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2018/07/04

おひとりさま必読、いつか入るかもしれない「高齢者施設」とはどんなところ?

(写真=PIXTA)
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40代は老後、定年後が気になるころです。「今後どのような働き方をしようか」「定年後に向けて資産運用をしておいたほうがいいのか」など迷うことがたくさんあるでしょう。迷うことの中の1つに「将来の住まい」のことがあるかもしれません。今は賃貸物件に住んでいる人はもちろん、すでにマンションを購入した人でも老後どこで暮らすかは大きな課題です。老後の住まいの候補に挙げられる「高齢者施設」について考えてみましょう。

高齢者施設ってどんな種類があるの?

(写真=PIXTA)
 
「高齢者施設」といってもさまざまな種類の施設があります。介護保険の範囲のものは3種あり、「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「介護療養型医療施設」です。高齢者の住まいとカテゴリーされているのは「サービス付き高齢者向け住宅」「有料老人ホーム」「養護老人ホーム」「軽費老人ホーム」「認知症高齢者グループホーム」です。

高齢者の数の増加に伴い、高齢者向けの施設や住まいの数も増えてきています。例えば、有料老人ホームの定員数は2000年に6万1,732人ほどだったものが、2015年には42万2,612人にまで伸びているのです。他の高齢者向け施設、高齢者向け住居の数も軒並み上昇しています。その中でも特筆すべきは「サービス付き高齢者向け住宅」の数の伸び方でしょう。2011年の3万1,094から2015年には18万5,512までに増えてきています。

サービス付き高齢者向け住宅は介護状態が軽い、もしくは元気な人のための施設です。必ず付いているサービスは安否確認や生活相談も付いています。また、その他のサービスとして食事提供や掃除サービスが付く施設もあります。「将来元気だったとしても1人で住むのが不安」と考える人にも合う住まいといえるでしょう。

入居するにはどのくらいの資金が必要になる?

「老後は高齢者施設に入るかも」と考えた場合、気になるのが必要な費用でしょう。先ほど紹介したサービス付き高齢者向け住宅は家賃や共益費、必須サービスが付いて、月額10万円ほどです。これに食事提供等のサービスを付けるとさらに金額が上がってきます。

ところで最近、高齢者の住まいについてのテレビコマーシャルや新聞広告をよく見かけませんか。それらは「介護付き有料老人ホーム」と呼ばれるものです。施設ごとに特徴を出しており、豪華な食事やアクティビティがある老人ホームはテレビ番組でも取り上げられています。この「介護付き有料老人ホーム」ですが、75歳のときに自立した状態で入居した場合の費用は月平均約24万円です。豪華なサービスが付いているところはそれよりも多く必要ですし、もっと低い月額の施設もあります。

忘れてはいけないのが「入居一時金」です。2013年度現在、介護付き有料老人ホームでは、入居時に「家賃相当額を一括して前払い」する施設が34.6%、「家賃相当額を一部前払い」する施設が26.2%もあります。毎月の支払い以前にまとまったお金が必要になる傾向です。
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