貯める&備える
2018/05/24

マンション買っちゃう?老後のために不動産投資を考えてる40代独身女性が注意したいこと

(写真=nednapa/Shutterstock.com)
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現在のアラフォー世代が65歳になったとき、年金収入が今より減ることはあっても増えることはないでしょう。総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編)平成28年(2016年)」によると、2016年の時点でも、60歳以上の単身無職世帯の生活費は、毎月約3.6万円の不足となっています。

ただ40代ともなると、「今のペースで何歳まで働き続けることができるのか?」「少子高齢化で将来の年金はどうなるのか?」など、不安材料はつきません。なるべく長く働き続けることが必要といわれていますが、若いときと同じように働くことは難しいでしょう。

そのためにも、将来の継続収入を作る方法を考えておきましょう。その方法の一つとして検討したいのが、不動産投資による不労所得を作る方法です。

実際に、女性向けマンション投資の広告やセミナーの案内を目にする機会も多いかと思います。

不動産投資は株式投資よりもいい?ミドルリスク・ミドルリターンといわれる理由

(写真=g-stockstudio/Shutterstock.com)

不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンといわれています。株式投資は大きく値上がりする可能性もありますが、リーマン・ショックのように、株価が一瞬にして大暴落することもあります。その意味ではハイリスク・ハイリターンといえます。

これに対して、不動産価格は一瞬にして下がることはありません。リーマン・ショックのときにも影響はありましたが、株価のような下落はしていません。

例えば、5,000万円のマンションが1週間後に3,000万円になるような可能性はほぼないでしょう。家賃についても同様で、いきなり半額になるような事態は考えられません。

不動産投資のメリットは継続して得られる不労所得

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不動産を所有して得られる収入は主に2つあります。持っている物件が値上がりすること(キャピタルゲイン)と、貸すことで得られる家賃収入(インカムゲイン)です。

中でも注目したいのは、毎月得られる家賃収入です。というのも、不動産は決して安い買い物ではありませんし、売買のタイミングを見計らうのはそれなりに労力が必要です。それに毎月の収入があれば、公的年金の上乗せとして心強いでしょう。

そうはいっても、実際に多額のローンを組むのも不安に思うでしょう。ミドルリスクとはいえ、絶対に損しないわけではありません。リスクを正しく知り、リスクを減らす戦略を立てることが不動産投資の鉄則です。

投資するなら中古マンションのワンルームがいい?

(写真=leungchopan/Shutterstock.com)

不動産投資には、ワンルームマンション・ファミリータイプマンションの区分所有や1棟所有、アパートや戸建て、加えて新築物件や中古物件など、さまざまな物件があります。「不動産投資を始めたい」というアラフォーシングル女子には、中古ワンルームマンション投資が有効と筆者は考えます。

リスク回避法1:空室リスクを下げるには立地退去から入居までの期間を短くする

不動産投資で怖いのは、家賃収入が途絶えることです。家賃収入が途絶えるとはつまり、誰も借りてくれない、物件が空室になるということです。これを空室リスクといいます。

このリスクを回避するには、立地の良い物件を選ぶことです。日本はすでに人口減少の時代に突入していますが、東京への人口流入は今後しばらく進むといわれています。東京都心を狙うなら、働く人が通勤しやすい駅近物件であることが重要です。

例えば、駅から徒歩10分以内、主要なターミナル駅まで乗り換えなく出られる物件などが選択肢となります。こうした物件は人気で高価格ですから、戸建てよりマンション、1棟まるごとの所有より1室の所有が候補となるでしょう(区分所有といいます)。
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