貯める&備える
2019/11/16

気になる日本のネット銀行ランキング 危ない銀行って本当にあるの?

(写真=PIXTA)
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2018年11月現在、日本にはメガバンクや地方銀行、外国銀行の支店など合わせて193もの銀行が存在しています。大切な資産を預ける「銀行選び」は慎重になるところですが、近年ではネット銀行の普及が進み、手数料の安さや利便性などから、一概にメガバンクや地元の地銀が良いという判断もできなくなっているのが実情のようです。

ここでは、実用性や手数料などさまざまな観点から、日本格付研究所の格付け調査やオリコン顧客満足度ランキングなどを参考にして日本の銀行ランキングを紹介します。

銀行の選び方

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最近ではネット銀行が普及してきており、「ネット銀行に乗り換えようかな……」と検討している人も多いのではないでしょうか。また、生活口座とは別に貯蓄用口座をつくりたいという人もいるでしょう。

そんなとき、昨今の銀行再編のニュースなどを耳にすると、「自分の銀行は大丈夫だろうか?」と不安になるものです。預金保険制度(ペイオフ)によって、元本1,000万円とその利息までの預貯金は保障されているものの、それ以上の額を預ける場合は、破綻リスクを避けるためにあちこちに分散しておく必要があるかもしれません。

では、「一体どの銀行なら信用できるのか」と考えたときに参考になるのが、銀行など法人の信用度を可視化している「格付投資情報センター(R&I)」や「日本格付研究所(JCR)」など各機関による格付けランキングです。

もちろん実際には、格付けの評価だけでなく、自分自身で使い勝手なども調べることが重要ですが、素人には判断しにくい銀行の良し悪しをプロが判断した格付けデータは、参考材料のひとつになるでしょう。

「危ない銀行」があるって本当?

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銀行業が厳しいと言われるご時世ですが、日本格付研究所のデータによれば、基本的には投機的といわれる格付(BB-以下)は2019年10月時点では見当たらず、どこの銀行も格付け評価上は心配ないと見受けられます。

とはいえ、長期的な超低金利時代であることは事実なので、各銀行の経営手腕には注目すべきでしょう。利用者は万が一に備えて、外貨預金などのペイオフ保護対象外の資産は特に気にかけておくとよいかもしれませんね、

ネット銀行の魅力と信用度

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ネット銀行は、人件費や店舗コストをカットしていることから、手数料や金利の面でメリットが多く、手軽で実用性に富んだ魅力があります。

一方で、「まだまだ伝統ある地銀やメガバンクから離れられない」という人も多くいるのは、「新しい銀行はなんとなく不安」「いざという時に大丈夫か」「実店舗も窓口もない銀行は心配」と考える人が少なくないからでしょう。なかには、パスワードなどの大切な情報をハッキングされるのではないかと、ネットならではの心配をしている人もいるかもしれません。

しかし、「信用格付」を見れば、実はネット銀行も大手メガバンクに劣らず、むしろ利便性では高評価を得ています。決してネット銀行だからといって信用度が低いということはなく、むしろ、ネット銀行の実力を裏付けるものと見てよいでしょう。

ネット銀行ならではの強み

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ネット銀行は、もともとの企業・グループとしての強みを発揮しているケースが多く、メガバンク以上に高い評価を得ているところもあります。

たとえば、セブン銀行は「コンビニチェーン」という強みを生かして、全国各地で365日24時間フル稼働しているセブンイレブンATMによる提携機関からの手数料によって強固な安定収益を得ていたり、楽天銀行は、楽天市場などの「流通」分野との連携により、利便性を上げることで収益化していたりします。

おすすめネット銀行ランキング

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ここでは、2019年のオリコン顧客満足度ランキングにもとづいて、格付けデータも用いながらおすすめのネット銀行とその特徴を紹介します。

ソニー銀行

ソニー銀行は、法人ではなく個人ユーザーの利便性を重要視しているだけあって、預貯金やローンだけではなく投資型クラウドファンディングなど、個人の資産運用に役立つサービスが豊富です。また、ネット専業銀行として初めて住宅ローンの取り扱いを始めたのもソニー銀行です。

普通預金の金利ではやや見劣りするものの、日本格付研究所(JCR)による格付けではメガバンクと遜色なく、ネット銀行として最高レベルです。

住信SBIネット銀行

「住信SBIネット銀行」には、「スマートプログラム」という会員ランク制度があり、他行への振込手数料が月あたり最大15回まで無料になるなど、ヘビーユーザーほど手数料の優遇があります。また、iDeCoやNISAに注目が集まるなか、SBI証券との連携が便利であることも人気の理由でしょう。

ジャパンネット銀行

ジャパンネット銀行の魅力は、誰でも実質的にATM手数料を無料にできることです。また、「Tポイント」を唯一現金化できる銀行であることなど、ジャパンネット銀行独自のサービスに力を入れている印象があります。

楽天銀行

ネット通販「楽天市場」やキャッシュレス決済などの利用とあわせて、楽天スーパーポイントが効率よく貯まるのがメリットです。特徴としては、「楽天証券」との口座連携サービス「マネーブリッジ」をあわせて利用することで、普通預金の金利が通常0.02%のところ0.10%(税引前)になり、なんと5倍もアップ。

圧倒的な金利の良さと、ポイントの利便性の高さから、利用者が多いのも納得ですね。

大和ネクスト銀行

「大和証券」のためのネット銀行ともいえる大和ネクスト銀行。証券口座の待機資金まで効率的に運用できるサービスや、「大和証券」が発行する「ダイワ・カード」をキャッシュカード代わりに使えるなどの特長があり、資産運用をスマートにこなしたい人におすすめの銀行です。

なにより、全国の「大和証券」店舗で直接サポートを受けられるので、「ネット銀行は窓口がないから不安」という人も安心です。

じぶん銀行

auフィナンシャルホールディングスと三菱UFJ銀行が共同出資して設立した「じぶん銀行」。すべての取引がスマートフォンのアプリで完結できる、手軽さが魅力です。とくに、セブンATMでキャッシュカード不要で入出金ができる「スマホATM」機能はとても便利。

このほか、定期預金の種類が豊富であったり、AIを活用した外貨自動積立があったりと、ネット銀行のなかでも先鋭的な印象があり、近年は住宅ローンも人気が出てきています。

資産管理を見直してみよう

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ネットバンキングが普及しつつある今、企業がネット銀行と協業することも珍しくなくなってきています。大切な資産を保護してくれるだけでなく、生活に寄り添った利便性の高い銀行が増えてきているのは、ユーザーにとって心強いものですね。

資産管理をよりお得に、スマートにしたいのであれば、まずは「銀行選び」から考えてみるもの良いでしょう。

文・木村茉衣(ファイナンシャル・プランナー)

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