全国に支店があるため馴染みがある「みずほ銀行」。iDeCoを始める時の金融機関の候補として選択肢になる方も多いと思います。みずほ銀行でiDeCoをするとどんなサービスが受けられるのでしょうか。みずほ銀行のiDeCoの特徴とサポート体制、また手数料をよりお得に利用する方法を確認しましょう。

みずほ銀行のiDeCoの特徴3つ

(写真=PIXTA)

低コスト銘柄中心にバランスの取れた商品ラインナップ

みずほ銀行のiDeCoでは定期預金1本と投資信託14本を用意しています。運用中のコストが低い銘柄を中心に揃えていますから、低コストで有利に資産形成を図ることができます。

店舗数が多く相談しやすい

みずほ銀行はメガバンクの一角で、店舗数が充実しています。みずほ銀行が展開している店舗は本店と支店、また出張所を合わせて全国464店です。拠点がない県はありませんから相談しやすい環境だといえるでしょう。

ロボアドバイザーも利用できる

iDeCoでは投資信託でよりリスクを取った運用を行うこともできます。しかし、具体的にどの銘柄をどれくらい買えばよいかを自分で判断する分、資産運用の知識がないと少し難しいかもしれません。

みずほ銀行の窓口で直接相談することもできますが、より手軽なロボットアドバイザーを利用することも可能です。簡単な質問に答えると、私たちがどれくらいのリスクを取れるか診断してくれます。診断結果をもとに商品の組み合わせも提案してくれますから、知識がない方でも本格的な運用を行うことができます。

大手銀行ならではの充実サポート

(写真=PIXTA)

みずほ銀行のiDeCoはその他のサポート・サービスも充実しています。

土日祝日でも電話で相談できる

基本的に銀行は土日祝日はお休みですが、みずほ銀行のiDeCoでは土日祝日でも利用できる「みずほ銀行 確定拠出年金コールセンター」が用意されています。

コールセンターの営業時間は平日9:00~21:00、土日・祝日・振替休日は9:00~17:00です。「平日は忙しくて銀行に行けない!」という方でもサポートを受けることができますね。

運用状況を定期的に書面でお知らせ

iDeCoは大切な老後資金ですから、その運用状況は気になるところですよね。コールセンターやインターネットで確認することもできますが、忙しいとついつい後回しにして、結局放置してしまうかもしれません。

みずほ銀行のiDeCoなら定期的に運用状況をレポートにまとめて郵送してくれます。書面で自宅に届きますから気づきやすく、自分の大切なお金を放置してしまうリスクを下げられるでしょう。

運用慎重派にやさしい

みずほ銀行のiDeCoには充実したサポート体制が用意されています。「iDeCoは慎重に行いたい」という方にはみずほのサポート体制は大きなメリットになるでしょう。

みずほ銀行のiDeCoは上乗せ手数料がかかる 

(写真=PIXTA)

みずほ銀行のiDeCoでは上乗せ手数料が毎月260円掛かります。サポートが充実しているので仕方ないかもしれませんが、みずほ銀行のデメリットと言わざるを得ません。

ただし、条件をクリアするとみずほ銀行の上乗せ手数料を無料にすることができます。よりお得に利用できるチャンスですので、次項で条件を確認しましょう。

みずほ銀行でiDeCoの手数料を無料にする条件

以下の条件A・Bいずれかをクリアすると上乗せ手数料が無料になります。

条件A:iDeCoの残高or累計掛け金が50万円以上

みずほ銀行のiDeCoの残高か、あるいはiDeCoに拠出した掛け金の累計額が50万円以上だと上乗せ手数料が掛かりません。

iDeCoで投資信託に積み立てていくと残高が変動しますから、仮に拠出した金額が50万円未満でも残高が50万円以上になる可能性があります。逆に残高が減り50万円未満になったとしても、50万円拠出した時点で条件を満たせます。

条件AはiDeCoを継続していればいずれクリアできる条件といえるでしょう。

条件B:月1万円以上の掛け金など3つの条件を同時に満たす

「iDeCoに月1万円以上拠出する」「iDeCo専用Webサイトにメールアドレスを登録する」「ロボットアドバイザーの診断を受け目標資産の設定する」の3つをすべて満たすと上乗せ手数料が掛かりません。

月に1万円以上iDeCoに積み立てられるなら、手続きは少し必要ですが条件Bは比較的簡単にクリアできるでしょう。

すぐに上乗せ手数料の免除を受けたいなら条件Bを検討してはいかがでしょうか。

みずほのiDeCoで自分の年金を作ろう

みずほ銀行のiDeCoを行うと充実したサポートを受けながら資産形成を図ることができます。「相談しながらiDeCoを利用したい」ならみずほ銀行を検討してみてはいかがでしょうか。

iDeCo(個人型確定拠出年金)を始めてみる

iDeCo(個人型確定拠出年金)は「じぶん年金」の決定版であり、老後の資産づくりのための最強の制度です。iDeCoの魅力はたくさんありますが、特に次の3つが大きな魅力です。

・税金の面でとても優遇されている
・毎月5千円から始められる
・投資信託の手数料がとても安い

老後に向けた準備としてiDeCoを始めるのに、おすすめのネット証券をご紹介致します。
 

iDeCoにおすすめのネット証券比較表
(2020年6月時点)
証券会社名 SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券
投資信託
本数
オリジナル:38本
セレクト:37本
32本 27本 25本 12本
加入手数料 ¥2,829 ¥2,829 ¥2,829 ¥2,829 ¥2,829
口座管理料 ¥171 ¥171 ¥171 ¥171 ¥171
サポート体制 平日・土曜の8:00~18:00
(※土曜は新規加入に関す
る問い合わせのみ受付)
平日10:00~19:00
土曜9:00~17:00
平日10:00~19:00
土曜9:00~17:00
平日9:00~20:00
土日9:00~17:00
平日8:30~17:00
特徴 ・iDeCo加入者数No.1で10
年の実績をもつネット証券
最大手
・iDeCo専用ロボアドバイ
ザーによって好みに合った
商品を選択できる
資産運用しやすい管理画面
と無料セミナーなどの充実
したサポート
残高に応じてau WALLETポ
イントが貯まる(一部商品)
ロボアドバイザーによるiDe
Co専用無料ポートフォリオ
診断があり、簡単な質問に
答えるだけで最適な資産運
用が可能
「iDeCoシミュレーター」で
iDeCoを利用した場合の節税
額を簡単にチェックできる
公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

若山卓也
証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業、保険募集代理業、金融系ライターとして活動しています。 関心のあるジャンルは資産運用や保険、またお得なポイントサービスなど。お金にまつわることなら幅広くカバーし、発信しています。 AFP、プライベートバンキング・コーディネーター資格保有
証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業、保険募集代理業、金融系ライターとして活動しています。 関心のあるジャンルは資産運用や保険、またお得なポイントサービスなど。お金にまつわることなら幅広くカバーし、発信しています。 AFP、プライベートバンキング・コーディネーター資格保有

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