貯める&備える
2018/09/27

手書きの家計簿に根強い人気。FPおすすめのお金が貯まる書き方

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
最近は家計簿アプリで家計管理をする方も多い一方、「手書きの家計簿」も根強い人気があります。

実際、筆者も家計簿を手書きすることには賛成です。ただ、ファイナンシャル・プランナー(FP)からすると、残念ながら管理できているとは言い難いことも多いのが実情です。

今回はズバり「お金が貯まる手書き家計簿」の書き方をお伝えします。

1. 最終目標の設定と毎月目標を設定する

(写真=Tiko Aramyan/Shutterstock.com)

まずは「最終目標」と、それを逆算した「毎月の目標」を設定します。例えば、「今年は200万円貯めよう」という最終目標があると、毎月の目標は「16万5,000円を貯める」となります。すると、毎月使える予算が決まってきます。

初めて家計簿をつける方にはピンとこないかもしれませんが、実はこの段階が一番重要であり、大多数の方が抜かしている部分です。

大多数の方は、「とりあえずお金を貯めたい」という曖昧な動機で家計簿を付けています。すると、少しでもお金を使いすぎたり、レシートをなくしてしまったりすると、すぐに家計簿を付けることが億劫になり、記録したくなくなってしまいます。

毎日を楽しく過ごすために家計簿を付けているはずが、これでは本末転倒ですよね。

「マンションを買うため」「友人と旅行に行くため」「資格を取得して年収アップするため」など、最終目標はできるだけ自分の気持ちがワクワクするものだと良いでしょう。こうした最終目標がモチベーションとなり、家計簿を付けることが楽しくなってこそ、上手にお金の管理ができるというものです。

毎月の予算が決まれば、あとは小遣いや飲食費、毎月の予備費(その他支出)などを決めます。初めての方ならここは省略しても構いません。「支出を月35万円以内に収める」と意識するだけでも大丈夫です。

ちなみに「旅費」など、毎月は使わない項目は別で計算し、年間の総額予算を「予備費」として考えておくことをおすすめします。また予想ボーナスの金額を予備費とする方法もあります。その方が、考えやすいですからね。

2. 月末、各項目を集計する

(画像=手書きの家計簿例)

次に「月末毎に各項目を集計」します。

普段は必ずレシートをもらうようにし、もらえない時に限り、金額と内容を書き留めましょう。「いつ支払ったか」が分かるように1日単位で細かく書く方もいますが、ハッキリ言ってそこまでは不要です。項目は家庭によるので変動しますが、慣れるまでは例えば食費と酒代をセットで「飲食費」などとして、管理項目を10個ほどに減らすと良いでしょう。

世帯としては、この手書き家計簿で管理すれば十分な一方で、夫婦の方は「互いの小遣い」について、別途お小遣い帳を付けると、なお良いといえます。余談ですが、「小遣いの使い方」には、互いにクチを出さないことが夫婦円満の秘訣かもしれません。

3. 反省と目標の再設定

(写真=PIXTA)

最後は「反省と毎月目標の再設定」です。

予算の範囲で生活できたか、生活が苦しくなかったか、計画にムリは無かったか……。最初の1ヵ月が終わった時には色んな考えを抱くでしょうから、その考えをぜひ書き出してみてください。この工程で特に重要なのは、紙に書くこと。頭の中にある考えを表に出すことで、新たな考えに気付くこともありますし、客観的に判断することができます。

特に問題がないのなら数字はそのまま、あるいはさらに高い目標を設定するのもアリといえますし、無理があれば目標を考え直すのも良いでしょう。

4. 年末に最終目標を達成できたか?振り返る

(写真=fizkes/Shutterstock.com)

最終的に、このサイクルを一年続けて、最初に設定した「最終目標」を達成できたかどうか、振り返ってみましょう。けっして家計簿は「赤字でなければ大丈夫」でもなければ、「後で何にいくら使ったかが分かれば大丈夫」でもありません。目標を達成するため、という家計簿を付ける「理由」をお忘れなく。

また、とにかく家計というのは「日常」が大切です。臨時の一時的な支出は大きな問題ではなく、たまには赤字になってもかまいません。

大切なのは「常に目標を意識して、支出を上げない事」と考えて、日常としては十分なお金が貯まる家計簿を目指しましょう。

手書き家計簿は「数読力」を鍛えられる

(写真=PIXTA)

最近人気の家計簿アプリは、「数字をグラフで見られる」点がメリットに挙げられますが、その分「数読力」が鍛えられないのがデメリットです。一方の手書き家計簿は、最初は数字にピンとこない女性も多いものの、数字に強くなる点がメリットです。

ハッキリ言って数字に弱い方がお金を貯めるのはムリです。お金を貯めたいならまずは数字に強くなる、そして数字に強くなるためにも手書き家計簿を実践することをおすすめします。

繰り返しになりますが、家計簿は「目標が達成できそうかどうか」が重要です。極論ですが、何もしなくてもお金が貯まり、全ての未来の目標を達成できるなら家計簿は不要といえます。

なぜ家計簿を付けているのか……その理由を、常に意識して行動しましょう。余談ですが、倹約意識の高い女性、お金や数字に強い女性は、婚活男性に人気ですよ。

家計を管理できると、毎日をリラックスして過ごせる

お金を貯められなければ「将来の目標も叶えられない」訳ですが、目標の中には「一年で準備するのはムリ」なものも多く、老後資金はその筆頭です。

手書き家計簿に慣れてきたら、ドンドンその先の未来を数字で考え、準備計画を立てていけるとよいですね。そうすると、「将来が不安」などとストレスを感じることなく、気持ちよくお金を使い、毎日をリラックスして過ごせるようになるでしょう。

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文・婚活FP山本(山本FPオフィス代表)

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