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2019/09/25

住宅取得で無理のないローン返済額の算出方法とは

(写真=AePatt Journey/Shutterstock.com)
(写真=AePatt Journey/Shutterstock.com)
モデルルームやモデルハウスを見学し一目ぼれする人は少なくありません。しかし実際に購入するとなれば、考えなければいけないことがたくさんあります。特に気になるのが住宅ローンのことです。ここでは無理のない返済額の算出方法について説明します。

無理のない返済額は家賃を基に算出する

一般的には年間の返済額を年収の25%以内に収めれば無理のない返済ができると言われています。例えば年収が700万円なら175万円、1,000万円なら250万円が年収の25%です。

しかし家計の収支や家族構成は各家庭によって異なるため、無理のない返済額も家庭によって違ってきます。

そこで提案したいのが現在支払っている家賃を基準に毎月の支払額を算出する方法です。現在の家賃を無理なく払っているのであれば、返済額を家賃と同じ額にしても、問題なく払えるわけです。

ただし住宅を取得すると毎月の返済以外にも支払いが発生します。例えばマンションを購入した場合は管理費や修繕積立金、駐車場代などです。

また戸建て、マンションにかかわらず、土地や家屋を所有すると固定資産税を始め、いろいろな税金がかかります。

住宅購入前に固定資産税額を知りたい場合は、住宅会社や不動産会社に問い合わせをして概算の金額を教えてもらいましょう。ちなみに固定資産税の納税通知書は毎年4~6月ごろに届きます(市町村によって異なる)。

無理のない返済額を考えるときは住宅ローンの返済以外にもさまざまな支払いがあるということを含めて計算しましょう。

頭金を用意すると金利が優遇されるローンもある

住宅ローンを組む際にはローン総額の2割の頭金が必要と考える人も多いのではないでしょうか。

以前はフラット35などを中心に、2割の頭金を用意できなければ住宅ローンを組めない金融機関が多くありました。融資額を物件価格の8割までと定める金融機関が多かったためです。

現在では頭金を用意しなくても契約できる金融機関もあり、さらに融資率(物件価格に対する融資の割合)によって金利が異なる金融機関も多数あります。

例えば住宅金融支援機構、イオン銀行、みずほ銀行などは、融資率を9割以下に抑えることで金利を優遇してもらえます。

わずかでも金利が下がれば毎月の返済額や総支払額が変わります。少しでもお得に住宅ローンを組みたい人は、頭金として借入総額の1割以上を用意するといいでしょう。
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