お金への関心は万国共通のものですが、では実際、海外の女性はお金についてどう考え、どう使って、どう貯めているのでしょうか?ここではニューヨーク、パリ、ロンドンといった都市圏の女性たちに目を向け、彼女たちのお金の使い方と資産形成方法を見ていきましょう。

世界の女性から学ぶお金の使い方

海外、なかでもニューヨーク、パリといった都市圏に住む女性は、華やかなライフスタイルを送っているイメージが大きいでしょう。しかし、意外にも堅実な生活をしていることをご存知でしょうか?

彼女たちはファッションにお金をかけません。持っているのは、自分に似合う厳選した服を数枚だけ。アクセサリーもファストファッションのショップを利用し、それらを組み合わせて上手に着こなします。

普段の生活でも必要なものを買い足す程度で、一度買ったものは大事に使います。古くなったら自分で修理したり、DIYでより自分好みにしたり。お金をかけるより「大切なものに手を加えながら長く使う」のが彼女たちの流儀です。

海外女性の資産形成テクニック

一方で、彼女たちは将来を見据えた資産形成に早くから取り組みます。都市部ではどこもアパート賃料の高騰が問題となっており、2018年1月のニューヨークのアパート賃料平均額はなんと約34万円。そんな現状を踏まえ、資産形成の一環としてアパート購入に踏み切る人も少なくありません。

また、お金を貯めるよりも積極的に運用する人が多く、日本に比べて株式や債券などの投資で将来に向けた資産形成をする割合が多いのが特徴です。

彼女たちに共通するお金の使い道とは?

ニューヨーク、パリ、ロンドンの女性たちには、気に入ったものを厳選して手に入れるというスタイルが浸透しています。そして、ただ節約するだけでなく旅行や趣味など、使うときにはパッと楽しんで使い、資産形成に真剣に取り組みます。

必要ない部分で節約してここぞというところで使い、資産形成も忘れない。このメリハリのついた使い方が、彼女たちのお金に対する姿勢なのです。

自分のお金の使い方を振り返ろう

お金はあなたの大切な資産ですから、この機会に使い方を振り返ってみましょう。家計簿をつけお金の出入りを把握すれば、お金の流れを客観的に把握できます。あなたにとって理想的なお金の使い方を考えて、海外女性のように心豊かな毎日が送れるといいですね。

文・長谷川サツキ(海外在住ライター)

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