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2018/06/28

意外と知らない!?厚生年金保険の押さえておくべき3つのポイント

(写真=takkun/Shutterstock.com)
(写真=takkun/Shutterstock.com)
会社などに勤めている人は給与から毎月、「厚生年金保険料」が天引きされています。しかし、実際のところ、将来の受給額や受け取り方法などについて理解していないという人も多いのでは?ここでは、厚生年金保険の押さえておくべきポイントを3つご紹介します。

1.厚生年金の平均月額は約15万円

厚生年金で気になるのは、やはり将来どれくらいもらえるのかという点でしょう。

厚生年金の受給額は所得に応じて個人差がありますが、厚生労働省が発表している「平成28年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、2016年の厚生年金の月額平均は14万7,927円となっています。

一方、国民年金の月額の平均受給額は5万5,464円です。こうして比較すると、厚生年金が、いかにありがたい制度であるかが分かりますね。

2.年金受給額をアップできる方法があるって本当!?

厚生年金の受給時期は原則65歳からですが、実は、希望すれば66歳以降に受給時期を繰り下げることも可能です。繰り下げ受給をすることにはメリットがあり、支給の開始時期を1ヵ月遅らせるごとに0.7%ずつ増額していきます。

仮に70歳に繰り下げた場合は、通常より約42%も年金を多く受け取ることができるのです。このように「繰り下げ制度」を使うと、かなり高い増額率になるため、魅力的な制度となっています。

繰り下げ受給の申請方法は、受給開始年齢の誕生月に、「年金請求書」というものが日本年金機構から届きます。老齢基礎年金と老齢厚生年金のどちらを繰り下げ希望するのか、記入して返送します。両方を繰り下げする場合は返送する必要はなく、年金を受け取りたいときに手続きを行いましょう。

3.「学生納付特例」いつかは追納した方がいい?

在学中に一定の所得以下の場合、国民年金保険料の納付が猶予されるのが「学生納付特例」制度です。この免除分を追納すべきか迷う人も多いようですが、追納することで将来受け取れる年金額はアップします。ただ、この追納可能期間は過去10年までとなっているため注意が必要です。

厚生年金について理解を深め、将来設計に役立てよう

意外と知っているようで知らないことが多い厚生年金保険。本記事を参考に、受給金額や受け取り方法などについて確認し、将来設計に役立てるようにしましょう。

文・万代未希(ファイナンシャル・プランナー)

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