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2020/07/11

なぜカードローンを借り換えるの?3つのメリットと借り換えを検討すべき人

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
カードローンを提供している会社が「借り換えOK」というような広告を出していることがありますよね。カードローンの借り換えとはどんな取引なのでしょうか。

カードローン借り換えにはいくつかメリットがあり、知らないままカードローンを利用していると損してしまっているかもしれません。

この記事ではカードローン借り換えの仕組みや3つのメリットをご紹介します。カードローンの借り替えの仕組みをしっかり確認し、上手に活用しましょう。

カードローンの借り換えとは

カードローン契約を他社へ切り替えること

カードローン,借り換え
著者作成

カードローンの借り換えは、現在契約を結んでいるローン会社を切り替えることをいいます。

たとえばA社で50万円借りているカードローンをB社へ切り替える場合、B社から新たに50万円を借り入れ、A社の借り入れを完済します。その後50万円をB社へ返済するという流れに成ります。

金利が低いローンへの切り替えが狙い

カードローン借り換えの基本戦略は、より金利が低いローンへの切り替えです。カードローン金利はローン会社ごとに違いますから、より有利なローン契約へ切り替えると利息の負担が減る可能性があるのです。
カードローン,借り換え
著者作成

先述の例では単にローン会社を借り替えただけですが、複数社のローン契約を1社にまとめる「おまとめローン」も可能です。カードローン会社を1社にまとめることで返済の利便性も上がりますし、金利負担が減る可能性もあります。

再契約なので返済計画の変更もできる

カードローンの借り換えは、実質的に新規ローンの申込みと同じ扱いとなります。新しい借り入れなのですから、改めて返済計画を練り直すこともできますよ。

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カードローンの借り換え3つのメリット

利息を減らせる

借入の条件 金利 支払う利息
借入残高:50万円
借入期間:180日
15% 50万円×15%÷365日×180日= 約3万7,000円
12%
50万円×12%÷365日×180日= 約3万円 
(7,000円の節約)
10%
50万円×10%÷365日×180日= 約2万5,000円
(1万2,000円の節約)

金利が低いカードローンへ借り換えられれば、利息の負担も減ります。実際にどれくらい減るか、上にまとめました。

より低い金利のカードローンに借り替えることで、返済期間が長期になるほど、借り入れの残高が大きいほどメリットが大きくなります。

月々の返済額を減らせる

例)年15%の金利で50万円借りた場合
月の返済額 完済までの返済回数 返済総額
5万円 11ヵ月 約53万7,000円
3万円 19ヵ月 約56万3,000円

借り替えるカードローン契約にもよりますが、カードローンの借り換えで月の返済額を減らせる可能性があります。

カードローンの返済方式はローン会社によって違います。また、ローン会社の引き受け基準にもよりますが、ひと月あたりの返済額を減らすようカードローンを借り替えられる可能性があります。

ただし、月の返済額を減らすと返済期間が延び、返済総額が増える可能性には注意しましょう。

利便性の高いカードを選び直せる

サービス内容はカードローン会社によって違います。「返済に手数料が取られる」「近くにATMがない」といったように、ローン会社ごとに利便性に差があります。

借り換えのタイミングで、より利便性が高いカードローンを選びなおせるのもメリットですね。

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カードローン借り換えの注意点

改めてローン審査が必要 

カードローンの借り換えは実質的に新規の申込みと同じですから、改めてローン審査が必要になります。審査に通れば借り換えできますが、絶対に借り換えができるわけではない点に注意しましょう。

総量規制に気をつける

カードローン,総量規制
著者作成

貸金業法で、年収の3分の1を超える借り入れはできないと定められています。これを「総量規制」といいます。

現在のローンと、借り換えの新規ローンの合計が年収の3分の1を超える場合、総量規制に引っかかってしまい借り換えができません。
 
総量規制の対象外のローン
除外貸付 ・住宅ローン
・自動車ローン
・高額医療費の貸付 など
例外貸付 ・顧客に一方的に有利な借り換え
・借入残高を段階的に減少させる借り換え
・家族や親族の緊急に必要な医療費 など

ただし、すべてのローンが総量規制の対象になるわけではありません。住宅ローンなどは含めずに計算していいですし、私たちに「一方的に有利な借り換え」などは総量規制の対象外です。

返済総額が増える可能性もある

金利の低いカードローンへ借り替えたとしても、月の返済額を減らすと返済総額が大きくなってしまう可能性に注意しましょう。

カードローン乗り換え先の選び方

 金利が低いカードローンを選択 おすすめは銀行系

カードローン借り換えの目的の1つは、カードローン金利を下げることです。カードローン金利はローン会社によって違いますので、できるだけ金利が低いカードローンを選びましょう。

一概にはいえませんが、「銀行系」カードローンは他のカードローンと比べ金利が低い傾向にあります。銀行系は審査に厳しい場合もありますが、一度検討してみることをおすすめします。

返済に手数料がかからないカードローンを選ぶ

カードローン利用の手数料は無料とする会社が多いですが、返済に手数料がかかる場合があります。できるだけ返済手数料がかからないカードローンを選ぶとよいでしょう。

近くにATMがある

カードローンは銀行振り込みや引き落としで利用や返済ができますが、ATMでも行うことができます。ATMが近くにあるカードローンを選ぶとより便利に使えるので、おすすめです。

ATMの設置状況はローン会社によって違います。お近くにATMがあるか、事前にホームページなどで確認してみましょう。

カードローンの借り換えを検討した方がいい人

申込み時より信用力が上がり、好条件で借り換えできる方

カードローンを申込んだ時は信用力に自信がなかった方も、正しく返済してきた実績があると信用力が上昇していきます。また、収入の上昇も信用力が上昇の要因です。

カードローンは審査を厳しくする代わりに条件をよくした上位カードローンを提供している場合があります。以前は審査に落ちたカードローンも、信用力が上がれば審査に通るかもしれません。
 
上位カードローンを用意している例(千葉銀行)
  金利
ちばぎんカードローン
クイックパワー<アドバンス>
1.7~14.8%
ちばぎんカードローン
プレミアクラス
3.8~5.5%

借入額が大きく、借り換えのメリットが大きい方

借り入れの額が大きい場合、金利が下がるメリットは大きいです。カードローンの借り換えを検討しましょう。

借り換え金額が大きい方は総量規制に気をつけないといけませんが、借り入れの条件がよくなるなど、一方的に有利な借り換えは総量規制の対象外です。

毎月の返済額を減らしたい方

「返済で日々の生活が難しい」という方は、毎月の返済額を減らすためにカードローン借り換えを検討した方がよいでしょう。

返済総額は増えるかもしれませんが、返済期間を延ばし、長期返済できるカードローンへの借り替えをおすすめします。

現在のカードローンの利便性が悪い方

「近くにATMがない」、「返済に手数料がかかる」など、利便性に不満がある方もカードローン借り換えを検討してみましょう。

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カードローンの借り換えに向かない人

(写真=takasu /stock.adobe.com)

転職の直後で勤続年数が短い

カードローン借り換えは改めて審査が必要です。転職したばかりで勤続年数が短いと「安定的な収入を得ていない」とされ、審査に通りにくい可能性があります。

ただし、カードローン各社の審査基準は公開されていませんので、勤続年数が短いからといって審査に通らないとはいえません。

返済の遅延などで信用情報に傷がある

返済が遅れるなど、「信用情報」に傷がある場合も審査に通りにくいでしょう。直近に信用情報に傷が付いている方は借り換えに向かないといえます。

信用情報は「信用情報機関」に登録され、カードローン会社は審査の際に信用情報をチェックします。信用情報は約5年間保管されますから、直近に返済の遅延や債務整理などを行った方は借り換えに向かないでしょう。

借入が少額、短期で借り換えメリットが大きくない

カードローン借り換えには金利が下がるメリットはありますが、借入額が少額の場合や短期で返済するつもりの場合、メリットはそう大きくありません。わざわざ借り換えしないでよいかもしれませんね。

カードローンの借り換えは慎重に


カードローン借り換えには「金利が下げられる」「月の返済額を減らせる」「より便利なカードローンに選びなおせる」というメリットがあります。

カードローン借り換えは魅力的ですが、改めて審査が必要になる点や総量規制などにも注意しないといけません。そもそも借り入れが少額の方にはメリットが少ないといった注意点もあります。

カードローンの借り換えは慎重に検討しましょう。
 
若山卓也
証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業、保険募集代理業、金融系ライターとして活動しています。 関心のあるジャンルは資産運用や保険、またお得なポイントサービスなど。お金にまつわることなら幅広くカバーし、発信しています。 AFP、プライベートバンキング・コーディネーター資格保有
証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業、保険募集代理業、金融系ライターとして活動しています。 関心のあるジャンルは資産運用や保険、またお得なポイントサービスなど。お金にまつわることなら幅広くカバーし、発信しています。 AFP、プライベートバンキング・コーディネーター資格保有
 


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