低コストで運用でき、しかも利益が非課税になる「つみたてNISA」はぜひ利用したい制度の1つです。

ただでさえお得なつみたてNISAですが、楽天証券のつみたてNISAを「楽天カード」で始めるとさらにお得になることをご存じですか?仕組みをしっかり確認し、お得に資産運用を始めましょう。

そもそもつみたてNISAって?

そもそも「つみたてNISA」って?という方に向けて、まずはつみたてNISAの特徴を簡単にご紹介します。

【つみたてNISAの特徴】
・定額で投資信託を買う制度
・利益に税金がかからない
・買付手数料が無料
・保有中のコストが安い

出典元:金融庁「つみたてNISAの概要」

一つひとつ解説していきます。

定期的に投資信託を買っていく制度

つみたてNISAは投資信託を定額で買っていく制度です。一度にまとまった金額を投資することはできず、「毎月1万円」といったように継続的に同じ金額を買っていきます。

一度に資金をリスクにさらさずに、「時間の分散」をさせることでよりリスクを下げる効果が期待できます。

【つみたてNISAの買い方 主なルール】
・買えるのは投資信託だけ
・定額&継続的に買っていく
  ・年間40万円まで

【「高値づかみ」を避けられる】
定額&継続的に買うと、価格が高いときも安いときも買うため、投資価格の平均化ができます。価格が高いときだけ買ってしまう「高値づかみ」を避けられる点がメリットです。
若山卓也(ファイナンシャルプランナー)

出典:金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」

利益に税金がかからない

つみたてNISAで得られた利益はすべて非課税です(通常は利益の約2割が課税)。税金が引かれることがありませんから、より効率的に投資することができますよ。

【つみたてNISAの非課税 主なルール】
・買った年を含め、20年間非課税(2021年に買ったら2040年まで)
・非課税期間中なら、売却益だけでなく分配金も非課税

買付手数料が無料

つみたてNISAは買付手数料が無料の投資信託に絞られています。無料で利用できますからとてもお得な制度といえますね。

【ETFは買付手数料がかかる】
つみたてNISAでは一部のETF(上場投資信託)も買うことができますが、こちらは買付手数料がかかります。手数料無料で取引したい場合、ETF以外の投資信託を選びましょう。
若山卓也(ファイナンシャルプランナー)

保有中のコストが安い

つみたてNISAの対象銘柄は保有中のコストも低いものに限定されています。「信託報酬」という保有中のコストが一定以下のものしか対象になっていませんので、低コストで運用することができます。

参考に、つみたてNISAの信託報酬について以下にまとめました。

【つみたてNISA ファンド種類別の信託報酬について】

法令上の上限 対象銘柄の平均 (2017年10月2日時点)
インデックスファンド 0.5%~0.75% 0.34%
アクティブファンド 1.0%~1.5% 1.08%
(参考)
規模の大きい投資信託(純資産額の上位5銘柄)
1.53%
(2016年3月末時点)

「インデックスファンド」は平均的な運用を、「アクティブファンド」は平均以上の運用を目指す投資信託です。信託報酬を重視するならインデックスファンドを選ぶとよいでしょう。

【楽天証券の取り扱いでは0.0968%が最低】
楽天証券のつみたてNISA取り扱い銘柄のうち、信託報酬が最も低いものは「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」で、信託報酬はわずか0.0968%です(2021年4月14日時点)。

保有中のコストを重視する場合、このような投資信託を選ぶとよいでしょう。
若山卓也(ファイナンシャルプランナー)

つみたてNISAを「楽天カード」で利用するメリットとデメリット

楽天証券のつみたてNISAは現金でもできますが、楽天カードを使うともっとお得になります。つみたてNISAを楽天カードで行うメリットとデメリットを確認しましょう。

現金で決済 楽天カードで決済
メリット 積み立て日を選べる 積み立て金額の1%が還元
デメリット ポイント還元が低い
(最大月に9pt)
積み立て日を選べない
(毎月1日)

それぞれ詳しく解説します!

メリット:カード決済だと1%ポイントバック

楽天証券の場合、投資信託の積み立てに楽天カードを利用することができ、これはつみたてNISAも対象です。

もともと楽天カードは、お買い物代金の1%分(100円につき1円)のポイントバックが受けられます。楽天カードを使うことで、つみたてNISAでもポイントバックを受けられるようになる点がメリットです。

たとえば月に1万円積み立てれば楽天ポイントを100ポイント受け取ることができ、年間1,200ポイント獲得できます。

【現金決済はルール変更で上限が引き下げ】
以前は楽天証券と楽天銀行を連携させる「ハッピープログラム」を利用し、投資信託を毎日買うことで高いポイント還元を受けることができました。

しかし、2019年6月に条件が変更し、この方法では最大でも月に9ポイントまでしか獲得できなくなってしまいました。月に1,000円以上投資信託を買うなら楽天カードを利用した方がお得です。
若山卓也(ファイナンシャルプランナー)

メリット:貯まったポイントでさらに投資信託を買える

貯まった楽天ポイントで投資信託を買える点もメリットです。

楽天証券は、投資信託の購入代金を楽天ポイントで支払える「ポイント投資」サービスを提供しています。つみたてNISAも対象で、楽天カード決済でも1ポイントから投資信託の購入に使えます。

つまり、楽天カードを使えば「ポイント→つみたてNISA→ポイント……」という好循環を生み出せます。効率的に投資信託を増やせる点もまた、楽天カードでつみたてNISAを行うメリットです。

【SPUの対象 楽天市場のポイント還元が+1倍】
「楽天市場」はお買い物代金に応じて楽天ポイントを還元していますが、還元率を上昇させる「SPU(スーパーポイントアップ)」というプログラムを行っています。 楽天証券のポイント投資もSPUの対象になっており、1回のポイント投資で投資信託を500円以上買うと還元率が+1倍されます。
若山卓也(ファイナンシャルプランナー)

<豊富な銘柄から選べる>
楽天証券のつみたてNISAは取り扱いが多く、豊富な銘柄から選べる点が魅力です。前述したように楽天カードを使えばさらにお得ですが、現金での利用であっても楽天証券はおすすめの証券会社といえるでしょう。

つみたてNISAは対象銘柄が限定されているため、選択肢が多くありません。その数は2020年12月23日時点で186本です(ETF除く)。2020年12月末時点の投資信託全体の数は5,913本ですから、全体のわずか3%程度の選択肢しかありません。

このため、もともと投資信託の取り扱いが少ない証券会社などでは、つみたてNISAだとさらに選択肢が少なくなってしまうケースがあります。

楽天証券の場合、つみたてNISA対象銘柄186本のうち、172銘柄もの取り扱いがあります(2021年4月14日時点)。対象銘柄の9割超を取り扱っているため、豊富な選択肢から銘柄を選ぶことが可能です。

デメリット:積み立て日を選べない

楽天カードを利用し投資信託を積み立てる場合は、積み立て日が毎月1日になります。別の日を指定することはできません。

現金決済の場合は積み立て日を選ぶことができますので、楽天カード決済のデメリットといえるでしょう。

【SPUを考えると1日決済は都合がいい】
上述したSPUを考えると、実は毎月1日の決済は都合がいいです。楽天市場の還元率が上昇するのは、ポイント投資をした月のお買い物だからです。したがって、できるだけ月初に条件を達成したほうが、お得にお買い物できる期間が長くなります。

積み立て日を選べない点には注意したいですが、SPUでポイント還元率を上昇させたいならメリットともいえるでしょう。
若山卓也(ファイナンシャルプランナー)

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つみたてNISAの楽天カード決済ルール

ポイント還元が受けられお得なカード決済ですが、つみたてNISAを楽天カードで利用する場合のルールをもう少し確認しましょう。

【つみたてNISAを楽天カードで利用する場合のルール】
・毎月12日までの設定で翌月1日に買い付け
・積み立て金額は月100万円〜3万3,333円
・引き落としは決済した翌月の27日

毎月12日までの設定で翌月1日に買い付け

投資信託を楽天カードで決済する場合、必ず毎月1日の積み立てになります。積み立ての申込と設定を12日までに終えると翌月の1日に積み立てがスタートします。

積み立ての申込と設定が13日以降になってしまった場合、積み立てのスタートが翌々月の1日に伸びてしまうので注意しましょう。

積み立て金額は月100円~3万3,333円で決定

積み立て金額は最低100円から設定でき、1円刻みで金額を選ぶことができます。つみたてNISAでは年間40万円が上限ですから、月3万3,333円が設定の上限となります。

なお、つみたてNISAを始めた最初の年だけは、年間40万円を超えない範囲で上限を設定することができます。これを「増額設定」といいます。

たとえばつみたてNISAを7月から始めた場合、残りは6ヵ月しかないため、上限の月3万3,333円の積み立てを年末まで行っても40万円に届きません。この場合、さらに月3万3,333円の増額設定を行うことで40万円にほぼ届きます。

ただし、楽天カードの決済は月に5万円までですので、5万円を超える金額は現金でしか買うことができません。上記の例では、5万円までは楽天カードで決済でき、残りの1万6,666円は現金の決済となります。

引き落としは決済した翌月の27日

楽天カードで決済した金額は翌月の27日に、楽天カードで設定の引き落とし口座から引き落とされます。引き落としの金額が足りなくならないようお金を入れておきましょう。

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つみたてNISA以外もポイントの対象

上述しましたが、楽天カードでは月に5万円まで投資信託を買えます。つみたてNISA以外でもポイントの対象ですから、積み立て資金に余裕があるなら通常の口座でも積み立てると月に最大500ポイント獲得することができます。

たとえば、つみたてNISAで3万3,000円、通常の課税口座で1万7,000円積み立てると計5万円の積み立てになり、毎月500ポイント獲得できます。1年間に60万円積み立て、ポイントも6,000ポイントもらえます。1%のリターンがあるのと同等で、より効率的に運用することができますね。

なお、楽天証券の場合、つみたてNISA以外でも投資信託の購入に手数料はかかりません。2019年12月16日より、楽天証券はすべての投資信託の買付手数料を無料にしたためです。

投資信託の積み立ては楽天カードがおすすめ

つみたてNISAは利益が非課税でコストも低いお得な制度です。さらにつみたてNISAを現金で行うより楽天カードを利用することでもっとお得になります。楽天証券で口座を開設し、お得に資産運用をはじめてみましょう。

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若山卓也
証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業、保険募集代理業、金融系ライターとして活動しています。 関心のあるジャンルは資産運用や保険、またお得なポイントサービスなど。お金にまつわることなら幅広くカバーし、発信しています。 AFP、プライベートバンキング・コーディネーター資格保有
証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業、保険募集代理業、金融系ライターとして活動しています。 関心のあるジャンルは資産運用や保険、またお得なポイントサービスなど。お金にまつわることなら幅広くカバーし、発信しています。 AFP、プライベートバンキング・コーディネーター資格保有
 

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