つみたてNISA(積立NISA)はいつまで非課税?
(画像=fuelle編集部)

つみたてNISAは2018年1月に始まった少額投資非課税制度であり、国民の自助努力による資産形成を促進するために創設されました。つみたてNISAが創設される前に一般NISAという制度が開始されたため、非課税期間などを混同する方も少なくありません。つみたてNISAの非課税期間が気になる方もいるでしょう。

この記事では、つみたてNISAの非課税期間やおすすめの証券会社などをご紹介します。

この記事でわかること
  • つみたてNISAの非課税期間は20年だが、投資できるのは2042年まで
  • つみたてNISAの非課税期間は2062年まで
  • 2024年に非課税期間が5年間の新NISAが創設される
  • つみたてNISAの口座を開設するなら、手数料がお得で取扱銘柄数の多いネット証券がおすすめ
  • つみたてNISAでは、通常の投資に必要な投資に関する細かい判断が不要。100円や1,000円といった少額から投資を始めることができ、運用益と売却益に税金がかからないというメリットがある
  • つみたてNISAは投資対象となる銘柄が少ない。通常の投資よりもロールオーバーやリバランスが難しく、損益通算や損失の繰越控除ができないというデメリットがある

つみたてNISA(積立NISA)の投資可能期間は2042年まで

1.つみたてNISAはいつまで非課税?
(画像=fuelle編集部)

つみたてNISAは国民の自助努力による資産形成を後押しするために始まった制度であり、対象となる銘柄は長期分散投資に適した商品です。

つみたてNISAが創設された当初は2037年までと定められていましたが、2020年の改正によって投資可能期間が2042年まで延長されました。したがって、2042年まではつみたてNISA口座で金融商品を購入することができます。

つみたてNISA(積立NISA)の非課税期間は2062年まで

つみたてNISAの非課税期間は20年間です。これは、その年に購入した投資信託の非課税期間が20年間継続するという意味です。

例えば、2018年に購入した投資信託は2038年まで非課税期間が継続しますが、2019年に購入した分については非課税期間が終了するのは2039年です。したがって、投資を開始してから20年後にすべての資産の非課税期間が終了するわけではなく、購入した年によって非課税期間が終了するタイミングが異なるのです。

2042年に投資した分の非課税期間は、2062年までです。つまり、つみたてNISA口座で投資を行うことができるのは、2062年までということになります。2062年以降は、つみたてNISA口座で金融商品を保有することができなくなるため注意が必要です。

今口座開設しておけば新NISA制度立ち上げ後もつみたてNISAで投資可能

つみたてNISAは2018年にスタートした制度ですが、より多くの人に長期分散投資を始めてもらうために、2024年に新NISA制度が始まります。新しいNISAが始まるにあたって心配なのは、「つみたてNISAはどうなるのか」でしょう。

結論からいえば、新NISA制度が始まってもつみたてNISAの口座を開設することができます。つみたてNISAに関して2020年に税制改正が行われ、2042年までつみたてNISAの口座開設ができるようになりました。新NISA制度によってつみたてNISAが終了し、口座を開設できなくなるわけではありません。

2024年に新NISA制度がスタート

2.つみたてNISAはいつまで非課税?
(画像=fuelle編集部)

一般NISAは2014年に、つみたてNISAは2018年にスタートした税制優遇制度です。通常であれば、投資で得られた譲渡益や配当益には20.315%の税金がかかりますが、NISA口座を利用することで非課税になります。「貯蓄から投資へ」の流れの中で国民に自助努力による資産形成を促すために始まった制度であり、運用益が非課税になることが魅力でした。

しかし、一般NISA・つみたてNISAは予想よりも口座開設数が少なく、さらに使いやすい制度が求められていました。そこで、2024年に新しい新NISA制度が始まることになりました。新NISAは一般NISA・つみたてNISAと比べるとやや複雑ですが、正しく理解して活用すれば、一般NISAとつみたてNISAのメリットを両方享受することができます。

新NISAの概要

新NISAはより多くの人に長期分散投資を始めてもらうために、2024年に創設される税制優遇制度です。これまでの一般NISAの非課税対象や非課税枠が見直され、新しいNISAは2階建て構造になります。

一般NISAでは国内外株式やETF、投資信託などを対象として非課税期間5年、年間最大120万円、総額600万円の投資ができました。新NISAでは非課税期間は同じく5年間ですが、1階部分と2階部分で制度の内容が異なります。

1階部分では安定的な資産形成を目的として、金融庁が選定した一定の投資信託やETFが投資対象となります。非課税期間は5年間で年間投資額は20万円、総額100万円まで投資できます。非課税期間を除けばつみたてNISAに似ており、投資方法は積立のみです。

一方で2階部分では一般NISA同様、国内・海外株式(国内ETF、ETN、単元未満株(S株)、REIT、海外ETF等含む)・投資信託を投資対象としています。非課税期間は5年間で年間投資額は102万円、総額は510万円まで投資できます。

このように新NISAは2階建て構造になっていますが、選択して利用できるわけではなく、原則として1階部分で積立投資をしないと、2階部分を利用できません。ただし、1階部分の20万円の投資枠を使い切る必要はないので、1階部分で少額を投資すれば2階部分を利用できます。

新NISA制度では非課税期間が一律5年間に

新NISAの非課税期間は、1階部分・2階部分ともに5年間です。つみたてNISAと比べると、投資商品はほとんど同じですが非課税期間が大きく異なります。

新しい制度が始まると、新NISAとつみたてNISAのどちらを始めればよいのか迷う方もいるかもしれません。投資判断に自信がない方や長期安定投資を行いたい方は、つみたてNISAがおすすめです。つみたてNISAは非課税期間が20年と長く、かつ毎年の投資額は最大40万円と比較的少ないので、長期でコツコツと資産を形成したい人におすすめです。

一方で新NISAでは2階部分で国内外株式に投資できるので、つみたてNISAよりも短期間で利益を得たい方や銘柄選定に自信がある方は、新NISAのほうが実力を発揮できるかもしれません。

つみたてNISA(積立NISA)におすすめのネット証券

つみたてNISAは、投資で得た譲渡益や配当益に税金がかからないお得な制度です。つみたてNISAを始めるためには、銀行や証券会社などでつみたてNISA口座を開設します。金融機関を選ぶ際のポイントは手数料や取扱銘柄数などですが、ネット証券はそれらの点で優れています

ここからは、対象銘柄の取扱数や積立頻度の選択肢の多さ、付与されるポイントの種類を基準としたランキングをご紹介します。

SBI証券

3.つみたてNISAはいつまで非課税?
(画像=SBI証券

SBI証券は、国内株式取引シェアとネット証券の口座開設数で1位を獲得しています。ネット証券の中で、最も人気のある証券会社といえるでしょう。取扱銘柄数も多く、つみたてNISAの対象となる投資信託を174本も取り扱っているので、自分の投資スタイルに合わせて最適な商品を選べるでしょう。

積立頻度の選択肢も多く、「毎日」「毎週」「毎月」の中から選ぶことができます。時間の分散効果を最大限に活用したい方は、「毎日」を選ぶとよいでしょう。

NISA口座で投資信託を購入すると、TポイントやPontaポイント、dポイントが貯まります。いずれも使い勝手の良いポイントですので、普段からこれらのポイントを利用している人には大きなメリットといえるでしょう。

・SBI証券のいい口コミ

ポイント制度が使いやすい

私がSBI証券のつみたてNISA利用して感じたメリットは、TポイントやPontaポイントが1ポイント=1円で利用できる点です。

30代・男性

SBIでまとめて管理できるのが楽です

SBI証券でつみたてNISA、FX、iDeCo、個別株とまとめて運用できるのが楽。手数料が安く、銘柄の選択肢も多いので安心感があります。PCの画面で簡単にNISAのページに移動できるのもいいです。クレカ積立サービスもとても便利です。

20代 男性

取扱銘柄が豊富

SBI証券のつみたてNISAは、取扱銘柄が豊富な点が一番のメリットだと思います。私は購入資金の残高不足を防ぐため銀行から自動で振替するようにしているのですが、その振替時の手数料をSBI証券が負担してくれるのもお得です。毎日積み立てができるのも、リスクを減らせる点からおすすめです。

40代 男性

・SBI証券のよくない口コミ

対象カードが少ない

デメリット・改善してほしいことはほとんどありません。あえて挙げるとすれば、クレジットカード払いに対応しているのが三井住友カードを含め3社に限られている点です。

30代 男性

アプリが使いにくい

積み立てアプリがWealthNaviに比べて使いにくいです。つみたてNISA専用のアプリが別なら、長期積立用として銀行代わりに使えるのでいいのではと思います。

20代 男性

提携ポイントを増やしてほしい

あえてデメリットをいうなら、もっと提携ポイントを増やしてほしいです。メインポイントの切り替えをしなくてはいけないのも面倒です。また、積立時に使えるクレカの種類が3つと少ないのでもっと増やしてほしいです。アプリは、PC操作時と同じような情報にアクセスできないのが不満です。

30代 男性

(出典=ClowdWorks

SBI証券の詳細はこちら(公式サイト)

楽天証券

4.つみたてNISAはいつまで非課税?
(画像=楽天証券

楽天証券はネット証券最大手です。新規口座開設数とNISA口座の開設数ではSBI証券を上回り、業界トップです。NISAで投資を始める人の多くが、楽天証券で口座を開設しています。取扱銘柄数も豊富で、つみたてNISAでは181本から投資先を選べます。これは業界最多であり、数ある商品の中から自分に合った商品を選べます。

積立頻度は「毎月」「毎日」から選ぶことができます。SBI証券にある「毎週」はありませんが「毎日」があるので、時間の分散効果は問題なく得られるでしょう。

楽天証券では毎月の投資信託の購入額に応じて、または保有する投資信託の残高が一定の金額に達すると、楽天ポイントが付与されます。ポイントはNISAの投資に充てられる他、楽天市場でのショッピングにも利用できます。

・楽天証券のいい口コミ

ポイントが使えてうれしいです!

楽天証券のつみたてNISAを選んだ一番の理由は、買い物で貯まった楽天ポイントを投資に使えるからです。毎月100円から積み立てを始められますし、つみたてNISAを楽天カードで支払うと、その分もポイントがもらえるのもうれしいです。

30代・女性

取り扱い銘柄が豊富です

銘柄のラインアップが豊富で、かなり選びやすいと思います。楽天証券と楽天銀行をマネーブリッジ設定すると優遇金利を受けられ、とてもお得です。自動入金機能を利用できるので、一度設定すると楽に買い付けできます。

40代 女性

おおむね満足

楽天カードで積み立ての設定をすると、楽天ポイントが貯まります。楽天経済圏で生活している人には、とても良いと思います。1週間に1回程度、積み立てている投資信託の基準価額メールが届くので、自分が積み立てている投資信託がどの程度利益を出しているかを確認できます。それが楽しみです。

20代 男性

・楽天証券のよくない口コミ

いちいちホームページにアクセスするのが面倒

今のところ、それほどデメリットに感じていることは正直ありません。ただ、いちいち楽天証券のホームページにアクセスするのが面倒くさいと思ったことは多々あります。ログインしなくてはならないのが手間に感じてしまいます。

30代・女性

アプリがつみたてNISAには向いていない

楽天証券のiSPEEDというアプリがあるのですが、つみたてNISAの確認には向いてないと思います。個別株など専用に作られているようで、つみたてNISAで確認できるのは、投資金額とか変動利率、買付可能額ぐらいです。詳細を確認したい場合は、パソコンサイトに飛んで確認するので手間です。

40代 女性

楽天ポイントの変更に不満

楽天カードで積み立てれば、1%のポイント還元ですが、2022年9月から改悪されて0.2%になるようです。ポイント還元率は、他の証券会社のほうが高くなるので、そちらに移るか検討するほど不満です。
またスマホからだと、設定を変更したい場合、どこにアクセスすればわからないことがあります。もっとスマホの表示をわかりやすくしてほしいです。

20代 男性

(出典=ClowdWorks

楽天証券の詳細はこちら(公式サイト)

松井証券

5.つみたてNISAはいつまで非課税?
(画像=松井証券

松井証券は、歴史ある老舗証券会社です。1918年創業と業歴が長いため、信頼と実績は十分です。初めて投資を始める人でも、安心して資産を預けられるできるでしょう。松井証券はつみたてNISAの銘柄数が豊富であり、対象銘柄は173本です。2021年と2022年に新しい銘柄が追加されているので、今後も銘柄数が増えることが期待できます。

積立頻度は「毎月」のみです。「毎日」や「毎週」を選ぶことができないので、ドルコスト平均法を最大限に活用したい人には向いていないかもしれません。

松井証券で投資すると独自のポイントサービス「松井証券ポイント」が付与され、商品の購入や投資信託の積立に利用できます。

・松井証券のいい口コミ

取り扱い商品が豊富

松井証券のつみたてNISAは、取り扱い商品が多く自分に合った商品を選びやすい点です。毎月の最低投資額が100円からと少額で、1円単位から投資額を変更できるため、無理なく投資を続けることができます。一方で、積立頻度は毎月のみになるので、他の証券会社に比べると選択肢が少ないといえます。

30代・女性

しっかりしたフォローで安心です!

一番のメリットは、フォロー体制がしっかりしていることです。積み立てとはいえ、株式を含む銘柄を持っている私にとって、日々変動のリスクは不安を感じます。相場が大きく動いたときでも密にフォローいただいて感謝しています。

30代・女性

つみたてNISAの詳しい解説がある

松井証券ですばらしいと思えたのは、ホームページなどで投資やつみたてNISAについて詳しい解説がされている点です。一般NISAとつみたてNISAの違いなども理解できました。

30代 男性

・松井証券のよくない口コミ

銘柄情報を探しづらい

ホームページで取扱銘柄などの情報が探しづらく、始めるにあたってきっかけを作りづらかった、比較しづらかったという記憶があります。自分が興味あるファンドはあるか、またどんなスタイルのものが多く選ばれているのかなど、参考のためにも、ホームページですぐにわかるようにしてもらえるとありがたいです。

30代・女性

松井証券ポイントに不満

松井証券ポイントの使い勝手が悪いのが不便です。

30代・男性

(出典=ClowdWorks

松井証券の詳細はこちら(公式サイト)

マネックス証券

6.つみたてNISAはいつまで非課税?
(画像=マネックス証券

マネックス証券は、米国株や中国株を始めとする外国株式の取扱数が豊富であることで知られています。外国株式はつみたてNISAの対象ではありませんが、対象銘柄については152本を取り扱っています。マネックス証券は新しい銘柄の取り扱いに積極的な証券会社ですので、今後さらに選択肢が増えるでしょう。

積立頻度は「毎日」「毎月」から選ぶことができます。「毎週」は選べませんが「毎日」があるので、時間の分散効果を高めたい方は「毎日」を選ぶとよいでしょう。

マネックス証券では、積立設定時にクレジットカード決済を選択することができます。これによって、決済金額の1.1%のマネックスポイントが付与されます。マネックスポイントはdポイントやTポイント、nanaco、Pontaなどのポイントと交換することができます。

・マネックス証券のいい口コミ

豊富な商品ラインナップ

マネックス証券は、つみたてNISAの取り扱い商品が150件以上あるので、自分に合った商品がきっと見つかります。ツールでランキングやパフォーマンスも見られるので、投資の知識が少ない人には役立つと思います。年間上限額の40万円を使い切り設定すると、限度枠を無駄にすることなく運用できます。ネット証券なので利用料を安く抑えることができるので、おすすめです。

40代・男性

ポイント制度が素晴らしい

マネックス証券では独自のポイントプログラムである「マネックスポイント」を貯めることができます。ポイントが貯まれば「Amazonギフト券と交換・dポイントと交換・Tポイントと交換・JALやANAのマイルと交換・日本赤十字社やReadyforへの寄付・株式売買手数料に充当・仮想通貨との交換」など非常に多くの使い方ができるので便利で嬉しいです。

20代・女性

初心者向き

投資信託の取り扱い本数が多く、自分にニーズにあった商品を選べます。説明も丁寧なのでどんな商品かも理解しやすいです。引落手数料が無料なので入金額に悩むこともありません。また使用しているとマネックスポイントがたまってAmazonギフト券などに交換できるのもメリットです。非常にわかりやすく初心者の方にも向いています。

50代・男性

・マネックス証券のよくない口コミ

NISAの切り替え手続きが難しかった

一般NISAとつみたてNISAの切り替えがちょっとむずかしいところがデメリットです。WEBで切り替えができませんでした。それ以外は特にデメリットはありません。

30代・男性

(出典=ClowdWorks

マネックス証券の詳細はこちら(公式サイト)

auカブコム証券

7.つみたてNISAはいつまで非課税?
(画像=auカブコム証券

auカブコム証券は、2019年にネット証券として誕生しました。歴史は浅いですが、三菱UFJフィナンシャルグループの資本が入っているので、信頼性は問題ありません。

新しい証券会社ではありますが、新規銘柄の取り扱いに積極的なネット証券であり、つみたてNISA対象銘柄は164本です。今後もさらに取扱数が増える予定なので、自分に合う商品を見つけられるでしょう。

積立頻度は「毎月」のみです。「毎日」「毎週」という選択肢がないので、時間の分散効果を最大限に活かしたい場合は向いていないかもしれません。 auカブコム証券ではau PAYカードで積立設定をすると、積立金額の1%のPontaポイントが付与され、1ポイントを1円として投資信託の購入に使えます。

・auカブコム証券のいい口コミ

優遇金利やクレジットカード払いが魅力的です

auじぶん銀行と連携すると、金利が優遇されます。さらにつみたてNISAをau PAYカード(クレジットカード)支払いにするとPontaポイントが付与される点もうれしいです。特にauやUQモバイルの携帯を契約している人には、魅力的な証券会社だと思います。

30代・女性

クレジットカード投資でのポイント獲得がいい!

au Payカードで毎月投資が可能で、投資金額×1%のPontaポイントが獲得できます。他の証券会社でも似たサービスはありますが、使用範囲の広いPontaポイントが貯まるので非常に満足しています。投資信託を保有するだけでもポイントがもらえるので、つみたてNISAで資産形成をするのに非常によい証券会社だと思います。

30代・男性

auユーザーにおすすめです

「つみたてNISAを利用しながら株取引もしたい」という人には、手数料が割引される「NISA割」があります。他社にはないサービスなので、大きなメリットだと思います。つみたてNISA用のシミュレーション機能も利用できます。積み立てたい金額、期間を入れれば簡単に計算してくれ、わかりやすく便利でした。

40代・男性

・auカブコム証券のよくない口コミ

つみたてNISA専用のアプリがない

つみたてNISA専用のアプリがないので、毎回設定などはパソコンやスマホのブラウザを経由する必要があるのが面倒です。

30代・女性

ポイント制度に特色がない

クレジットカード投資の支払日が翌月10日なのですが、自由に変更できるようにしてほしいです。クレジットカード投資の獲得可能ポイントはマネックス証券に負けていて、保有ポイントの獲得は銘柄によってはSBI証券に負けています。これだとつみたてNISA口座でわざわざauカブコム証券を選ぶ意味がないので、独自の色を出してほしいです。

30代・男性

ホームページが見づらい

ホームページ画面が少し見づらいかなと思います。また他社に比べてauカブコム証券のつみたてNISAは、投資信託の本数があまり多くないと聞きました。ただ私自身は本数に関してはそこまで不便を感じていません。

40代・男性

(出典=ClowdWorks

auカブコム証券の詳細はこちら(公式サイト)

つみたてNISA(積立NISA)のメリット

つみたてNISAのメリット
  • 長期にわたって非課税で投資できる
  • 手元資金が少なくても始めやすい
  • 初心者でもリスクを抑えた投資をしやすい
  • いつでもお金を引き出せる

「ゆっくり時間をかけて少しずつコツコツ」が、つみたてNISAの投資スタイルです。そのような投資をしたい人が使いやすいように、制度が設計されています。

運用で出た利益を非課税にできる期間は、最長20年です。投資はなるべく長期にわたって取り組んだほうが成果を出しやすいので、これは大きなメリットといえるでしょう。

20年間投資を続けることもできますし、いつでも換金して引き出せるため、途中で現金が必要になっても対応できます。

月100~1,000円ほどの少額資金でも始められます。一度積み立てを設定すれば、自動的に決まった間隔で決まった金額が積み立てられていくので、売買のタイミングを見極めたり、相場を常に気にしたりする必要もありません。

しかも、投資先は金融庁の厳しい基準をクリアした投資信託に限定されています。投資信託(ファンド)は、自分で個別の国や企業の分析をしなくても、投資のプロ(ファンドマネージャー)が選んだ複数の投資先にまとめて投資できる金融商品です。

「投資信託(ファンド)」は、一言でいえば「投資家から集めたお金をまとめて、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。

「集めた資金をどのような対象に投資するか」は、投資信託ごとの運用方針に基づき専門家が行います。
出典:一般社団法人投資信託協会

このような特徴があるため、つみたてNISAは投資初心者でも比較的取り組みやすく、人気があります。
水瀬理子(ファイナンシャル・プランナー)

つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています
出典:金融庁「つみたてNISAの概要」

つみたてNISA(積立NISA)のデメリット

デメリットもチェックしましょう。

つみたてNISAのデメリット
  • 元本割れになる可能性もある
  • 損益通算や繰越控除ができない
  • 投資先として選べる商品が限定的
  • 税制優遇効果はiDeCoほどではない
  • 年間40万円までしか投資できない

リスクはゼロではありません。銀行預金などと違って増える可能性もある分、元本割れ(投資した金額より受け取れる金額のほうが少なくなる)もありえます。

また、通常は投資で損失が出た場合、「損益通算」や「繰越控除」という税金の負担を抑える仕組みを利用できます。しかしつみたてNISAでは利用できません。

損益通算(そんえきつうさん)
意味
譲渡益などの利益から、譲渡損などの損失を差し引くことができる制度。
解説
例えば、その年の譲渡益が10万円、譲渡損が4万円だった場合、10万円から4万円を差し引いた6万円が課税の対象になります。
出典:日本証券業協会

繰越控除(くりこしこうじょ)
意味
その年に控除しきれなかった損失を、最長3年間にわたって利益と通算できる制度。
解説
ただし、確定申告をする必要があります。
出典:日本証券業協会

なおつみたてNISAは投資先が「金融庁の基準をクリアした投資信託」に限られているため、初心者でも選びやすいというメリットがあります。しかし裏を返せば、株式投資をしたい人やもっと自由に投資信託を選びたい人にとってはデメリットになるでしょう。

投資に関する税制優遇制度には、他にも「NISA(一般NISA)」や「iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)」があります。また、一般NISAに比べると1年間に投資できる金額が少ない、iDeCoと比べると税制優遇効果が低いというデメリットがあります。

他の制度との違いは後述しますので、それぞれを比較して自分に合う制度を選びましょう。

つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA)との違い

49.積立,nisa,始め方
(画像=fuelle編集部)

「つみたてNISA」と「一般NISA」の税制優遇制度の違いを見てみましょう。

つみたてNISAと一般NISAは「投資の税制優遇制度」である点は同じですが、非課税になる期間や選べる投資先などの条件が違います。

つみたてNISA 一般NISA
加入できる人 日本に住む
20歳以上の人
日本に住む
20歳以上の人
税制上のメリット 投資の運用益が
非課税
投資の運用益が
非課税
非課税投資枠 年間40万円 年間120万円
非課税期間 最長20年間 最長5年間
選べる投資先 金融庁が「長期・積立・分散投資」に
適していると認めた投資信託
株式投資信託、国内外の上場株式・
ETF・REIT(不動産投資信託)、
ETN(上場投資証券)、新株予約権付社債
(ワラント債)
お金の引き出し いつでも可能 いつでも可能
つみたてNISAと一般NISAの違い
  • 非課税投資枠・期間
  • 投資できる商品
  • ロールオーバー

細かく説明しましょう。

つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA)の違い:非課税投資枠・期間

つみたてNISAにおいて非課税で投資できるのは「年間40万円×20年(最大800万円)」ですが、一般NISAは「年間120万円×5年(最大600万円)」です。

【非課税枠】
・つみたてNISA……年間40万円×20年(最大800万円)
・一般NISA……年間120万円×5年(最大600万円)

つみたてNISAは「長期間にわたって積み立てる投資」です。一般NISAより期間は長く設定されています。

ざっくりいえば、つみたてNISAは「細く長い投資」で、一般NISAは「太くて短い投資」です。
水瀬理子(ファイナンシャル・プランナー)

40万円の枠を12ヵ月で使い切る場合は、1ヵ月あたり3万3,000円ほど投資できることになります。さらに大きい金額を積み立てたい場合や、あるタイミングで一気にまとめて投資したい場合は、NISAのほうが適しています。

※一般NISAは2024年に制度が改正され、年間の上限額が最大122万円になる予定です。

つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA)の違い:投資できる商品

つみたてNISAでは「金融庁が長期・分散・積立投資に適していると認めた投資信託」のみ投資できます。その数は約200種類です。

一方、一般NISAはもっと幅広い中から投資先を選べます。投資信託だけでも数千種類ありますし、日本国内の上場企業の株式のほか、米国株など海外株式も対象です。

【投資できる商品】
・つみたてNISA……投資信託
・一般NISA……投資信託、日本株式、海外株式など

ちなみに、投資方法はつみたてNISAでは「積立(毎回決まった間隔で決まった金額分を投資する)」しか選べませんが、一般NISAでは「積立」のほか「スポット投資(自分の好きなタイミングで任意の金額を単発で投資する)」も選べます。

つみたてNISAは選択肢が限られていますが、その分初心者でも迷いにくいといえます。一般NISAは投資先が多いため選ぶのが難しいのですが、その分投資の幅は広がります。

投資初心者は、つみたてNISAのほうがどちらかといえばハードルが低いため、取り組みやすいかもしれません。
水瀬理子(ファイナンシャル・プランナー)

※一般NISAは2024年に制度改正があり、年間の非課税枠のうち20万円まではつみたてNISAと同じ投資商品の中から選択して積み立てることが必要になる予定です。(一定の投資経験がある場合を除く)。

つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA)の違い:ロールオーバー

ロールオーバーとは
非課税期間が終わった時に翌年の新しい非課税枠に資産を移すこと

つみたてNISAはロールオーバーができません。 20年経って非課税期間が終わったら、通常の課税口座に払い出されます。

一方、一般NISAはロールオーバーがでます。非課税期間の終了時に、翌年からまた5年間の非課税枠を利用する、といった使い方もできます。

【ロールオーバー】
・つみたてNISA……できない
・一般NISA……できる

※2024年の制度改正後は、一般NISAの一部(年間の非課税枠のうち20万円まで)はつみたてNISAへのロールオーバーができるようになります。この場合、一般NISA(5年)+つみたてNISA(20年)で、合計25年にわたって非課税の恩恵を受けられることになります。

つみたてNISA(積立NISA)と「iDeCo」との違い

50.積立,nisa,始め方
(画像=fuelle編集部)

iDeCoは毎月自分で決めた金額を自分で決めた運用先に預け、その運用結果次第で将来もらえる年金額が変動する仕組みの制度です。

iDeCoとは、公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金制度の1つです。 公的年金と異なり、加入は任意となります。 出典元:厚生労働省「iDeCoの概要」

iDeCoはつみたてNISAと似ているところもあるため、よく比較される制度です。iDeCoの概要や違いもチェックしておきましょう。

iDeCo
加入できる人 基本的に20歳~
59歳のすべての人
税制上のメリット ・投資の運用益が非課税
・掛金の全額が所得控除
・受け取り時も控除あり
非課税投資枠 月額1万2000円
(年額14万4000円)

月額6万8000円
(年額81万6000円)
※職業などによる
非課税期間 60歳まで
選べる投資先 定期預金や保険などの
元本確保商品、
投資信託
(1金融機関あたり数本~40本程度)
お金の引き出し 原則60歳まで不可

つみたてNISAとiDeCoは、どちらも少しずつ積み立てていくタイプの税制優遇制度です。主な違いは、以下の3つです。

つみたてNISAとiDeCoの違い
  • 税制優遇
  • 途中でお金を引き出せるか
  • 投資できる商品

つみたてNISA(積立NISA)とiDeCoの違い:税制優遇

つみたてNISAは、運用で得た利益が非課税になるという税制上のメリットがあります。iDeCoは同様に運用益が非課税になるだけではなく、投資したお金(掛金)の全額が「所得控除」の対象です。

所得控除の対象になるということは、所得税や住民税の負担が抑えられるということです。さらに、iDeCoは最終的にお金を受け取る時にも控除があります。

【税制優遇】
・つみたてNISA……利益が非課税
・iDeCo……利益が非課税、掛金が所得控除の対象、受け取り時も控除あり

つみたてNISAの税制優遇が運用中だけであるのに対し、iDeCoは投資時、運用中、受け取り時のすべてにおいて税制優遇があります。

つみたてNISA(積立NISA)とiDeCoの違い:途中でお金を引き出せるか

両者の大きな違いの一つが、途中でお金を引き出せるかどうかです。

つみたてNISAは、非課税期間中でも自分の好きなタイミングで現金化して、お金を引き出せます。しかし、iDeCoには「原則60歳まで資金を引き出せない」というルールがあります。

【途中でお金を引き出せるか】
・つみたてNISA……いつでもお金を引き出せる
・iDeCo……原則60歳までお金を引き出せない

自分のお金を自分のタイミングで引き出せないのは、デメリットと感じるかもしれません。しかし、長期間資金が拘束される代わりに、つみたてNISAよりも税制が優遇されています。

60歳まで半強制的に積立投資を継続できるため、「貯蓄が増えてくるとつい使ってしまう」「なかなかお金を貯められない」という人にとっては、iDeCoのほうが確実に継続できるため適しています。

お金を引き出せる自由を取るならつみたてNISA、節税や強制貯蓄の効果を取るならiDeCoです。
水瀬理子(ファイナンシャル・プランナー)

つみたてNISA(積立NISA)とiDeCoの違い:投資できる商品

iDeCoのほうが選べる投資先が多いです。

つみたてNISAでは金融庁の基準をクリアした投資信託しか選べませんが、iDeCoでは各金融機関が選定した投資信託に加え、定期預金や保険などの元本確保商品(投資したお金が減らない)も選べます。

【投資できる商品】
・つみたてNISA……投資信託
・iDeCo……投資信託、定期預金、保険など

つみたてNISAとiDeCoは同時に取り組むことができますが、つみたてNISAと一般NISAはどちらかしか選べません。自分が行いたい投資に合っているのはどちらの制度なのかを確認しておきましょう。

一般NISAやiDeCoとの違いをより詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。

つみたてNISAで投資ができるのは2042年まで

つみたてNISAの非課税期間は20年間であり、その間は投資で得た利益に税金がかからないお得な制度です。投資可能期間は2042年までで、2042年に投資した分は20年後の2062年に非課税期間が終了します。これからつみたてNISAを始める方は手数料が安く、銘柄数が豊富なネット証券を選ぶとよいでしょう。

つみたてNISAは従来の投資と比較すると、細かい投資判断が不要、少額投資が可能、利益が非課税になるといったメリットがあります。一方で対象となる銘柄数が少ない、損益通算や損失の繰越控除ができないというデメリットがあることも覚えておきましょう。

よくあるQ&A

つみたてNISAの投資可能期間はいつまで?
2018年につみたてNISAが創設された時の投資可能期間は、2037年まででした。しかし、2020年の税制改正によって5年延長され、2042年までになりました。

つまり、2042年まではつみたてNISAの口座で対象となる銘柄を購入することができます。

つみたてNISAの非課税期間はいつまで?
つみたてNISAの投資可能期間は2042年までです。つみたてNISAの非課税期間は20年間なので、2042年に投資すれば、非課税期間は2062年まで続くことになります。

2062年を過ぎると、つみたてNISAの口座で金融商品を保有することができなります。非課税期間は、購入した年から20年間継続することに注意が必要です。

新NISAとつみたてNISAの違いは?
新NISAは一般NISAの非課税対象や非課税枠が見直され、2階建て構造になります。1階部分では、金融庁が選定した投資信託やETFを投資対象として、非課税期間は5年間、年間投資額は20万円までです。2階部分では国内外株式やREIT、投資信託を対象として、非課税は5年間、年間投資額は102万円までとなります。一方、つみたてNISAの非課税期間は20年間、年間投資額は40万円までです。

つみたてNISAにおすすめのネット証券は?
つみたてNISAにおいて取扱銘柄数を重視するなら、181本を取り扱う楽天証券がよいでしょう。一方で積立頻度を重視する場合は、「毎日」「毎週」「毎月」を選択できるSBI証券がおすすめです。

ネット証券によって対象銘柄や積立頻度、還元されるポイントの種類が異なるので、口座を開設する前に必ず確認しておきましょう。

つみたてNISAのメリット・デメリットは?
つみたてNISAは、一度積立設定をしたら基本的に何もする必要がなく、細かい投資判断は不要です。また、100円や1,000円といった少額から投資を始められるのも魅力です。さらに、税制優遇によって運用で得た利益に税金がかからないのもメリットです。

一方で、つみたてNISAの対象となる銘柄数に限られていることや、ロールオーバーやリバランスが難しいこと、一般NISAのように損益通算や損失の繰越控除ができないことはデメリットといえます。

つみたてNISAはやめたほうがよい?
つみたてNISAは税制優遇制度であり、これから投資を始める人におすすめです。しかし、つみたてNISAが合わない人もいます。短期間で利益を獲得したい人や投資に回す資金がない人、多くの選択肢から銘柄を選びたい人には向いていません。デメリットが気になるようであれば、投資を控えましょう。

つみたてNISAはいつまでに始めるべき?
つみたてNISAの投資可能期間は2042年までなので、2042年までは口座開設が可能です。投資を始める人によって年齢が違うので一概にはいえませんが、老後の資産形成や将来の投資のために資金が必要な場合はできるだけ早くつみたてNISAを開始して、資産形成を始めたほうがお得でしょう。

つみたてNISAの運用をシミュレーションすると?
つみたてNISAには、年間40万円の非課税枠があります。40万円を12ヵ月で割ると毎月3万3,333円まで投資できることになります。

非課税枠をすべて使って年利3%で20年間運用した場合、総投資額は792万円、運用益は291万3,966円となり、20年後の資産は約1,083万円になります。

篠田啓介
執筆・篠田啓介
慶應義塾大学経済学部卒業。みずほ銀行入行後、法人営業として企業向け融資や法人保険、M&A提案を行う。
その後、ウェルスマネジメント推進本部に異動し、富裕層を中心とした資産承継や資産形成コンサルティングに従事。バランスの取れたポートフォリオを提案し、資産防衛、形成を図りながら、次の世代に資産を承継する戦略を提案。

■保有資格
証券外務員一種
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
生命保険募集人
損害保険募集人
慶應義塾大学経済学部卒業。みずほ銀行入行後、法人営業として企業向け融資や法人保険、M&A提案を行う。
その後、ウェルスマネジメント推進本部に異動し、富裕層を中心とした資産承継や資産形成コンサルティングに従事。バランスの取れたポートフォリオを提案し、資産防衛、形成を図りながら、次の世代に資産を承継する戦略を提案。

■保有資格
証券外務員一種
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
生命保険募集人
損害保険募集人

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