社会人となって1年目、「まだ就活用に買ったリクルートスーツしか持っていない」という人も多いかもしれませんね。スーツはビジネスパーソンにとって制服のようなものです。上司や同僚だけでなく、取引先などでもスーツの着こなしは見られているものと心得ておきましょう。いつも同じスーツを着ているな……と、そんなイメージを持たれる前に、2着目、3着目を用意したいところ。ではどんな基準で選べばいいのでしょうか。スーツ選びのコツを紹介します。
男性は清潔感にスタイリッシュさをプラス
会社によっては1年中毎日スーツを着る人も多いのではないでしょうか。ただ暑い日も寒い日も天候が悪い日も同じスーツを着るのは避けたいところです。またずっと1着を着続けるのは身だしなみの観点からも、コスパの面からもマイナスになりかねません。
スーツの状態を保つためにも最低2～3着程度のスーツを持って着回ししましょう。そうすることで清潔感を維持し、傷みによる劣化を抑えることができます。
2着目のスーツ、最初に選びたいのがネイビー
まず2着目に購入するスーツとして新社会人が選びたいのがネイビー系です。最初の1着には就活にも使いやすいダークグレーを選ぶ人が多いかもしれません。
しかし晴れて社会人となったら、フレッシュさと落ち着きを両立した色味を取り入れるといいでしょう。そこで選択したいのがネイビーです。ネイビーはスマートな印象を演出できますよ！
ピンストライプ（非常に細いストライプのこと）は、地・柄ともにブルー系の組み合わせを選べばより爽やかになるでしょう。写真のスーツは、夏向けのハイテク素材が暑い日に働くビジネスパーソンを応援してくれます。
ワンランク上の着こなしを目指すなら3つボタンのライトグレーを
（BASIC 3つボタンスーツ ウインドーペーン TR-15 4万1,800円）
シックなグレーを選ぶなら軽やかなライトグレーをセレクトしてみましょう。生地のウインドーペーン（細い格子状のチェック）が上品な雰囲気を醸し出します。
織り地柄であっても派手さを抑えているので悪目立ちせず、ワンランク上のスーツスタイルに仕上がります。明るいトーンであっても、落ち着いたグレーなので年配の上司や取引先からの好印象を得られるかも！
合わせるネクタイの色を選ばないという点でも、持っておくとさまざまなシーンで活躍してくれる一着です。
これから買い足したいメンズビ
これから買い足したいメンズビジネス小物
いくつも欲しいワイシャツやネクタイも、少しずつ自分らしさや好みを取り入れていきたいところです！職場の先輩をお手本にしながら、どのようなデザインが好印象なのか考えてみましょう。またショッピングの際は、どのようなスーツに合わせたいのかを考えながら選ぶと、スーツ姿により映えるでしょう。
クールビズの時期は特に使えるボタンダウンシャツ
平成から令和とクールビズが浸透してきた時代において、ネクタイをしなくても襟が立ち上がるボタンダウンシャツは夏の必須アイテムです。
フォーマルとカジュアルがほどよくミックスしており、さまざまなシーンで活躍してくれます。ワイシャツに少し遊び心を加えるなら、ボタン周りの糸使いがアクセントになっているこちらの1枚はいかがでしょうか。
襟裏や袖裏にはストライプ柄が隠れているため、「スーツスタイルでもおしゃれを楽しみたい」という人にはうってつけです。形態安定加工を施しているため、ワイシャツを着用する際の悩みであるシワを防ぐことができます。
いくつも持ちたいネクタイにこっそりと遊び心をプラス
ストライプ柄はどんな場面でも活躍し、使い勝手がいいと言えるでしょう。しかし2本目に持つなら水玉のように見える小さなペイズリー柄はいかがでしょうか。
落ち着いたブラウン地で誠実な印象を与えながら、ひとひねり効いた模様が“技あり”なネクタイです。ネクタイ選びの際に大切な大剣（一番太い部分）の幅は、太すぎず細すぎないものを選びたいところ。
フレッシュな社会人1年目のビジネスパーソンなら、やや細い7.5センチメートルが使いやすいサイズです。