お金を貯めるのはなかなか大変ですが、将来のことを考えると、やはり最低限の貯蓄は必要です。「貯金しよう!」と考えるなら生活口座とは別に貯金専用の銀行口座を用意するとよいのですが、どの銀行を選んだらよいのか分からないという方も多いと思います。

貯金に適した銀行口座はどう選べばよいのでしょうか。この記事では貯金に活用しやすい銀行口座を選ぶポイントと、おすすめの銀行をFPが紹介します。参考になればうれしいです。

貯金用の銀行口座はどのように選ぶべきか

世の中には対面銀行やインターネット銀行など、たくさんの銀行があります。貯金用には、どのような銀行を選べばよいのでしょうか。

金利が高い

やはりできるだけ高い預金金利が付くとうれしいですよね。低金利といわれる時代だからこそ、しっかり銀行を選ばないとほとんど金利が付きません。中には年0.001%しか付かない普通預金もあります。

できるだけ高い金利が付く銀行や預金の種類を選びましょう。

手数料が安い

金利がなかなか付きにくい分、預金の引出しや振込みに掛かる預け入れなどで掛かってしまう手数料の負担が重くなっています。一度引き出して手数料を払ってしまうと金利分がすべて手数料で消えてしまうことも珍しくありません。

中にはこれらの手数料を無料にしてくれる銀行もあるので、手数料をチェックしたうえで銀行を選ぶとよいでしょう。

便利な機能がある

中にはお金の管理がしやすいツールを提供している銀行もあります。予算管理ができるスマートフォンアプリや普段使いと貯蓄用の口座を分けてくれるサービスなどです。

これらのサービスを上手に活用することで、ただ漠然と資産管理を行うよりも貯金しやすくなります。銀行独自の便利なツールで銀行を選ぶのも1つの手です。

ネット銀行がおすすめ!

(写真=PIXTA)

貯金しやすい銀行口座を選ぶポイントを踏まえると、対面銀行よりネット銀行の方がおすすめです。

サービスが充実している

ネット銀行は人件費などの経営コストが低い分、金利や手数料の面でサービスを手厚くしています。その代わり相談窓口が無い場合が多く、例えばより高い金利の銀行に変更するなどの判断や手続きなどは自分で行わなければいけません。

自分で判断しないといけない場面が多くなりますが、ただ貯金するだけならネット銀行で十分です。手数料や金利のコスパがよいネット銀行でお得に貯蓄しましょう。

スマホでお金の管理ができる

ネット銀行は、残高や利用履歴の確認などをスマートフォンでできる便利なツールを用意していることが多く、これらを利用すれば相談窓口が無くともスマートフォンで簡単にお金の管理ができます。

ここからは、貯金専用口座として活用しやすいおすすめのネット銀行を3行紹介します。まずはSBI住信ネット銀行です。