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2019/03/05

築古の一棟マンションで空室ばかり……不動産オーナーの打開策は?

(写真=Sean K/Shutterstock.com)
(写真=Sean K/Shutterstock.com)
一棟物件は築年数が経ち維持管理費かさむ。競合する新築物件に集客を奪われて所有を続けるのが難しい一棟マンションが増加している。駅前で文句なしの立地でも空室に悩む築古の一棟物件である。そんな物件を思い切って区分マンションに変えてバラ売りしてしまうという発想はどうだろうか。少々高いハードルではあるが、ハードルとメリットを検証してみる。

切り売りした区分の売り上げで建物自体が生まれ変われる

共用部分、設備、外壁などの改装費がなかなか捻出できず、管理に困っている賃貸物件を一室ずつバラ売りの区分マンションにする。売った部分の収益で思い切った改装が行え、オーナーにも余剰金が残るという試算である。

一棟物件の時点では敷地権(区分マンション特有の土地所有権)もなければ、専有部分ごとの登記もされていない。それを分譲マンションと同じように各部屋に所有権を持たすことで、売買の対象となる物件へと変身させる。

都市部や地方の駅前物件なら期待は高い

とはいえどんな立地の物件でも区分売りに向いているとは限らない。同間取りタイプの分譲マンションのニーズが高いエリア。立地も申し分がない一棟マンションなら区分バラ売りで、新築マンションへの競合物件へとなり得る。

デザイナーズ物件のような改装を施す。これなら同エリア内の新築競合物件にも太刀打ちできる。あるいは専有部分の改装を買主の要望を聞いてから行うという注文改装費付物件としての販売などアイデアも広がる

何人かの投資家が既にチャレンジしている一棟賃貸マンションのバラ売り作戦。しかしどんな物件でもできるわけではないので注意も必要だ。
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