私たちの将来を左右する「年金」。一体、どのくらいもらえるのでしょうか?まとめてみました。

年金はいくらもらえる?平均支給額はコレ!

年金受給額を試算。老後の年金、一体いくらもらえるの?によると、国民年金に関しては保険料をすべて納めた人で、2016年4月の支給額は月額6万5008円。実際の平均支給額は約5万4000円(2014年度)だといいます。

ただし、これはフリーランスや専業主婦など、「国民年金」のみに加入している人の話しです。

サラリーマンの場合は「国民年金」だけでなく「厚生年金」にも加入しますので、受け取れる年金額は老齢厚生年金(厚生年金)と老齢基礎年金(国民年金)の合算になります。

同記事によると、2014年度の平均受給額は月約14万8000円だったそうです。

「国民年金」だけの人は約5万円、「厚生年金」も払っている人は約15万円の年金を月々、受け取っているということ。

豊かな老後を送るために、あなたはこの金額で足りるでしょうか?もし、足りないと思われた方は、若いうちから準備しておいた方が良いかもしれませんね。

より正確な年金額を試算する方法

先程ご紹介した数字はあくまで平均です。大切なのは「自分がほんとうにもらえる金額」ですよね。

年金受給額を試算。老後の年金、一体いくらもらえるの?によると、

【国民年金】
年間の基礎年金受給額×加入月数÷480(40年)

【厚生年金】
平均月給(2003年3月まで、賞与含まず)×900×加入年数(2003年3月まで)+平均月収(年収÷12)×660×加入年数(2003年4月以降)
※出典:All About|厚生年金の受給額を計算する方法

でそれぞれ、求めることもできます。

ただ、これを計算するのも大変です。正確な支給額は、日本年金機構の「ねんきんネット」に登録すると、将来もらえる金額を試算することも可能ですので、ぜひ利用してみてください。

年金に税金はかかるの?

年金に税金はかかる?確定申告は必要?控除は?知りたいことをまとめてみたによると、受け取った年金は、所得の区分で「雑所得」という扱いになり、 税金はかかります

ただし、年金受給額が65歳未満で70万円以下、65歳以上で120万円以下であれば、税金は0円となります。

例えば、先ほどご紹介した通り、「国民年金」の平均支給額は約5万4000円(2014年度)ですから、年間の支給額は64万8000円で、税金はかかりません。

一方、厚生年金の平均受給額は月約14万8000円ですから、年間の支給額は177万6000円ということになり、課税の対象になりそうです。

実際には、税金分が源泉徴収された上で年金が支給されるそうです。