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2019/07/10

女性保険は必要?女性特有のリスクに備えた保険の選び方

(写真=TORWAISTUDIO/Shutterstock.com)
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女性のための「女性保険」。言葉はよく目にするものの、一般的な「医療保険」や「がん保険」とどのような違いがあるのか疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。ここでは、具体的な仕組みや内容、加入する際の注意点など、女性保険について詳しく紹介します。

「女性保険」は女性特有の病気などを手厚くカバー

(写真=Jakub Krechowicz/Shutterstock.com)

「女性保険」とは、基本的には女性特有の病気や妊娠・出産時のリスクを手厚く保障をしてくれる保険の総称です。手術や入院の費用を保障する一般的な「医療保険」や「がん保険」がベースとなり、乳がんなど女性特有の病気にかかった場合はさらに「女性疾病特約」という保障が上乗せされます。

「医療保険」や「がん保険」でも女性特有の病気は通常の病気やケガと同様に保障対象となっているため、必ずしも「女性保険」が必須とはいえない面もあります。ただ、年齢とともに女性ならではの病気の発症率は上昇するので、加入しておけば安心でしょう。

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女性特有のリスクにはどんなものがある?

(写真=pdsci/Shutterstock.com)

女性特有の病気とは

保険会社により基準の違いはありますが、女性特有とされる病気には子宮がんや乳がん、卵巣がんといったがんをはじめ、子宮筋腫や卵巣のう腫などがあります。いずれも手術や入院が必要なものがほとんどなので、「女性保険」に入っていれば費用負担がかなり軽減できるといえるでしょう。

女性特有の病気はアラフォー世代で高まる

国立がん研究センターが今年4月に公表した「がんの統計 '18」によれば、2018年に女性でがんにかかった人の総数は43万8,700人となります。女性特有のがんでは乳がんが第1位で8万6,500人(20%)、子宮がんが5位で2万7,500人(6%)、卵巣がんが12位で1万600人(2%)と、全体的に発症率がかなり高いことが分ります。

また女性の年代別発症率を見ると、直近の2014年に集計された同資料では40歳代で乳がんが約50%、子宮がんと卵巣がんが合わせて約20%を占めるなど7割が女性特有のがんとなっています。高齢になるとそれらに代り消化器系などの割合が大きくなりますが、アラフォー世代で女性特有のがんのリスクが高いことはほぼ間違いありません。がんほど深刻な病気でなくても、婦人科系の病気は30~40代に増加傾向となります。

妊娠・出産時のリスクにかかる費用もカバー

女性には妊娠・出産に伴うさまざまな症状やリスクもありますよね。例えば、分娩件数は年々減少傾向にある一方で、帝王切開手術の割合は増加傾向にあります。厚生労働省の保健統計調査によると、2014年時点での医療機関における帝王切開割合は一般病院と一般診療所を合わせて38.4%とかなり高くなっています。

妊娠・出産は病気ではないため通常の保険では保障対象となりません。「女性保険」に加入していれば、子宮外妊娠や流産・早産、帝王切開など異常な妊娠や分娩の場合、ほとんどのケースで手術や入院の給付金が支給されるでしょう。

「女性保険」はライフスタイルやタイミングに合わせて選ぶ

(写真=AePatt Journey/Shutterstock.com)

基本的な「女性保険」は入院や手術の費用を保障

「女性保険」は、通常の「医療保険」などでは十分保障しきれない女性特有の病気などに手厚い保障をする「特約」を加えたものです。基本的には、そのような際の入院や手術にかかった費用を保障する“備えのための保険”といえます。

妊娠や出産に伴うリスクのサポートにも役立つため、その可能性が高まる20代のうちに加入しておけば安心で毎月の保険料も安く済みます。一方でそういったステージを過ぎ、女性特有の病気にかかるリスクも減少した年代になれば、解約することも選択枝の一つといえるでしょう。ライフスタイルやタイミングに合わせながら、保険の加入や見直しを行なっていくことが大切です。

死亡保障が付いた「女性保険」は保険料がやや高め

病気に関する保障だけではなく、「死亡保障」が付いたタイプの「女性保険」もあります。商品で保険金額は変わるものの概ね数十万円~数百万円程度で、毎月の保険料はその分やや上積みされます。

死亡保障を付けるかどうかは個人の判断となりますが、収入の担い手であったり子どもの将来に備えてだったりなどの理由があればおすすめといえるかもしれません。さらに、死亡保険金が出る別の生命保険に入っているかどうかによっても変わってきます。

「女性保険」に入るにはこの点に気をつけよう

妊娠中は加入できない場合もある

商品ごとにやや違いはあるものの、一般的な「女性保険」は妊娠月数が進むと加入できない場合も多く、加入できてもその妊娠・出産については保障の対象外となるので注意してください。中には条件が緩めの商品もありますが、妊娠を考えている人はなるべく早めの加入をおすすめします。

毎月の保険料は通常の医療保険よりやや高め

「女性保険」はもともと「医療保険」や「がん保険」に「女性疾病特約」を加えた構造のため、これら単体の保険と比較すると毎月の保険料は高めです。保障が手厚ければ安心ではありますが、保障内容と保険料のバランスを考えることが大切です。

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「女性保険」は掛け捨て型と貯蓄型のどちらが良い?

(写真=Pormezz/Shutterstock.com)

「女性保険」には、支払った保険料が戻らない「掛け捨て型」と、保険の解約時や一定の契約期間ごとに払戻金が戻ってくる「貯蓄型」があります。

掛け捨て型は“万が一の備え”に特化した商品で、払戻金は戻らない一方で保険料は安いことが特徴です。手厚い保障は必要なものの、月々の保険料はなるべく低く抑えたい人に向いています。

貯蓄型の場合は、途中解約すれば払い込んだ金額に応じた払戻金が戻り、元気で生きていれば「健康お祝い金」「生存給付金」などのボーナスを3年や5年といった期間ごとに受け取ることができます。ただ、あくまでも備えが目的なので、戻ってくるのは総額保険料に比べてかなり少ない金額です。備えと貯蓄を並行してできるため、お金にやや余裕がある人や貯金が苦手な人には向いているかもしれません。

保険選びに悩んだらファイナンシャル・プランナーなどプロに相談を

「女性保険」は女性特有のリスクについて幅広くカバーできることがポイントなものの、種類が多いので選ぶ際に迷うこともあるでしょう。人によってライフスタイルや加入のタイミングも異なるため、悩んだ時はファイナンシャル・プランナーなど保険選びのプロに相談してみるのも良いですね。注意点を押さえて、自分にぴったりの保険を選びましょう。

文・渡辺友絵(ライター・編集者)


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