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2020/01/02

がんでも入れる保険はある!加入条件と保障内容を解説

(写真=polkadot_photo/Shutterstock.com)
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生涯にがんにかかる確率は2人に1人と言われ、男女ともに50歳くらいから増加します。皆さんの身近にもがんにかかったことのある方がいらっしゃるのではないでしょうか。健康に自信がある人でも、健康診断で異常を指摘されると心配になりますし、がんと診断されるとこれからの生活や医療費がとても気になるものですよね。保険の中には、がんの治療中の方や過去にかかったことがある方でも入れるものがあります。その内容を解説します。

がんでも入れる保険はある?

(写真=PIXTA)

がんと診断されても加入できる保険には、大きく分けて、「引受基準緩和型保険」と「無選択型保険」の2種類があります。「引受基準緩和型保険」とは、持病がある、入院をしたことがあるなど、健康に不安がある方でも加入しやすくなっている保険です。健康状態を答える告知項目が少なく、引き受けの基準をゆるくしています。「無選択型保険」とは告知や医師の診査をしなくても加入できる保険です。「引受緩和型保険」よりも加入しやすくなっています。

がんにかかったことがある、など健康状態に不安がある場合でも入れる保険はありますが、一般の保険に比べて数が少なく、加入後一定期間は保険金の支払が削減される内容のものもあります。また、保険料は割高に設定されています。

保険加入の申し込みをするときには、契約者や被保険者について、多くの商品では健康状態や職業などを告知しなければなりません。告知や審査は、保険会社が保険を引き受けるかどうか判断をするためのものです。保険は、契約者が保険料を出し合い、不測の事態に備えるという相互扶助の精神から成り立つシステムです。

告知や審査は、契約者間の公平性を保つことの重要性からも必要となってきます。そのため、保険金を受け取る可能性が他の契約者より高い方は、保障内容に制限がある、保険料が高くなる、などの条件がつきます。

がんサバイバーでも入れる引受基準緩和型保険について

(写真=PIXTA)

引受基準緩和型保険は、健康状態についての告知項目が3項目などと限定され、条件を満たすと加入できます。最近では、加入後すぐにでも、保険金を削減することなく受け取れる内容の商品が発売されています。追加の告知は必要になりますが、特約を付加することができますので選択肢が広くなっています。数は少ないですが、がんを経験された方を対象としたがん保険も販売されています。

ネオファースト生命:ネオdeいりょう健康プロモート場合

以下の3つの告知項目、特約によっては4つまでになりますが、すべて“いいえ“で、職業などを総合的に判断し基準を満たす場合に加入できます。
  1. 過去5年以内にがん(上皮内新生物を除く)、肝疾患・精神疾患・腎疾患で入院したことまたは手術を受けたことがある。
  2. 最近3ヵ月以内に、医師の診察または検査により入院または手術をすすめられたことがある。
  3. 過去2年以内に、上記1以外の病気やケガで入院をしたことまたは手術を受けたことがある。
※抗がん剤治療特約(引受基準緩和型)、がん診断特約(引受基準緩和型)に申し込む場合、過去5年間上皮内新生物で、入院したことまたは手術を受けたことがある(特約による)

こちらの保障内容で、40歳女性なら毎月の保険料は5,062円、契約日から5年後に健康割引特則適用要件を満たすと、3,301円となります。同等の内容で医療保険ネオdeいりょうであれば保険料は2,274円になっています。

保険期間・保険料払込期間:終身、入院給付金(60日型):5,000円、手術保障特約(引受基準緩和型):入院中・5万円、外来2.5万円、先進医療特約(引受基準緩和型):通算2,000万円まで、入院一時金特約(引受基準緩和型):5万円

がんサバイバーでも入れる無選択型保険について

(写真=PIXTA)

無選択型保険とは、健康状態にかかわらず入れる保険のことです。無選択型終身保険と無選択型医療保険があり、加入後の一定期間は保険金の支払に制限が設けられているのが特徴です。保険料は通常の保険や引受基準緩和型保険と比べると高くなっています。

アフラックの終身保険「どなたでも」の場合

満40歳から満80歳までの方がどなたでも加入でき、病気や不慮の事故、所定の感染症などの災害で亡くなった場合に、保障が一生涯続きます。災害で亡くなった場合は、病気で亡くなった場合の4倍の保険金が支払われる内容です。解約するときには解約返戻金があり掛け捨てではありません。設定できる保険料は月々2,000円から1,000円ごと、死亡保険金額は30~300万円までとなっています。病気で亡くなった場合は、加入して2年経過すると満額の保険金が支払われます。

40歳女性、月払保険料6,000円コースの場合、2年経過後の死亡保険金額は、病気死亡の場合205万8,000円、災害死亡の場合は加入後すぐから823万2,000円です。通常の終身保険である、アフラックの終身保険「かしこく備える終身保険」で病気死亡保険金200万円、災害死亡保険金800万円であれば、保険料は3,922円となります。

保障は薄くなるけれど検討の価値あり

(写真=Thaiview/Shutterstock.com)

がんが再発したときのことが心配な方は、高額療養費制度では保障されない先進医療などの内容もあり、今からでも加入できる保険は検討の価値があります。また、過去にがんにかかっている場合でも、治療終了後から年数が経過して、現在の健康状態などと総合的に判断すると一般の保険に加入できるという場合もあります。通常の保険には加入できないと決めないで保険会社に問い合わせてみましょう。

文・藤原洋子(ファイナンシャル・プランナー)

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