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2019/06/04

国民年金の「特別催告状」が届いたらすぐにやるべき4つのこと ピンクの封筒=ピンチ!

特別催告状を無視し続けるとどうなる?

(写真=PIXTA)

特別催告状が来たのに何の対処もしないままでいると、その後、最終催告状、督促状と順に届きます。延滞金や差し押さえなど不穏な単語が並び、どんどん強い文章になっていきます。

督促状の納付期限を過ぎてしまうと、延滞金(利子のようなもの)がかかって、支払額がさらに増えます。突然、年金事務所から委託されている民間企業から督促の電話がかかってきたり、自宅へ訪問されたりすることも。

それでもまだ無視し続けると、差押予告通知書が来ます。もうこの段階になると、分割納付や免除の相談なども原則受け付けてもらえず、期限までに一括で支払えない場合は、差し押さえが始まります。

差し押さえが始まると、給料口座が凍結されたり、車や家が没収されたり、とにかく未納額に達するまでは、お金になりそうなものをどんどん持って行かれることに。しかもこれは本人だけではなく、世帯主や配偶者の財産も対象です。本人の財産で足りなければ、家族にも迷惑をかけることになってしまうでしょう。

強制徴収は昔よりも厳しくなっている!

(写真=PIXTA)

日本年金機構の発表によると、2018年4~9月の半年間の差し押さえ件数は6,000件を超えています。特に差し押さえの対象としているのは、2018年度の場合、「控除後所得額300万円以上で未納が7ヵ月以上ある方」でした。ある程度の収入があって、財産調査で預金があることも確認できて、未納額も大きい方ですね。

ただ、この基準は年々厳しくなっています。「今のところ年収も低いし大丈夫だろう」とたかをくくっていると、突然困ってしまうかもしれません。電話でも郵送でもいいので、できるだけ早めに年金事務所に連絡して対処してしまいましょう。

特別催告状の放置にはデメリットしかない

「将来しっかりもらえるかもわからないのに年金なんて払う気がしない」という方もいるかも知れませんね。でも、年金は義務なので本来「支払わない」という選択肢はありません。将来一切もらえなくても構わないと思っていたとしても、差し押さえを拒むことはできないのです。

役所からの通知を無視してしまうのは、いちばんの悪手です。急に自宅に人が訪ねてきて督促されたり、預金が封鎖されたり、そんな面倒なことになる前に、自分から年金事務所に連絡しましょう。ちょっと気が重いかも知れませんが、早めに相談すれば、未納にならないようにどう対処すべきか丁寧に教えてくれるはずですよ。

文・馬場愛梨(「貧困女子」脱出アドバイザー/ばばえりFP事務所代表)

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