
▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
「保温」と「追いだき」の仕組みとは?
まずは保温と追いだき、それぞれの仕組みについて簡単に説明します。
・保温とは?
「保温ボタン」を押すと、お風呂の湯温を一定に保つために、給湯器が自動で追いだきを行います。水温が下がると自動で加熱されるため、いつでも適温のお湯に入れるのが特徴です。ただし、長時間にわたって保温を続けると、その分ガス代や電気代がかかります。
・追いだきとは?
追いだきは、一度冷めたお湯を加熱して温度を上げる機能です。水温が大きく下がっている場合は、再加熱により多くのエネルギーを使います。ただし、保温に比べて使用時間が短いため、頻繁に追いだきをしないのであれば、光熱費を抑えられる可能性があります。
保温と追いだき、どちらが得なのか?
お風呂の「保温」と「追いだき」、どちらが光熱費を抑えられるのかは、次に入浴するまでの時間によって変わります。本当に得するのはどちらなのか、具体的に比較してみましょう。
(1)1時間未満なら「保温」が有利
短時間の間隔で入浴する場合は、保温を続けたほうが効率的です。お湯がほとんど冷めないうちに維持できるため、わずかなエネルギーで温度を保つことができます。特に冬場は浴室全体が冷えやすいため、保温機能を活用することで快適性が向上します。