貯める&備える
2018/10/01

ありがちなお金の失敗と回避術10選 貯金できない理由はこれ?

(写真=stockfour/Shutterstock.com)
(写真=stockfour/Shutterstock.com)
上手くお金を管理しているつもりでも、何故かお金が貯まらない−−そんなジレンマに苦しんでいる人は、気付かないところで「うっかりミス」をしているのかも知れない。

“The Economy of You”の著者でUS Newsのエディター、キンバリー・パルマ—氏や、CNBCのテレビ番組の司会者も務めた金融の専門家スーズ・オーマン氏が指摘する、「ありがちなお金の失敗と回避術」から、自分の行動を見直してみよう。

短期的な予算しか立てない 

「上手に家計をやりくりするために、毎月予算を立てている」という人が多いが、1カ月ごとに予算を立てるよりも、1年間の長期的な予算計画を立てる方が効果的という調査結果が報告されている。

1カ月先よりも1年先の方が予想しにくいため、「万が一」に備えて支出を抑え気味に、あるいは緊急用の予算を高く設定する傾向があるからだ。

大学生を対象に実施した調査では、1カ月ごとの予算を実際の使用金額よりも40%低く見積もっていたのに対し、1年ごとの予算は実際よりも3%高くも積もっていた。

家にお金を使いすぎる 

「住宅費の目安は給与の3分の1」とされているが、自動車、学資、個人ローンなどの負債をかかえていたり、教育費や医療費などの支払いを考慮すると、3分の1でも多すぎる。

支出の大部分を占める住宅費は、可能な限り抑えたい。

キャリアアップ、スキルアップために投資しない 

「もっとお金を稼ぎたい」「理想の職に就きたい」と考えているのなら、キャリアアップやスキルアップに向けて投資すべきだ。

より高い地位や給与を目指して業務遂行能力をみがいたり、転職を視野に入れているのであれば、目指す職業に直結するスキルを身につける。自分への投資を怠っていては、いつまでたっても現状を打破できないだろう。

ひとつの収入源に依存する 

インターネットやシェアリングエコノミーを利用して簡単に収入を得る機会が増えた今、それを利用しない手はない。

複数の収入源を確保しておけば、リストラや倒産といった不運に見舞われた時でも、比較的柔軟に対応できる。

負債が多すぎる、少なすぎる 

多額の負債に苦しむ人の姿を見ると、「負債はなければないに越したことはない」と思いがちだ。しかし「投資」としての負債には価値があるのではないか。

例えばキャリアアップやスキルアップ、学費など、将来への投資を惜しんだために、「所得が増えない」と後悔するかも知れない。勿論、無理のない返済計画を立てることが前提である。

株式市場にのめり込む 

株で一括千金を狙う野望には、常に大きなリスクがつきものだ。市場の動きを100%予想する手段はない。ダウ平均株価の動きに一喜一憂 していては、ストレスが溜まるだけだ。

全財産を株に投じるといった危険な賭けにでる代わりに、確定拠出個人年金制度などを賢く利用して、安全にお金を増やそう。

社会保障をあてにする 

「2037年には米国の社会保障信託基金が尽きる」と予想されている。つまり、何の対策も講じられない場合、給付金が現在の3分の1に減るということだ。日本でも厚生年金基金の解散が相次いだり、公的年金の運用難が懸念されている。 

若い世代は社会保障に自分の老後を託さず、自らの手で老後の計画を立てる必要がある。「自分の所得や貯蓄の範囲内で、どのようにお金を増やせるか」を学び、実践することが非常に重要だ。

納税額を低く見積もる 

納税の時期に「予想していたより多かった」と、焦ったことはないだろうか。特にフリーランスや自営業者には、納税額を低く見積もる傾向が見られるそうだ。また、所得が同じぐらいの夫婦にも該当する。

給与明細や関連書類を定期的にチェックし、「これぐらいかな」と思う額より高めに見積もる習慣を身に付けよう。

贈り物にお金を使いすぎる 

クリスマス、お正月、バレンタインデー、ホワイトデー、誕生日など、一年中プレゼントを買う機会が多い。合計すると相当な金額だろう。

世論調査・データ分析会社John Zogby Strategiesの設立者ジョン・ゾグビ氏 の調査によると、米国では2001年以降、クリスマスプレゼントに使う金額が減少傾向 にあるという。

高価なジュエリーや電化製品を買う代わりに、心のこもった手作りのプレゼントを贈る。高級レストランでの食事に何万円も払う代わりに、自宅でほのぼのと手作りの料理を楽しむ。「プレゼント=出費」ではない。

大金を手にしても使い方を知らない 

オーマン氏が指摘する最大のお金のミスは、「せっかく大金を手にしても、正しい使い道を判断できない」こと。フィナンシャル・アドバイザーなど専門家のアドバイスや提案をすべて鵜呑みにして従うと、「一生懸命働いて手に入れたお金を、全部失うことになる」という。

人というのは大金を目の前にすると、「どう対応したらいいか」 という点にばかり注意をとられがちで、どうやって責任のある資産管理を行うかに注意を払う人は稀だ。

大事なお金を失わないためにも普段から金融リテラシーを学び、自分の力でお金を管理する力をつけておく。「成功に集中するのは素晴らしいことだが 、少ないものからより多くのものを作りだすことも考えてみるべき」と、オーマン氏はアドバイスしている。

文・アレン・琴子(英国在住フリーランスライター)/ZUU online

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