品ぞろえも品質も、進化の止まらない100円ショップ。近年はまるでドラッグストアのように多くのコスメが並んでおり、どれを選べばいいか分からなくなる方も多いのではないでしょうか。

「100均」コスメを調べてみたところ、「ダイソー」と「セリア」に優秀なアイテムがそろっているようです。そこで、よりよいアイテムを選ぶために、「ダイソー」と「セリア」を賢く使い分ける方法を考えてみました。

コスメなら「ダイソー」、メイク道具なら「セリア」

商品開発やターゲットの方向性は、企業によって異なるもの。商品を買うときはその企業が力を入れているアイテムを選ぶと、高品質なものに出合える可能性が高まるでしょう。

「ダイソー」と「セリア」の商品を比較してみると、「ダイソー」はトレンドを積極的に取り入れたアイテムが目立ち、「セリア」は使いやすさや機能性を重視している印象でした。そこで、筆者は主にコスメを「ダイソー」で、メイク道具を「セリア」で選ぶことにしました。

カラフルアイシャドウ/ザ・ダイソー

(写真=筆者撮影)

ピンクとパープルが印象的な可愛らしいアイシャドウパレット。「100均」とは思えないほど洗練された配色に目を奪われ、思わずカゴに入れてしまったアイテムです。

(写真=筆者撮影)

実際に触ってみると、粉質はしっとりとしていて肌にのばすときれいにフィット。華やかなカラーですが、薄づきなので肌から浮くことなくナチュラルに仕上がります。

色持ちはやや物足りないですが、気になる場合はアイシャドウベースやテクスチャーのゆるいコンシーラーを塗ってから重ねると持ちがよくなりますよ。

だ円芯 アルミ アイブローペンシル/ザ・ダイソー

(写真=筆者撮影)

こちらのアイブローペンシルも100円とは思えないクオリティです。筆者はアイブローペンシルを選ぶとき、まずその形状に注目します。

(写真=筆者撮影)

選んだ決め手はだ円型の芯です。この形状のアイブローペンシルは、角度を変えるだけで下記画像のように太くも細くも描けてとても便利です。

(写真=筆者撮影)

スクリューブラシがついているのもうれしいところ。「ペンシルで描く」「描いた部分をぼかす」を数回繰り返すと、まるでもともと生えている眉のように自然な仕上がりになりますよ。

描き心地もなめらかですし、ぼかしながら描くことで夜までキレイな状態が続くので、持っておいて損のないアイテムです。

3Dパフ/セリア

(写真=筆者撮影)

メイクは使う道具で仕上がりや化粧持ちが大きく変わります。そのため、1,000円を超える高価なスポンジやパフを購入する方も少なくありませんが、「セリア」の3Dパフはそうしたアイテムに劣らない品質です。

(写真=筆者撮影)

しずく型と洋なし型がありますが、筆者は洋なし型をチョイス。くぼみがあるから持ちやすく、ファンデーションを快適に塗ることができます。

リキッド・クリーム状のファンデーションやBBクリームを使うときは、スポンジに水をよく含ませて固く絞ってから使います。底面の丸い部分でファンデーションをのばして叩き込み、上部の先端部分で小鼻や口周りなどの細かい部分を塗るのがポイントです。

ムラなくキレイに仕上がるだけではなく、水を含ませてから使うことで化粧持ちもよくなりますよ。パウダーファンデーションを塗るときは、乾いたままで使ってもOKです。