10月に8%から10%に増税された消費税。軽減税率が適用されるものの、外食時や、ちょっとしたお買い物の際に「消費税が上がったな」と感じることも多いのではないでしょうか。消費税のような「付加価値税」を取り入れている国は日本だけではありません。10%の消費税は世界的に見てみると高いのでしょうか、それとも低いのでしょうか?海外旅行での買い物は免税になることが多く、世界各国の消費税事情はよくわからないという方もいるでしょう。今回は、日本の消費税と世界の消費税を比較してみました。

消費税が高い国

消費税が高い国第1位はハンガリーの27%です。続いて、同率2位にクロアチア、スウェーデン、デンマーク、ノルウェーの25%。同率6位にアイスランド、ギリシャ、フィンランドの24%と続きます。

このように圧倒的にヨーロッパの国々の消費税が高いのがわかります。特に1位のハンガリーは日本の2倍以上、1万円のお買い物に1万2,700円払う、と考えると、大きなお買い物を躊躇してしまいそうです。

消費税が低い国

続いて、消費税が低い国は、同率1位が台湾、カナダ、ニウエの5%。同率4位がシンガポール、タイ、パナマの7%です。カナダ、ニュージーランドの北東に位置するニウエ、アメリカ大陸のパナマを除き、アジア圏の国々がランクインしています。

物価が安いイメージのあるアジア圏では、消費税も安いことがわかります。