貯める&備える
2020/04/03

低金利時代でも金利は重要!金利が高めの銀行ベスト10

(写真=Teerawit Chankowet/Shutterstock.com)
(写真=Teerawit Chankowet/Shutterstock.com)
「銀行の金利はほとんど0」が常識になりつつありますね。銀行の金利には期待していないという人も多いのではないのでしょうか。

しかし低金利時代でも、少しでも金利が高い銀行を選ぶことで資産形成にも違いが出てきます。今まで銀行を適当に決めていた人も、もう一度考え直してみましょう。

そこで今回は、「金利の高い銀行ベスト10」を紹介します! ランクインした各銀行の手数料やキャンペーンなどについても比較するので、どの銀行で口座を開設するか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

【銀行選びに悩む人へおすすめ記事】

まずは……今さら聞けない銀行預金・金利の基礎知識

はじめに、銀行預金の種類や金利の基礎知識について見ていきましょう。

銀行預金の種類

主な預金に、「普通預金」と「定期預金」があります。普通預金は預け入れ期間の約束がなく、定期預金は一定期間預け入れることを約束する預金です。

普通預金より定期預金のほうが高金利

一定期間預けるという制約があるので、その分定期金利のほうが金利は高い傾向があります。

定期預金の中途解約

定期預金は基本的に満期日まで預け入れておくものですが、中途解約することもできます。ただし、満期日の前に解約する場合は、当初設定された金利よりも低い中途解約利率を適用するところが多いようです。定期預金はその性質上、元金割れや解約手数料がかかるといったことはありません。

単に「今は金利が低い」と捉えるだけでなく、このような金利の基礎的な知識も押さえておきたいものです。

銀行金利ってそんなに重要?積立シミュレーションをしてみよう

昨今の日本の銀行金利はほとんどが0.1%、0.2%といった低金利なので、「金利が高い」「金利が低い」と言ってもさほど変わらないように思えるかもしれません。しかし10年、20年、30年といった長いスパンで考えると、意外に差が出てきます。

金利0.1%の銀行と0.2%の銀行で、毎年10万円の積み立てを30年間行う場合を考えてみましょう。ここでは、利息を元本に組み込む「複利」で計算します。
 
  10年 20年 30年
0% 100万円 200万円 300万円
0.1% 100万4,500円 201万9,100円 304万3,900円
0.2% 100万9,000円 203万8,500円 308万8,600円

30年間積み立てを続けると、0.1%の違いで4万円以上の差が出ました。ちょっとした旅行に行ける金額ですよね。

金利が高めの銀行はどこ?ベスト10をピックアップ

ごくわずかな金利の違いでも、長い目で見ると数万円の差が出ることがわかりました。そうなると、少しでも金利の高いところに預けるべきです。そこで、金利が高めの銀行ベスト10をピックアップしました。 
 
順位 銀行 普通預金
            (%)
定期預金
            (%)
1年定期 5年定期
1位 オリックス銀行 0.01 0.15 0.25
2位 SBJ銀行 0.02 0.12 0.2
3位 あおぞら銀行BANK支店 0.2 0.2 0.15
4位 住信SBIネット銀行 0.001 0.02 0.02
5位 ソニー銀行 0.001 0.05 0.02
6位 楽天銀行 0.02 0.02 0.02
7位 じぶん銀行 0.001 0.05 0.03
8位 GMOあおぞらネット銀行 0.001 0.03 0.02
9位 ジャパンネット銀行 0.01 0.02 0.02
10位 新生銀行 0.001 0.01 0.01

ここからは、それぞれの銀行の特徴を詳しく見ていきましょう!

1位:オリックス銀行

幅広く事業を展開するオリックスグループ傘下の銀行です。店舗を持たないことでコストをカットし、その分サービスを手厚くする戦略を取っています。

たとえば、オリックス銀行のeダイレクト定期預金は半年~5年満期を選べますが、5年満期の金利は0.35%です。100万円以上の資金が対象で、3年満期と5年満期は半年複利で運用されるため、効率良くお金を増やせます。

【オリックス銀行おすすめの理由をもっと知る!】
オリックス銀行は定期預金が高金利!おすすめの理由をさらにチェック

2位:SBJ銀行

韓国大手銀行を中心とした「新韓金融グループ」の日本法人です。外資系銀行ですが金融庁の登録を受けており、預金保険制度(ペイオフ)の対象にもなっています。SBJ銀行の「ベスト積金」は、目標額を自分で決めることができるだけでなく、積立期間も自由に選べます。

【SBJ銀行おすすめの理由をもっと知る!】
SBJ銀行の5つのメリットとは?金利、ATM手数料、口座開設方法、デメリットまとめ
100万円までの定期預金なら「SBJ銀行」おすすめの理由をさらにチェック
 

3位:あおぞら銀行BANK支店

あおぞら銀行のインターネット取引専用の支店です。普通預金でも0.2%と、通常の有人支店の口座より高い金利が設定されています。

【あおぞら銀行BANK支店おすすめの理由をもっと知る!】
「あおぞら銀行BANK支店」は普通預金がオトク!おすすめの理由をさらにチェック

4位:住信SBIネット銀行

住友信託銀行とネット系金融大手SBIグループが共同設立したインターネット専業銀行です。2019年4月時点で5兆円を超える預金残高があり、ネット銀行業界でトップレベルの実力を誇ります。

【住信SBIネット銀行おすすめの理由をもっと知る!】
住信SBIネット銀行はなぜ人気?初心者向けに特徴を徹底解説
 

4位:ソニー銀行

ソニーフィナンシャルグループの一角です。外貨預金や海外でのショッピングに利用できる「Sony Bank WALLET」など、外貨に関するサービスも幅広く提供しています。

>>ソニー銀行の詳細を見る(公式サイトへ)

【ソニー銀行おすすめの理由をもっと知る】
ソニー銀行の評判は?手数料やお得なシステムを分かりやすく解説
 

6位:楽天銀行

インターネット通販大手、楽天グループ傘下の銀行です。楽天グループ内のさまざまなサービスに利用できる楽天ポイントの利用や獲得ができます。楽天証券口座と連携させる「マネーブリッジ」を利用すると、普通預金金利が0.1%に上がります。

>>楽天銀行の詳細を見る(公式サイトへ)

【楽天銀行おすすめの理由をもっと知る!】
楽天銀行で口座開設する3つのメリットと4つのステップ

7位:auじぶん銀行

通信大手KDDIと三菱UFJ銀行が共同で設立した銀行です。KDDIはモバイルブランドauを運営している企業で、auユーザーはじぶん銀行を利用すると特典が受けられます。初めて口座開設する人を対象に、金利の上乗せキャンペーンも行っています。
 

8位:GMOあおぞらネット銀行

上述のあおぞら銀行傘下の銀行で、GMOインターネットグループの技術力やノウハウを活用し設立されたインターネット専業銀行です。フィンテック系企業との連携に力を入れています。GMOクリック証券と連携させる「証券コネクト口座」サービスを利用すると、普通預金金利が0.11%に引き上げられます。

>>GMOあおぞらネット銀行の詳細を見る(公式サイトへ)

【おすすめの理由をもっと知る!】
GMOあおぞらネット銀行は家計管理にも便利!評判はいい?

9位:ジャパンネット銀行

日本初のインターネット銀行で、ヤフーと三井住友銀行グループが出資して設立した銀行です。ヤフーのスマホ決済サービス「PayPay」と連携させることで、管理しやすくするサービスなどを提供しています。

ジャパンネット銀行の詳細を見る(公式サイトへ)

【おすすめの理由をもっと知る】
ジャパンネット銀行のメリットは?手数料とヤフー系サービス連携にアリ

10位:新生銀行

新生銀行は、2000年に「日本長期信用銀行(長銀)」から「新生銀行」に生まれ変わり、インターネットバンキングに参入しました。ATMの24時間365日稼動や各手数料の無料化を他行に先駆けて取り入れた銀行として有名です。有人店舗とインターネットバンキングサービスを提供しています。

新生銀行の詳細を見る(公式サイトへ)

【おすすめの理由をもっと知る】
新生銀行の特徴が魅力的!ATM手数料がいつでも無料ってホント?

手数料がお得な銀行は?

銀行は金利だけでなく、手数料も大事ですよね。「ATM引出手数料」と「他行宛振込手数料」をチェックしましょう。

ATM手数料がお得な銀行をチェック

  提携ATM 引出手数料
無条件 優遇条件など
オリックス銀行 ATMで直接出金できない
SBJ銀行 月10回まで無料:
セブン銀・イオン銀・イーネット
月3回まで無料:
ゆうちょ・みずほ銀
(以降110円)
-
あおぞら銀行
BANK支店
ATMごとの手数料
※ゆうちょATMなら何度でも無料
-
住信SBIネット銀行 月2回まで無料
(以降110円)
最大月15回まで無料
(以降110円)
ソニー銀行 月4回まで無料
(以降110円)
最大何度でも無料
楽天銀行 220円or275円 最大月7回まで無料
(以降220円or275円)
auじぶん銀行 110円or220円 最大月11回まで無料
(以降110円or220円)
GMOあおぞらネット銀行 月2回まで無料
(以降157円)
最大15回まで無料
(以降157円)
ジャパンネット銀行 3万円以上:無料
3万円未満:165円or330円
最大 何度でも無料
新生銀行 110円 最大何度でも無料

無条件ならSBJ銀行、あおぞら銀行BANK支店のサービスが手厚い

ATMの引出手数料を比較すると、無条件で月に10回まで無料の「SBJ銀行」はサービスが手厚いですね。セブン銀行とイオン銀行、またイーネットATMでの引き出しが対象で、利用もしやすそうです。

「あおぞら銀行BANK支店」も、ゆうちょ銀行ATMなら何度でも無料で利用できます。

注意したいのは、「オリックス銀行」です。オリックス銀行は生活用口座としての利用を前提としていないので、通帳やキャッシュカードを発行していません。出金する場合は、一度別の銀行へ振り込む必要があります。

【おすすめの理由をもっと知る】
SBJ銀行の5つのメリットとは?金利、ATM手数料、口座開設方法、デメリットまとめ
▶あおぞら銀行BANK支店普通預金がオトクな「あおぞら銀行BANK支店」おすすめの理由をさらにチェック

振込手数料がお得な銀行をチェック

  他行宛 振込手数料
無条件 優遇条件など
オリックス銀行 月2回まで無料
(以降440円)
-
SBJ銀行 月7回まで無料
(以降220円)
-
あおぞら銀行
BANK支店
157円 最大月3回まで無料
(以降157円)
住信SBIネット銀行 月2回まで無料
(以降157円)
※住友信託銀行宛は無料
最大月15回まで無料
(以降157円)
ソニー銀行 月1回まで無料
(以降220円)
最大月11回まで無料
(以降220円)
楽天銀行 3万円以上:262円
3万円未満:168円
最大月3回まで無料
(以降262円or168円)
auじぶん銀行 3万円以上:283円
3万円未満:178円
※三菱UFJ銀行宛は無料
最大月11回まで無料
(以降283円or178円)
GMOあおぞらネット銀行 月1回まで無料
(以降157円)
最大15回まで無料
(以降157円)
ジャパンネット銀行 3万円以上の出金:275円
3万円未満の出金:176円
最大月5回まで無料
(以降275円or176円)
新生銀行 月1回まで無料
(以降105円or210円or314円)
最大10回まで無料

振込手数料でもSBJ銀行が強い

無条件で比較すると、またもや「SBJ銀行」が最も有利のようです。月に7回まで振込手数料が無料で、無条件で2回まで無料の「オリックス銀行」や「住信SBIネット銀行」を引き離しました。

ATMの利用や振込をよくする人にとって、SBJ銀行はかなり魅力的な銀行と言えるでしょう。

なお窓口やATMでの振込の場合は、手数料は上記よりも高くなることがあるので注意しましょう。

【振込手数料について詳しく知る】
ネット銀行の手数料徹底比較!手数料が無料になる回数と達成条件
 

銀行金利をさらに効率よく利用する

資産形成では複利が重要ですが、その他にも効率よく資金を運用できる方法があります。

iDeCo(イデコ)で定期預金

老後資金の形成で注目されるiDeCoですが、実はリスク商品だけでなく定期預金も扱っています。拠出金が全額所得控除になるので節税効果が高く、通常は受取利息に約2割かかる税金もかかりません。

銀行の金利上乗せキャンペーンなども上手に活用

銀行が随時行っているキャンペーンもチェックしましょう。時期や条件によって変わりますが、中には数%も金利が上乗せされることもあります。預け入れ期間が短いものが多いですが、お得なキャンペーンがあれば検討してみましょう。

以下の表で、各銀行のお得なキャンペーンを比較してみました。案外このようなキャンペーンも口座開設の決め手になったりするので、ぜひチェックしてみてください。
 
オリックス銀行 -
SBJ銀行 「SBJ Visa」カードに申し込み、一定以上の利用で最大1万円相当のキャッシュバック
(2020年4月24日まで)
あおぞら銀行
BANK支店
①新規・更新であおぞらキャッシュカード・プラスを発行
②Visa加盟店にてあおぞらキャッシュカード・プラスを
プログラム利用期限までに5回以上利用すると1000円キャッシュバックされる
住信SBI
ネット銀行
新規で口座を開設し、①3ヵ月以内に「ミライノデビット」を
計5,000円以上利用すると500円相当、また
②住信SBIネット銀行で給与を受け取ると1,500円相当がポイントバックされる
(常設のキャンペーン)
ソニー銀行 ①2020年4月30日までにソニーカードへ新規入会し、
②2020年5月15日までに3万5,000円以上利用、かつ
③2020年5月31日時点でソニーカードの引落口座にソニー銀行を指定すると、
もれなく5,000円プレゼント
楽天銀行 ①2020年4月30日までに、新たに給与または賞与を楽天銀行で受け取り、
②ハッピープログラムを設定すると、抽選で1万円分の
楽天スーパーポイントが当たる
※要エントリー
auじぶん銀行 ①新規でauじぶん銀行の口座を開設、
②「3ヵ月もの円定期預金」に新たに預け入れると年率0.5%(税引前)の特別金利を適用
GMO
あおぞらネット銀行
GMOあおぞらネット銀行のVisaデビットの利用額に応じ、
東京オリンピック・パラリンピックの観戦チケットが抽選で当たる
※要エントリー
(2020年5月29日まで)
ジャパンネット銀行 ジャパンネット銀行のVisaデビットを、
①2020年4月30日までに1万円以上利用すると抽選で現金1,000円が、
②2020年4月30日までに初めて3回以上利用するともれなく現金500円がもらえる
新生銀行 ①プリペイドカード「GAICA」に新規入会し、
②2020年4月30日時点の普通預金残高1万円以上で、かつ
③新生銀行からのプレゼントメールを受信できる設定にしておくと、
全国のローソンで交換できる「ハーゲンダッツ」のギフト券をもれなくプレゼント
(2020年4月3日時点)

口座の新規開設や銀行連携のカード設定などを対象に、各行がいろいろなキャンペーンを行っていますね。

期間が限定されていたり、細かい条件が付いていたりする場合があうので、キャンペーンに参加する前にしっかり確認しておきましょう。

iDeCo(イデコ)そろそろ始めたい!金融機関と運用商品ランキング
 

高金利で安定的な資産形成を

銀行預金は、資産の保全性が非常に高いです。高い安全性を確保しながら有利な運用ができるよう、できるだけ金利が高めの銀行で資産形成を考えてみてはいかがでしょうか。

どの銀行で口座を開設したらいいか迷った時は、手数料やキャンペーンなどを比較するなど、いろいろな角度から検討するといいでしょう。

実際に銀行口座を開設する

◇24時間365日、ATMの出金手数料が無料!
>>「ソニー銀行」の詳細を見る(公式サイトへ)

◇取引する度に貯まる楽天スーパーポイント!
>>「楽天銀行」の詳細を見る(公式サイトへ)

◇貯まったTポイントを現金に交換できる!
>>「ジャパンネット銀行」の詳細を見る(公式サイトへ)

◇口座を複数持てる「つかいわけ口座」が便利。
>>「GMOあおぞらネット銀行」の詳細を見る(公式サイトへ)

◇給与振込で普通預金の金利が0.1%に!
>>「東京スター銀行」の詳細を見る(公式サイトへ)

◇ネット銀行専用の3年もの円定期預金金利0.2%
>>「新生銀行」の詳細を見る(公式サイトへ)

◇ローソン銀行ATMの手数料がお得!
>>「ローソン銀行」の詳細を見る(公式サイトへ)

文・若山卓也(ファイナンシャルプランナー)

【銀行選びに悩む人へおすすめ厳選4記事】
▶定期預金の金利で選ぶ
▶格付けランキングで選ぶ
▶顧客満足度×信用力で選ぶ
▶専門家(FP)おすすめの銀行6選


【こちらの記事もおすすめ】
【初心者向け】ネット銀行で口座開設する前に知っておきたいこと
ネット銀行のリスク5つ&対処方法を紹介
ネット銀行の格付チェック!高評価はどこ?【2020年最新版】
ネット銀行の手数料徹底比較!手数料が無料になる回数と達成条件

ネット銀行のメリットデメリット総まとめ!住宅ローン・金利・手数料など

【賢くお金を貯める・増やす方法をもっと知る】
出費ラッシュを乗り切る!いまどきの賢い節約7つのコツ
節約生活を楽しむコツは?簡単に100万円貯めるための節約術12選
お金を貯める5つの方法。誰でも貯金1,000万円になれるコツ
お金が貯まる「家計簿の項目」の決め方!ズボラさんにおすすめの方法
FP解説!初心者向けお金の増やし方・守り方
金融リテラシーを身につけるための4つのポイント
1万円からOK 少額からでもできる資産運用3選


【ネット銀行入門編】
【初心者向け】ネット銀行で口座開設する前に知っておきたいこと
ネット銀行の格付チェック!高評価はどこ?【2020年最新版】
気になる日本のネット銀行ランキング 危ない銀行って本当にあるの?


【ネット証券入門編】
ネット証券5社を徹底比較 初心者が投資を始めるならどこがおすすめ?
楽天証券とSBI証券どちらで開設する?それぞれのサービス内容を比較
取引手数料が安い証券会社ランキングTOP3。お得に投資できるのはどこ?
株の買い方入門。投資未経験の人が株をはじめる4つのステップ
ネット銀行おすすめ一覧
【ネット銀行選びに悩む人へ】
PREV FPは見た!40代おひとりさまフリーランス、老後資金はどうする?
NEXT その見直し本当に必要?生命保険を乗り換えるときのデメリットって?

続きを読む






Feature