貯める&備える
2020/10/16

『オカネコ』より

予算管理のために家計簿をつけよう!家計改善のコツについても解説

うまく家計を管理するためには、家計簿をきちんとつける必要があります。なぜなら、家計簿をつけておくとお金の流れがわかるだけでなく、家計の問題点も見つけやすくなるからです。家計簿のつけ方や家計を改善するためにできることなどを知っておくと、役立つでしょう。そこで、この記事では家計簿をつけるメリットやつけ方、家計改善のコツなどについて解説します。

1.家計簿をつけるメリット

家計簿の重要性を知るために、まずは家計簿をつけるとどのようなメリットがあるのかを知っておきましょう。ここでは、3つのメリットについて解説します。

1-1.倹約意識が生まれる

家計簿をつけるメリットの1つに「倹約しようという意識が生まれる」ことが挙げられます。なぜなら、家計簿で収入や支出の記録をつけることによって「今月いくらの収入があり、いくら使ったか」が正確に把握できるようになるからです。例えば、「仕事の帰りにコンビニで特に必要のない買い物をすることが多い」「通信費をかなり支払っている」など、無駄な支出やどこに問題があるのかがわかるようになります。無駄遣いや問題点がわかれば、どう改善していけば良いかも明確になるでしょう。例えば、「仕事帰りに何となくコンビニに立ち寄る習慣をやめる」「スマートフォンの料金プランを見直す」といった対策も検討可能です。

家計における課題を明確にすることで、節約しようという意識が芽生えます。その結果、支出が減り貯蓄に回せる分が増えるなど、良い結果につながっていくでしょう。

1-2.予算を管理できるようになる

「予算を管理できるようになる」ことも、家計簿をつけるメリットの1つです。家計簿では、月々の支出を食費や住居費、水道光熱費など費目別に分類し、それぞれでどのくらいお金を使っているのかを記録します。費目ごとにかかるおよその金額が把握できれば、毎月どのくらいの予算を組めばいいかわかるようになるでしょう。ただし、当月の予算を立てるときは、前月の結果をしっかり検討することが大切です。「いくら節約できたか」「どのような無駄遣いをしてしまったか」など、良かった点と反省点をしっかり振り返るようにしましょう。それを当月の家計管理にも生かすことが重要です。

予算がうまく管理できるようになれば、突然の出費などのリスクにもある程度備えられるようになります。

2.家計簿のつけ方

家計簿をつけるときは、まず給料やあれば臨時収入の金額を収入欄に記入します。給料は、額面ではなく税金や社会保険料が控除された手取り金額を記入するほうがわかりやすいでしょう。支出は、項目別に記入していきます。項目は、以下のように分けるのが一般的です。

  • 食費
  • 住居費
  • 光熱水道費
  • 日用品費
  • 被服費
  • 医療費
  • 交通費
  • 教育費
  • その他

ただし、例えば「自転車通勤だから交通費がかからない」「子どもは働いているので教育費はない」など、家庭によって必要な項目は異なります。そのため、支出項目は自分なりの分類で問題ありません。もともと項目が記入されている家計簿を使うときは、必要のないところは空白のままにしておきましょう。家計簿つけは、面倒に感じがちな作業のため、入金や出費があるたびに記入するのは現実的ではないという人もいるでしょう。そこで、買い物をしたときのレシートを必ず受け取って保管しておき、1週間に1回決まった日にまとめて記入するという方法でもかまいません。特に、手間に感じないという人であれば、入金や出費があるたびに記入すると良いでしょう。

3.家計簿アプリの利用もおすすめ

家計簿は、古くからある手書きタイプを使っている人も多いかもしれません。手書きタイプは、手軽に記入でき、直接メモできたり請求書の貼り付けができたりなど、さまざまなメリットがあります。しかし、レシートを見て書き写したり手計算したりしなければならず、手間がかかる点がデメリットです。時間の余裕がなくて手書きでつけられない人もいるでしょう。そういった人は、家計簿アプリを活用してみるのがおすすめです。家計簿アプリとは、お金の出入りがあったときに項目や金額を入力することで、収支の管理が簡単にできるアプリのこと。

レシート読み取り機能や銀行口座との連携機能がついているアプリもあり、計算や入力の手間がかからないためとても楽に管理できます。なお、レシート読み取り機能とはレシートを撮影すると項目や価格を読み取って自動で記録する機能のことです。また、銀行口座連携させておくと、給料の振り込みがあったときや公共料金の引き落としがあったときなどにアプリに自動的に記録されます。いちいち銀行の通帳を確認する必要がないため、便利なことが特徴です。さらに、アプリのなかには支出を項目ごとにグラフで表示してくれる機能がついているものもあります。支出の内容や割合を視覚的に把握できるためおすすめです。

4.家計を改善するためのコツ

家計簿をつけることに加え、家計を改善するためのポイントも知っておくと良いでしょう。ここからは、家計を改善するにあたって押さえておきたい3つのコツを紹介していきます。

4-1.毎月の予算に特別費を設ける

家計を改善するコツの1つ目は、「毎月の予算に特別費を設ける」ということです。特別な支出には、事前に把握できるものと把握できないものとがあります。例えば、結婚式のご祝儀や子どもの誕生日のお祝い、クリスマスのイベントなどは事前に出費が把握できるものです。このような出費については、あらかじめ予算に組み込んでおき、そのなかでやりくりするようにしましょう。一方、「突然家電が壊れて修理に出した」「家族が事故に遭って入院した」などといったケースは予想できるものではありません。このようなとき、貯蓄を崩すのは不安なものです。そこで、毎月の家計に「特別費」という項目を作って予算を立てておき、そのなかでやりくりするようにします。

ただし、どうしても必要なときは仕方がありませんが、特別費を安易に使わないようにすることが大切です。毎月のように使っていると家計を圧迫することもありますので、注意しましょう。

4-2.固定費の削減に取り組む

家計を改善する場合に効果が大きいのは、「固定費を削減する」ことです。支出には、毎月支払う額が決まっている固定費と月によって支払う額が変わる変動費の2種類があります。固定費とは、住居費(住宅ローンの返済や家賃)、通信費、学費などです。変動費には、食費や日用品費、交際費などが該当します。このうち、家計の改善効果が高いのは固定費の削減です。一度削減できれば、そのあとも節約効果が持続するため、変動費よりも先に見直すと良いでしょう。

なかでも、通信費の基本料金や保険料は見直しやすい固定費です。通信費が高いようであれば、料金プランを見直したり格安スマホに乗りかえたりするなどの方法で大きく削減できる可能性があります。保険料は、加入している保険の内容を確認し、「必要に応じて特約を解約」「保障を小さくする」など行うことで減らせる可能性が高いです。

4-3.投資で資産を運用する

「投資で資産を運用すること」も家計を改善するコツです。日々節約に努め貯金を増やしたとしても、それが普通預金や定期預金であれば、金利が低いために資産を増やすことはほとんどできません。そこで、ある程度のリスクを負う覚悟があるのであれば、投資するのも良い方法です。資産を運用し、高い利回りの実現を目指してみましょう。投資初心者におすすめなのは、「つみたてNISA」です。少額の投資から始められ、販売手数料はかからず、運用期間中にかかる手数料も高くありません。

なお、NISAとはNISA口座で購入した投資信託などの配当金や譲渡益などが非課税になる制度のことです。ほかのNISAは、非課税期間が最長5年ですが、つみたてNISAは最長で20年間あります。

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