。スーパーマーケット研究家の立場としても、楽しい提案がしにくくなっているのは残念なことです。しかしそんな中で、気になるニュースがありました。

 それは、ドン・キホーテが値下げをガンガンやっているということ。えっ、いったいどういうことなのでしょうか!?

 どんな商品がどのくらい値下げになるの? お客が喜ぶレベルの値下げなのか? いろいろ疑問が生まれるものの、説明を聞いてもよくわからなかったので、実際に店舗に行って確認してみることにしました。

 そこで今回は、ドン・キホーテが実施している斬新な値下げ作戦「マジ価格」についてレポートしてみたいと思います。