新社会人の中には、若いうちはケガや病気のリスクも少ないので、医療保険は必要ないと考える人もいるようです。しかし、新入社員の場合、あまり資産を貯蓄していないため、大きな病気やケガをした場合には注意が必要。そこでいま注目されているのが「都道府県民共済」です。今回は都道府県民共済の3つの魅力をご紹介します。

保険料設定が分かりやすい

都道府県民共済は、全国生協連が厚生労働省の認可のもと運営している事業です。民間の保険会社のように営利を目的としていないため、保険料が圧倒的に割安です。

保険料の設定も、民間の保険の場合は設定が細かく複雑ですが、都道府県民共済の場合は月掛け金が1,000円、2,000円、4,000円と画一的な商品構成になっています。加入について悩んでいる人でも、1,000円や2,000円の保険料なら加入しやすいのではないでしょうか。

また決算で余剰金が発生した場合、加入者に払い戻される割戻金制度もあります。割戻金があった場合、保険料はさらに割安となるでしょう。

加入しやすい

民間の医療保険では、加入にあたって健康面の審査があり、医師からの診断書を必要とするものもあります。加入までに時間がかかることや、手続きの煩わしさから加入を見送ってしまう人も少なくありません。

しかし、都道府県民共済の健康診査は自己申告制で審査基準も緩やか。また、申込書もwebで取り寄せたものに記入して投函すればOKです。これなら慣れない業務で多忙な毎日を送る人でも隙間時間に加入手続きを行うことができますね。