貯める&備える
2018/08/11

(PR)

家計調査「平均貯蓄額」に驚きの声続出!40代独身女性にはいくら必要?

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
毎年5月になると、総務省統計局が家計調査の結果を発表します。「家計調査報告(貯蓄・負債編)-平成29年(2017年)平均結果-(二人以上の世帯)」によると、2017年の日本人の平均貯蓄額は1,812万円と、とても高い数字となっています。

この数字に、ショックを受けた人も多いのではないでしょうか。ただし、この金額は二人以上の世帯における全年齢を平均したもので、若い世帯の方の貯蓄がこんなにあるわけではありません。

そこで今回は、独身世帯に限定した世代別の貯蓄額をご紹介。それをもとに、40代独身女性はいくら貯蓄が必要なのかを考えてみました。

さらに、将来に不安を抱える独身アラフォー女性が貯蓄しやすい体質になるためのポイントもご紹介します。

貯金がゼロでも貯蓄はある?

貯蓄, 平均, 家計
(写真=Vladimir Sukhachev/Shutterstock.com)

「貯金なんかないから、年代別の貯蓄額を見ても意味がない」と考えている人もいるかもしれませんが、実は家計調査で発表されている貯蓄額は、皆さんが考えている貯金とは少し意味合いが違います。

一般的に「貯金はいくらですか?」と聞かれて思い浮かべるのは、銀行の普通預金や定期預金のことだと思います。ただ、今回ご紹介する「貯蓄」とは、いわゆる金融資産の意味で使われるものです。

金融資産には、普通預金や定期預金はもちろん、株式、債券、投資信託などの有価証券、生命保険や損害保険、個人年金保険なども含まれます。

これから紹介する世代別貯蓄額と、自分の現状を比べるとき、先ほどご紹介した金融資産を含めてみると、意外と自分にも貯蓄があると思えるかもしれません。

みんないくら貯めてる?年代別貯蓄額

貯蓄, 平均, 家計
(写真=Billion Photos/Shutterstock.com)

ではここから、30代から60代の貯蓄額の平均値と中央値を見ていきましょう。中央値とは、データを小さい順に並べたときに、中央に位置する値になります。

例えば、年収が400万円、500万円、500万円、700万円、2億円の5人の統計を考えてみると、平均値は4,420万円、中央値は500万円になります。みんなの年収はどれぐらいなのかを知りたい場合、中央値の方が実態を表していると感じますよね。

特にお金の分野では、一部の富裕層に平均値が引っ張られることが多いので、この中央値がよく使われます。

30代の貯蓄額は?

金融広報中央委員会が発表した「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成29年)」によると、30代の貯蓄額の平均値は589万円、中央値は83万円でした。「貯蓄がない」と答えた人の割合は40.4%でした。

40代の貯蓄額は?

40代の貯蓄額の平均値は936万円、中央値は30万円でした。「貯蓄がない」と答えた人の割合は45.9%です。

全体としての貯蓄額の平均値は30代に比べて上がっていますが、中央値と貯蓄がない人の割合は悪化しています。貯蓄ができない人はそのまま、貯蓄ができていた人は着実に貯蓄額を増やしているようです。

50代の貯蓄額は?

そろそろ老後のことを考え始める50代の貯蓄額の平均値は1,342万円、中央値は130万円という結果でした。さらに、この年代でも「貯蓄がない」と答えた人の割合は43.0%にのぼります。

60代の貯蓄額は?

多くの人が仕事を引退する60代の貯蓄額の平均値は1,835万円、中央値は300万円でした。「貯蓄がない」と答えた人の割合は37.3%でした。

40代独身女性、理想の貯蓄額は年収の3倍

貯蓄, 平均, 家計
(写真=milatas/Shutterstock.com)

40代で貯蓄がないと答えた人の割合は45.9%でしたが、実は貯蓄があると答えた人に限定すると、貯蓄の平均値は1,747万円、中央値は700万円でした。

このことからも分かるように、この年代では貯蓄がある人はますます増え、貯蓄がない人との差を広げていっています。いま貯蓄がない人は、まずは少しでも貯蓄ができる人になりましょう。

理想の貯蓄額は、年収やローンの有無、また結婚する予定か一生独身と決めているかで変わりますが、仮に一生独身の場合でも、老後のための資金は年収の5倍程度をおすすめしています。

ただし、この5倍という数字は退職する時点での話なので、40代ではまず年収の3倍の貯蓄を目指しましょう。年収300万円の方なら900万円、500万円なら1,500万円が目安になります。

なかなか貯金できない人の「貯蓄体質」作りのコツ5つ

貯蓄, 平均, 家計
(写真=Ranta Images/Shutterstock.com)

今回の統計結果を見て、貯蓄ができない人は心配になったかもしれませんが、貯蓄体質を作るのに遅すぎることはありません。ここで、すぐできる貯蓄体質作りのコツを5つ、ご紹介します。

1.目標設定を明確にする

「何のために貯蓄するのか?」という目的が明確にないと、目先の誘惑に負けてしまいます。「何年後に」「いくら」貯めると、生活がどのように充実するのか?をイメージをし、具体的な金額設定をすることが大切です。

お金を貯める5つの方法。誰でも貯金1,000万円になれるコツ(2018/03/10掲載)

2.現状を把握するために家計簿をつけてみる

自分がいつ何にどのくらいお金を使っているのか全く分からない状態では、節約できる支出項目も金額も分かりませんし、節約できたのかを確かめることもできません。やみくもに出費を控えるのではなく、まずは今の状態を正確に把握することから始めましょう。

定番なのは家計簿をつけることです。簡単に記録できる便利なアプリもたくさんありますし、手書きが好きなら、今は家計ノートをペンやシールで可愛くしてInstagramやブログで公開している方も多いので、参考にしてみるのもいいですよ。

おすすめの貯金の方法4選!支出を減らす節約のコツも紹介(2018/11/29掲載)

3. 思いきって積み立てを始めてみる

いきなりですが、なにはともあれ積み立ての手続きをしてみましょう。毎月もしくは定期的に引き落とされるものであれば、銀行預金でも積み立て投資でも、なんでもOKです。

貯蓄ができない人の特徴として、余ったお金を貯蓄に回そうとする傾向があります。とはいえ、なにも意識しないまま、いきなり月末にたくさんお金が余るようにはなりません。

1ヵ月の収入の10%でもいいので積み立てを始め、余った収入でどうやって生活していくかを考えることが、貯蓄の習慣を身につける正しい順番になります。

4. スマホや自宅の通信費、生命保険や定期購読など固定費を削減する

積み立てを始めたら、積立資金を捻出するために削減できる項目を、固定費から考えてみましょう。

例えば、携帯電話(スマホ)代の見直しや、インターネットのプロバイダー料金、また時間がなくて読んでいない新聞や惰性で買っている雑誌、なんとなく契約した生命保険などです。

特に女性の方は食費の節約に目がいきがちですが、毎日節約メニューを考えるのは大変でしょう。それに比べて、解約手続きをすれば、その後ずっとお金が浮く固定費の見直しは、労力が少ないのでおすすめです。

5. ストレスを減らすことを心がけ、普段の生活を整えよう

ぜいたくをしているつもりがないのに、お金が貯まらないという人は、ストレスによる暴飲・暴食、飲み会、また衝動買いで浪費してしまっていることが多いようです。

仕事上の悩みで仕方ないこともありますが、予防できるものは予防しましょう。ストレスの元はさまざまですが、多くの人におすすめしているのが、睡眠時間の確保と部屋の片付けです。

睡眠時間が少なくなると、自制心が弱くなるので、衝動買いの誘惑に負けやすくなります。もし余計なものを買ってしまったときは、「明日から我慢しよう」ではなく、「今日から早めに寝よう」と考えてみるのもいいのではないでしょうか。

また、部屋が汚いとお金が貯まらないと言いますが、これはある意味では当たっています。「いつか掃除しないと」と毎日思うことは、自分で考えるよりすごくストレスがたまることです。この種のストレスをため続けると、お酒やタバコなど、嗜好品にかけるお金が増えていきます。

40代では貯蓄額より貯蓄体質を身につける

平均貯蓄額を年代別に見ていきましたが、40代に注目すると、貯蓄がない人が45%以上もいる一方、貯蓄がある人の平均貯蓄額は1,747万円と、貯蓄額が二極化していることが分かります。

貯蓄できる人とできない人の違いは、要するに月々決まった生活費で生活できる人と、あればあるだけ使ってしまう人という見方もできます。40代の人は、これから収入アップも期待できるので、決まった生活費で生活できる人になると、貯蓄額も増やしていけます。ぜひ若いうちに貯蓄体質を目指しましょう。

実際につみたてNISAを始めてみる

積立コースは3種類から選べる!ぎりぎり注文でNISA枠を使い切れる
>>SBI証券の口座開設はこちら

楽天ポイントが貯まる、貯まったポイントで積立投資もできる
>>楽天証券の口座開設はこちら

毎月100円から積立!通常の株取引手数料が最大5%割引に
>>カブドットコム証券の口座開設はこちら

130以上の銘柄から選べてアプリが便利
>>松井証券で投資を始めるにはこちら

他社の口座もまるっと一括管理できて、運用サポートが無料で手厚い
>>マネックス証券の口座開設はこちら

文・松岡紀史(ライツワードFP事務所代表・ファイナンシャルプランナー)

【こちらの記事もおすすめ】
お金が貯まる5つのコツ。「貯蓄1,000万円」も夢じゃない
豊かな老後を迎えるために、アラフォーが今すぐすべき3つのToDoリスト
一生独身かも…老後が不安なアラフォー女性のための、幸せ貯金計画
脱・貯金オンチ。貯まらない女子「3つの言い訳」対処法
FPがダメ出し!「お金がない」ときにやってしまいがちな5つのNG行動
PREV 「常にお客様想い」ではない金融機関 融資の前に確認したい不動産のポイント
NEXT 一生おひとりさま。いずれ高級老人ホームで暮らすにはいくら必要?

続きを読む

Feature