貯める&備える
2018/09/01

「人生に3度ある」お金の貯めどきはいつ?

(写真=Dean Drobot/Shutterstock.com)
(写真=Dean Drobot/Shutterstock.com)
(本記事は、『どんどんお金を増やす!かしこい資産運用術』マイナビ出版、2018年5月6日刊の中から一部を抜粋・編集しています)

※以下、書籍より抜粋

お金を増やすチャンスを逃さない 人生に3度あるお金の貯めどきとは

独身の間にお金を貯める習慣をつける

人の一生には貯めやすい時期が3度あるといわれています。

そのタイミングを逃さずお金を貯めることが大切です。

この「貯めどき」をどのように過ごすかによって、将来の貯蓄額には大きな差がつきます。

まず初めのタイミングは、働き始めてから結婚するまでの独身の期間。

大半の人にとって独身時代は自分のためにお金が使える時期です。特に実家暮らしの場合は、家賃がかからないというメリットがあり、お金を貯めやすい時期と言えます。

人によっては趣味にお金をかけたり、女性であれば美容にお金を使ったりと自己投資にお金をかける時期ですが、お金を貯めたい人にとっては無駄に過ごしてはいけない時期。

貯める習慣を身につける時期でもあります。

夫婦の収入をすべて生活費としない

結婚しても共働きの夫婦が多い今の時代、子どもができるまでが第2の貯めどきです。夫婦2人の収入があると、出費も多くなりがち。

例えば夫の給料だけで生活をすることにし、妻の給料は貯蓄に回すなど、「夫婦2人分の収入=生活費」にしないようにすることをおすすめします。

子どもができれば当然出費は増えますが、貯蓄の習慣は継続することが重要です。

教育費で一番お金がかかるのは、大学進学以降の18歳から21歳。

それまでに目標を決めて貯蓄する必要があります。少額でも構わないので、継続することを心がけるようにしましょう。

定年直前は老後を意識する

お金が貯められる3度目のチャンスは、ズバリ定年直前です。

多くの家庭では子育てが一段落し、教育費がかからなくなることで金銭的にも余裕ができている時期となります。

この時期は定年後(老後)を見据え、お金を貯める最後のチャンスと言えるでしょう。

それまでは教育費のために貯蓄をしていた家庭も、自身の老後のための資金作りが必要となります。

会社員であれば、定年退職するまでの期間が勝負です。

定年後は多くの人は収入が年金のみとなり、これからの時代は受給できる年齢も先送りになり、さらに受給額も目減りすることが予想されます。最後の貯めるこのチャンスは逃さないようにしたいところです。

では、それぞれのタイミングにどれくらい貯蓄すればいいのでしょう。

まず独身時代ですが、実家にいる場合、手取りの4割を貯蓄することを目標にしましょう。

一人暮らしの場合であれば、2割。
 
夫婦共働きの場合は妻の大半の収入は貯蓄に回し、子育てが始まっても1割から2割は貯めるようにしましょう。

そして子育てが終了したら夫の収入から2割から3割、可能であれば妻もパートに出ることで老後資金作りをしましょう。

夫婦の場合はお互いの協力が必須です。

まずは毎月の貯蓄額を先取りし、目的を持つことが大切です。

老後の生活にはいくら必要? 老後の生活資金対策は早めが肝心!

人生は100年時代に突入

日本では最近まで「人生80年時代」といわれていましたが、現在は日本人の4人に1人が90歳まで生きる時代になり、政府が「人生100年時代構想」を打ち出すなど、これからは超長寿社会を見すえて人生設計を考えなければいけない時代になってきました。

健康で長生きできれば良いのですが、寝たきりになるかもしれませんし、介護が必要になるかもしれません。

そのために必要なお金を現役時代に準備をしておくことが大切となります。

定年後の生活にはいくらぐらいかかるのでしょうか?

年金はあてにしてはいけない

老後の生活資金としてまず考えるのが年金ではないでしょうか。

年金をあてにして老後の生活は心配ないと思っている人もいるかもしれませんが、受け取る年齢はどんどん先送りになり、受け取り額も目減りしています。

その理由は、非正規雇用の増加や少子化などにより、年金を払う人が減り財源が減っているためです。

また現代の医療技術の進歩により、平均余命はどんどん長くなり、年金を受け取る高齢者は増えていく一方です。
 
年金というのは、現在受給している人の分を現在払っている現役世代が支える「相互扶助」です。

そのため、払う人が減り、受け取る人が増えていくと、払いたくても払えない、というのが現在の日本の年金事情です。今後は年金制度を当てにせず、

自身で定年後の生活資金を作ることが必要となります。
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